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澱粉溶出の環境基準について

澱粉溶出の環境基準についてです。 澱粉の使用量は1kg/平方メートルで板状に固化されています。面積は1000平方メートルの量で雨水でゆっくり溶出しており、近くの河川に流れ出る可能性があります。 この程度の溶出では河川に影響ないのでしょうか? 環境基準のこと、澱粉で判る方がいらっしゃいましたらご教示を宜しく御願いします。

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回答No.1

デンプンという物質そのものは、リスク評価と呼ばれる一連の試験の対象となるような有害な物質ではありません。 食品に含まれている成分ですから、当然ですね。 環境基準に関係する可能性があるとしたら、BOD(生物化学的酸素要求量)、SS(浮遊物質量)、DO(溶存酸素量)といった、水辺の生き物の生活に関るような項目ですね。 具体的な判定は、測定しない限り、不可能です。 管轄の市町村やその測定機関にお問い合わせください。 >この程度の溶出では河川に影響ないのでしょうか? まず、「影響がある」と判断する基準は、人それぞれの価値観によってバラバラです。 環境測定を行ったとき、小さくても、データ上全く影響が出ないとは言えません。 少しは検出されることのほうが普通でしょう。 しかしだからといって、それが憂慮すべきデータか否かの判断は、科学的な検討により、別に行う必要があります。 人間社会にとっては大きな影響がなかったとしても、小さな水生生物にとっては、一時的に影響が出る場合もあるでしょう。 酸素が減って、魚が浮くとか。 生物にとって暮らしやすい環境の維持というのは、結構、繊細な課題です。 ちょっとしたことですぐに影響が観測されることもあります。 あるときは小さな生物に対して目に見える影響が出たのに、別のときには出ず、両ケースの違いは何だったのかと聞かれても、確実な答えを出すのは難しいということも多いです。 ただし、何事も程度の問題であって、近年では、多くは一時的な影響で終わります。 環境基準とは、科学的な検討を経て厳しい値に設定された、「行政目標」に過ぎません。 これを守ることができていれば、さすがに、かつての公害のような健康被害が観測されるとは考えられないだろうという意味です。 したがって仮に、基準を少しクリアできていなかったとしても、その事実だけで危険だとの結論を導くことは不可能です。 目標ですからね。 原発事故による放射能汚染への対策なども、環境基準とは呼んでいませんが、同様です。 基準の設定されていない項目には、リスクが存在しないという意味ではありません。 微小なリスクも含めるなら、日常生活のあらゆる場面、あらゆる環境、あらゆる飲食物にリスクを考えることは可能です。 そもそも、測定もできないほど微小なリスクまで考えるとき、本当の意味で安全か危険かを判断することは、哲学などにも関ってくる難しい問題です。 便宜的に定めた数値などでは割り切れないし、完全に正しい答えを知っている人はどこにもいません。 世の中に存在するあらゆるリスクどうしを比較して、優先順位を付けながら暮らしているに過ぎません。 あまりにも小さいリスクの場合、被害を一生実感しないまま、余命が尽きてしまうのだから。

OKflash
質問者

お礼

環境計測で判断する必要があると言うことですね。そして、管轄の市町村やその測定機関にお問い合わせして見ます。 誠に、ありがとう御座いました。

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