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■西ドイツ製らしい時計?について・・・

小さい置時計なのですが、本体に書かれている(?)情報は 「Kaisel」 「7 JEWELS 8 DAY」 「WEST GERMANY」だけで 箱などはなく、メーカーすらよくわかりません。 「Kaisel」がメーカー名かと思っていたら、どうもそうでもないようですし、 そもそも「7 JEWELS 8 DAY」ってどういう意味でしょう?? 何かご存知の方、教えていただけませんでしょうか。 どうぞよろしくお願いいたします。

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回答No.1

Kaiselではなく、Kaiserではないでしょうか? 西ドイツで昔Kaiserという置き時計(や小型のトラベルクロック)を作っているメーカーがありました。 「Antique Kaiser Clock Germany」等で検索をかけると出てきますよ。 ちなみに7 Jewels 8 Dayですが、「8 Day」は「一度巻いたら8日は持つよ」の意味です。 また、7 Jewelsというのは、内部で使用している軸受けに7つの人工宝石を使用している、という意味です。 手巻き等の機械式時計の内部には多数の部品と、それを支える軸があります。多くは歯車の軸ですが、その他に回転する振り子やバネの軸もあります。 これらは小さな力で精密な動きをしますが、何十年にもわたって正確に動き続けるためには、軸受けが摩耗しては困る訳ですね。そこで、摩耗を最小限におさえるために軸受け部分に人工の宝石でできた部品を使います。この時計では、その人工宝石が7石使われている、ということになります。 以上、ご参考まで。

yuzuyuzuyu
質問者

お礼

早速に回答をいただきまして、どうもありがとうございます。 ご指摘の通り「Kaiser」でした…もう今は無いメーカーなのですね。 もともと中古で人にもらったもので、傷だらけではあるのですが 趣があって気にいっているので、今後時計を買いなおす際の参考にしようかなと思ったので 残念です。 「7 Jewels~」についても丁寧に解説していただいて、 とてもよく理解できました。 どうもありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • iapetus
  • ベストアンサー率60% (248/413)
回答No.2

時計は、歯車、がんぎ車、アンクル等の沢山のパーツが回転したり擦れ合ったりしながら、長い時間動く機械です。 そのため、回転軸の軸受や、アンクルの受爪は、摩擦で擦り減って行き、運動にバラつきが生じ、時計の「狂い」として表れてきてしまいます。 そのため、正確さを長持ちさせるために、高級な時計ほど、コストに跳ね返ることを承知で、軸の先端や、その軸受け、回転速度を制御しているアンクルの「受爪」(時計の針が細かく停止して「チチチ・・」と時計独特の音を出す部分)等の摩擦が掛かる部分には、固くて擦り減るのに時間が掛る、コランダムという鉱物(ルビーやサファイア等の「宝石」)が使われています。 (リンク先:がんぎ車(左)とアンクル(右)。アンクルの二股の先端がルビー製の「受爪」) http://www.seiko-watch.co.jp/baselworld/s/images/precon-4-3.jpg (リンク先:ピンクの丸いパーツがルビー製の軸受け) http://livedoor.blogimg.jp/senjoushi/imgs/3/0/30a591d6.jpg つまり、その時計には、「7箇所に宝石(Jewel)が使われています」という意味になります。 宝石の数は、その時計の高級さや、正確さが長持ちするかどうかの、相対的な指標として表示されていたのだと思いますが、昔は大抵の時計に表示されていましたが、今は表示されていないか、控えめな場所にしか記載されていないみたいです。 クオーツ時計の影響で、宝石数で正確性を誇示しても、説得力が薄れてしまったからかもしれないですね。 「8DAYS」は、一度ゼンマイを巻き切ると、「8日間動きます」、という意味だと思います。 メーカーをお知りになりたいのなら、ケースの裏側や縁、底面などに刻印がないでしょうか?。 無ければ、時計屋さんに分解してもらうと、中に刻印があるのかもしれません。

yuzuyuzuyu
質問者

お礼

早速に回答をいただきまして、どうもありがとうございます。 「7 Jewels~」について、わかりやすく詳しく解説していただいて、 とてもよく理解できました。 宝石の数=正確さの証明だと初めて知りました(高い時計なんて買ったことが無いもので…) 面白いですね、時計に興味が出てきました。 どうもありがとうございました。

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