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癌になったことのある従妹の保険加入について
28歳の従妹(Aとします)のことで相談なんですが・・・ 16歳の時に甲状腺癌で手術、全摘しています。 他の部分やリンパ節への転移もなく抗がん剤も使わずに2週間の入院で退院。 以後は甲状腺のホルモン剤とカルシウムなどを毎日服用しています。 若かったことと転移や抗がん剤しようがなかったため本人に告知はせず「甲状腺線種」と告げました。 そんなAですが、大学卒業後は派遣で働いたりしていましたが今年4月から社員での雇用が決まり、そこに来る保険外交員に勧誘されて保険に入ったらしいのです。 手術したことと、薬を飲んでいることを告げたら「医者(保険会社のお抱えの)に診てもらえば加入できる」と言われたそうで 保険会社のビルまで行き、そこの医者にみてもらいOKとなって保険に入ったらしいのですが・・・ 癌になったら以後保険料の支払いがなくなるプランと言っていたので 問診票に「今までに癌と診断されたことがない」という項目がたぶんあったんじゃないかと思うんです。 本人はもちろんしりませんから丸をつけたでしょう。 でも実際は癌になったことがあります。 こういう場合、そのままにしておいても問題ないのでしょうか? 保険会社の医者にまで診てもらってOKなのでいいような気もしますが癌については言ってない訳だし・・・ 告知義務違反とかになって、いざって時に保険が下りないのでは意味ないですよね? だからって保険会社に「実はA癌なんです」って言うのも・・・ 知らなかったんだから告知義務違反にはならないんでしょうか? 放置で大丈夫ですか? 保険に詳しい方、教えてください。
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- maki1115
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あくまでも私見ですのでご参考程度にして下さい。 このケースだったらAさんの場合、告知義務違反にはあたらないのではと思います。 告知義務違反とは意図的に虚偽の告知をした場合ですから、それには該当しません。 問題となるケースの例を挙げます。 今後甲状腺ガンあるいは転移が見られ、再度同じ病院に入院し、治療を受けたとします。保険会社に診断書を提出したら、過去の病歴が全て知られてしまい、告知義務違反の調査に入られ、結果的にAさんも16歳の時既にガンに罹患していた事実を知ってしまう可能性もあります。 過去の病歴を知られないために他の病院で治療を受ければ、診断書にも過去の病歴は書かれません(この際に以前から甲状腺のホルモン剤とカルシウムを毎日服用していたことを言ってしまうと結果的に過去の履歴を追われる可能性があります)から保険金・給付金を受けられる可能性は高くなりますが、保険会社というのは契約者・被保険者を常に疑うものですから、病院を変えた事を不審に思い過去の病院に調査に入るかもしれません。 解約させるにも本人に納得いく説明が必要になりますし、このまま継続するのであれば家族や周囲の方はいざという時までこの保険契約の存在を知らなかったことにするしかないですね。 いざ保険が必要となった時に「本人が知らなかった」ことを保険会社がどう判断するか、それはその時にならないとわからないといことです。
- rokutaro36
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難しい問題ですね…… 今までがんになったことがありますか…… という質問は、がん保険だけです。 がん保険の場合、過去にがんになったことがあれば、 契約不可となります。 がん保険以外ならば、 過去5年以内に……という期間が限定されます。 ただし、ホルモン治療を受けていれば、その根本の原因が がんなので、がんの告知が必要…… という理屈になります。 いずれにしろ、告知義務違反となります。 本人が知らなかったから、告知義務違反にはならない…… ということにはなりません。 では、どうするか…… ここからが本題なのですが、 本人に告知するか、しないか、という大問題があります。 告知しないとするならば、保険契約は、賭けですね。 犯罪にも時効があるように、告知義務違反にも時効があります。 約款には2年と書かれていますが、色々と条件があり、 従妹様の場合、約款には明記されていない例になります。 ですが、保険は契約なので、商取引です。 なので、商法が適用となり、商法での不正契約の時効は5年です。 つまり、5年たてば、時効となるということです。 では、その間に何かあった場合どうなるのか…… 死亡保険の場合、甲状腺がんとは無関係ならば、 保険金は支払われますが、それより問題なのは、 入院給付金の請求です。 入院給付金を請求する場合、 診断書が必要となる場合があるので、 (不要なのは、短期の入院で、手術がない場合) その診断書の「既往症」に何と書かれるか……です。 がんであることを知っている病院で治療を受けた場合、 当然ですが、既往症に「甲状腺がん」と書かれます。 かかれなくても、調査が入る場合があります。 さて…… 情報管理がしっかりしている会社は、本人にばれないように 徹底してくれますが、そうではない場合、 本人から、「給付金が出ない理由は何か?」とか、 「契約解除になった理由を知りたい」という問い合わせに対して、 うっかり答えてしまう……ということが起きてしまう可能性があります。 実際、本人が、自分のがんを疑って、 保険会社に問い合わせをする場合があるのです。 「○○だけど、がん保険の請求をしてあると思うけれど、 もう、支払は終わっているのかな」 がん保険は、がんでなければ支払われませんから、 支払=がんである証明 となるのです。 情報管理が徹底していない会社は、「はい、お支払しています」と 答えてしまうことになります。 なので、保険金が支払われる・支払われないという問題だけでも ややこしいのに、それだけでは終わらない 複雑で微妙な問題ないのですよ。