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セラミックが延性破壊することはありますか

セラミックが延性破壊することはありますか? もしあれば、延性破壊の例を教えてください

質問者が選んだベストアンサー

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  • Massy57
  • ベストアンサー率39% (242/615)
回答No.2

古手のセラミック研究者です(既にリタイアしました)。 延性破壊という言葉はセラミックスにあまりなじみがない言葉です。脆性破壊、脆性破壊と唱えられ続け、いかにその脆性破壊強度を上げるかに一生をつぎ込んだと言って過言ではありません。ただセラミックスといえど欠陥をなくせば、挙動が一変し、塑性変形したあとで破断いたします(それを延性破壊とよんでいいのか、それとも数少ない欠陥から最終的に破断しただけかはわかりませんが。 欠陥をなくすという最も簡単な方法は体積を減らすことです、良くできたアルミナの焼結体ををダイヤモンドバイトで切削すると連続した切粉が得られ(多分うまく切削すると一重くらいはカールするものを得ることができます)。この切粉をそっと引っ張ると直線になりますが、逆に曲げると折れます、多分脆性破壊ではなく遠征破壊ではないでしょうか。 勿論高温では延性破壊が破壊原因となりうる条件が存在するはずで、実用化されているセラミックスベアリングなどでの高温使用時には問題になる(現状は潤滑剤がもたない)はずです。

toshi5750
質問者

お礼

体積を減らせば確かに欠陥は減るので、モードがかわるのはわかる気がします。 実験で色々と観察してみます。

その他の回答 (2)

  • freulein
  • ベストアンサー率39% (94/237)
回答No.3

塩化銀をセラミックスに含めるとして下さい。これ(通常は粉末)は融点も低い(455℃)ので簡単に融解して塊になります。坩堝にはガラス容器を。 これは良く塑性変形します。延性破断します。ハロゲン化銀の多くは同様の挙動をします。 延性の主な由来は結合様式、次いでバーガスベクトルの小さいことにあると考えます。これが大きいと転位の芯のひずみが大きくなって破壊の条件に近づくことになるでしょう。酸化物の延性が小さいことはそのバーガスベクトルが巨大であるからでしょう。それでも高温・高圧下ではすべり変形しているようです。 また、大理石もよく変形します。天然の大理石を研磨して、希塩酸で腐食すれば転位のピットが良く観察できます。常温下で圧縮ひずみ数%まで変形するでしょう。

toshi5750
質問者

お礼

ありがとうございます。 非常に特殊な材料をのみが延性破壊すると思っていたので、ハロゲン化銀が脆性破壊するのは意外です。

  • spring135
  • ベストアンサー率44% (1487/3332)
回答No.1

高温ではありうるのではないでしょうか。

toshi5750
質問者

お礼

破面が変わるので延性破壊してそうです。

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