メディアの韓流編重を止めさせられる？

質問

• スポンサー企業の不買運動やデモをしているようですが、テレビ局の系列企業の新聞や百貨店の不買運動もする？韓国のタレントがコマーシャルをやっている企業の不買運動もやれば良いのか？
• 韓国が金を出している様なので、視聴率は関係無いかもしれませんが、見たくなければ見なければ良い？韓流ドラマやK-POP、韓国の情報がテレビから流れたらチャンネルを変えるぐらいか？番組自体を見ないか？テレビ自体を見ないのか？
• スポンサーが金を出して韓流を流し続けたいと思っている以上、韓流編重は変えられないのか？ある程度規制が必要なのか？テレビ局が一方的に情報を操作して流すものだから、今後も韓流を排除できないのでしょうか？

回答No.12

parts

気持ちは、何となくわかる気もします。確かに、韓流番組はBSを中心に多いですからね。
その割に、日本の番組はコスト削減のあまりバラエティ以外の番組制作が減っているように思えます。ドキュメンタリーなども減っていますしね。ある意味、無難に丸く収まっている感があります。
そう考えると、若い世代ほどテレビに対する不信は大きくなるでしょう。特に韓国は歴史的な背景もあり、日本との問題やつながりも昔から多いですからね。
まあ、私は最近はテレビもほとんどナショジオと世界遺産などに収まっているので、私自身がそれに対して気にすることはないですけどね。

止められるか否かでいえば、はっきり言えば今の日本でどんなにデモをしても、視聴率が一定以上あれば無理です。これが、日本が戦後の教育中で育てた資本主義や自由主義経済の原理原則なのです。
もしこれが、曲げられるようなことがあれば、情報統制となり社会主義的な発想の始まりとなります。
すなわち、質問者様が思う通りの主張が政府や国家機関の意向にそぐわなければ、検閲されるような世の中になります。まあ、これはあくまで極端な例ですけどね。

本来は、これを前提にどのような行動をとれば、世の中を自分の思うものにできるかを考えるのが大事です。そうしなければ、単にデモをしても、一般の評価は希薄となります。中にはしっかりとそのビジョンを示し理想を掲げる人もいますが、このところの傾向は世界のデモにしても、アラブの春と呼ばれる革命にしろ、先が不透明でありながら、反発し壊すだけ壊し、壊した後は誰かがなんとかするだろうとといいう丸投げが多いのですよ。だから、革命は見た目では起きても、実感としてその結果が、動いた人には表れないケースも出ているようです。

だから、質問者様にも一考していただきたいのは、それを止めた先に何か良いことがあるのか、止めた後に質問者様は何があれば、良いと感じるのかなのです。

そういった視点から回答します。

メディアが生み出したブームはたとえば、AKBなどでも言えますが、このところ偏った偏重傾向があるのは確かです。どの社も売れると踏んだ番組は大量に生産し、飽きられると次に視聴率が高いものに、シフトします。いわゆるイナゴの大群のように、大量投入し食いつくし、逃げていく手法です。
その末期には、どちらかというとネガティブなイメージが残るため、しばらく別番組でつなぎ時間を置くしかありません。結果的に、長続きするのは、長寿で続く番組と古くからいる司会者が中心の無難な番組になります。番組改編期は、毎年恒例のスペシャル番組をやります。
そこで、飽きをリセットしようと試みます。

この傾向は、リーマンショック前後からさらに強く表れるようになりました。コストカットの影響もあるのでしょうが、たとえばお笑い芸人を投入した番組が増えたのはそのころから、パッケージでの販売が増えたのです。そこに、韓流という比較的女性を中心に人気が取れる要素があったというだけにすぎません。

韓国では、政治のトップに財界の有力者が就くことが一般的です。そのため、日本に限らずコンテンツ、製品、農業など経済にかかわる部分での外国への進出は、世界でもトップクラスの迅速さで行われます。まあ、それがこのところ裏目に出始めており、たとえばサムスンの携帯電話が世界でApple
訴訟の火種になったりしているわけですが・・・そのビジネスモデルがあって今そこそこ安定しているのが韓国です。彼らにとっては、自分たちが生んだものを、外で売ることが基本であり、世界で発言力や力を高めるためのステータスなのです。

それに対して、日本はすでにインフラや社会基盤は完成されどちらかというと、停滞から衰退の時期に入っています。それでも、世界トップ水準の技術力、国民全体の識字率は世界一、インフラの整備率は世界トップクラス、給与所得水準は円高の影響もあり、基軸通貨ドルベースでは増えています。
すなわち、まだ余裕のある国なのです。そして、それが自由をもたらします。人々が平和で安定しているからこそ、韓国云々を語ったり、テレビの方向性を議論できるのですが、その逆に、経済衰退からか、人に頼ってしまう傾向は強まっています。自分で、中長期的なビジョンを示すことは少ないのです。

これらの点を考えると、韓国云々に対して単なるデモでなんとかなると思いますか？
はっきり書いてしまうと、韓国からすればコンテンツも大事な産業です。それになりふり構わず力を注いで、稼ぐ必要があるのです。それが彼らのビジョンであり方針です。日本は、確かに不景気が長引いていますが、それでも世界でNo3の座にいます。もしも、韓国からくるコンテンツに問題があると思うなら、このNo3の座にある日本が、日本の企業や政府、場合によっては個人として、韓国以上に魅力的なコンテンツを作ることがまずは先決です。

それができないなら、いつまでたっても、デモなどしていても韓国の人は、日本に売るためのコンテンツ制作に勤しみ、日本にもっと多くのコンテンツを入れようと努力するでしょう。まあ、不当に魅力的で安価なコンテンツを自分が作ったが、韓国企業の圧力を理由にはねのけられたというのであれば、デモをする意義はあると思います。

ただ、自分は制作していないか、新しい提案をしていないにも関わらず、問題だと言っているだけでは、そもそも相手と戦う土俵にも立っていません。流れてくる韓流は、どんどん質を上げるかもしれません。いつしか、その人たちは意味のないアンチ韓流だけでみられるようになるでしょう。

これは、韓国で日本の政治家が竹島周辺の視察に行こうとした際に、抗議行動があった時と同じです。我々からすれば、彼らの抗議は、気の小さな人が、過剰反応したようにしか見えなかったはずですし、自国でさえもそう見られてもおかしくないという話が出てきたのと同じです。

デモというのは、その先に誰もが、そうだね。またはそうかもねと多少なり納得できる理由があったときに、初めて意味を持ちます。それが、もしも混沌に向かい、単にそれが消えても変化しないか、変化が悪い側に向かうなら、評価はほとんど得られません。むしろ、嘲笑う人が増えるでしょう。

老若男女問わずこれは言えることですが、デモをするからには、デモ先で変化をもたらしたら、今度は自分たちがかえた社会を必ず引っ張る覚悟を持ってください。デモで変化すれば終わりだとは思ってはなりません。デモは、変化の始まりを起こすための活動で、変化の先には必ずその代償が生じます。だから、デモ参加者はその先を支えるための理想を持って行動しなければならないのです。

「変化した。やった～自分たちの要求が通ったぞ」で終わるなら、それはデモではなく単なる「強請」でやくざと変わりません。誰かがその犠牲になって自分だけが良ければよいなら、烏合の衆であり、一部の賢い人だけがうまくいき、大半の人は使い捨てに終わるでしょう。最後に書きますが、デモを否定する気はありません。考えがしっかりあるなら、参加してください。

まだ、お若い方ならこれから先、もっと大変な時代がくるかもしれません。
この韓流にしても、なくなれば何をもたらすか、もたらさないかを考えてみるのが良いでしょう。
きっと視点をいくつも考えれば、見えるものは変わってくるはずです。おのずとそこから、行動に必要な部分も出てくるでしょう。

長くなりましたが、私なりに複数の視点から書いてみました。参考になれば幸いです。

お礼

回答有り難うございます
韓流編重デモの目的は
韓流編重を辞めさせることでしょう
韓流編重前に戻すだけでも良いと思います
こちらから求めたものでは無く
向こう側から押し付けられた韓流ですから
嘘を正すだけ  だと思います