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義理母の老後資金(投資信託)
義母が銀行に「預金金利は低いので、投資信託はいかがですか?」と勧められ、〔日興 世界のさいふ〕と〔JPモルガン あいのり〕に老後資金300万円を投資していますが、今現在ですと60万程の損だそうです。 この投資信託は、売らなければ損が確定しないそうです。 今とる対応としては、 1.今後も下がるだろうから、損を確定させてでも、すぐに処分する。 2.今は、我慢して、まだ持っている方が良い。 経済に詳しい方の、ご意見をお待ちしております。
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先の回答にて、大変大きな間違いをしておりました。 1口1万が9800円ではなく、8000円に評価額が減ると60万の評価損です。 9800円だと6万の評価損でした。 いつ購入されたのか分かりませんが、恐らく最近のことでしょう。 なので、1口あたりの基準価格が下がり始めた途中だったことから、失礼な言い方になりますが、 現時点での評価損が60万で済んでいるとも言えます。 数年前だと価値が半減しているのが多いです。 銀行も利益を出してなんぼの企業ですから、担当者が投資信託を勧めたことをすべて非難はできません。 必ずメリット、デメリットを説明した上で、元本割れのリスクがあることを説明し、またそうした 書類などももらったうえで、最終的に判を押して預けてしまったので。 ただ、お年寄りでなくても分かりづらいこうした商品を、うまいこと言って勧めてくるのも事実。 理解した上で購入して損をするのと、なんだかよく分からないけど、相手を信用して買って結果的に 損をしたのでは、気持ち的に大きな違いがあります。 買ってしまったものは仕方ないので、今後どうするかでしょう。 それがご質問の内容かと思いますが、どんな経済学者でも、将来的な市場を予測するのは困難です。 よって、処分するか持ち続けるかの回答もないのが正直なところです。 ここからは私個人の考えになりますが、義理母さんをあなた方が経済的に支えていけるのであれば 処分せずに持ち続ける、そうでなければ、義理母さんのご年齢にもよりますが、60万の買い物をした つもりで、現金化して家計にあてた方がいいかと思います。 もし身近にFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持った方がいたら、この道の専門(経済が どうなるかではなく、今回のような場合の対応についての相談)に相談してみると良いと思います。 自治体によっては相談会みたいなものもやっているようです。
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- HOFUMAN
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他の回答者が言われているように、株式や投資信託といったものは、持っている間は、時価の評価損益が出ているだけで確定しません。 買ったときの値段が1口1万としますと、 義理母さんは300口、300万を元手に投資信託の商品を買いました。 その後、市場や為替などの影響で、1口1万だった商品の価格(基準価格)は増減します。 現在は、経済不況と円高により、多くの投資信託商品は下がる一方です。 細かい諸費用を省略しての概算となりますが、今はその基準価格が9800円/口に下がったことで、 もともと300万で300口買ったものが、300口×9800円=240万 に評価が下がったとなります。 つまり、現在60万の評価損ということです。 そして、このままもし売却すれば、元本に対して60万の損失(確定)が生じることになります。 ただし、持ち続けていれば、今後の基準価格の増減よって、投資信託の評価額も増減します。 単純に、今売らなければ損は確定しないから、持ち続けていれば、増えることもあるよ(実際は もっと下がることもある)と言いたいだけいのことではないでしょうか。 今後のことは誰にも分からないので、処分した方がいいか、持ち続けるのがいいのかは判断できません。 ただ、義理母さんの年齢が分からないのですが、通常、ご高齢である場合、投資信託のような元本保証 でない博打的要素の高い商品には手を付けない方が良かったと思います。 もちろん、他に資産がおありで、余裕のあるお金を投資信託に運用させたのであれば別です。 義理母さんの年齢や経済的な事情をふまえて、よく考えて対応を取られた方がいいかと思います。 最後に、投資信託の開始時期、分配金を受け取っているのであれば、これまでにトータルでどれぐらい 受け取ったのかも考慮して、全体でいくら損があるのか計算して見る必要があります。 私も投資信託をやってしまいましたが、評価額が購入時の半額にまで落ち込んでおります。 すぐに資金が必要にならない限りは、5年、10年を見据えて持ち続けるしかないと思っています。
お礼
義母は、銀行員の餌食になった形です。知らない人は、損をするリスクがありますね。 もう、銀行員の言いなりにはならないそうです。300万は、手持ちのほとんどのお金だそうです。 どうも、ありがとうございます。
- qazwsx21
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>この投資信託は、売らなければ損が確定しないそうです。 当たり前のこと言っているだけです。そう言われると「それなら売らないで置こう。」となるでしょう。それが狙い目なのです。投資信託は保有しているだけで信託報酬という手数料がかかっています。実際に保有者が支払う形でなく、投資信託の純資産から支払われていますので、保有者は払っていることすら気がつかないことになります。 その報酬のいくらかを投資信託を売った金融機関(銀行)に配分することになっています。このことは目論見書というものに明記されています。したがって、解約や売却しないで保有してくれれば、銀行にとっても美味しい話なのです。 ちなみに、20%の損失ならいいほうだと思います。私など、半値以下の投資信託を複数もっていて、これはもち続ける以外に方法はないなと思っています。お金がすぐに必要なら損しても売ってしまいますが、そうでもありませんし。 ですので、売るかどうかは、その人が考えればいい話です。
お礼
>保有者は払っていることすら気がつかないことになります その通りで、まったく知りませんでした。 私どものような、知識のない者は、銀行に勧められても、断るべきですね。ひとつだけは、勉強になりました。「あの銀行員め、もう付き合わないぞ」と。
>この投資信託は、売らなければ損が確定しないそうです。 やや揚げ足取りですが、ご指摘の投信に限らず売却するまでは損益は確定しません。いわゆる評価損です。 担当者が「売らなければ」と言ったのは、おそらく【信託に期限が設けられている】【債券型投信】だからということではないでしょうか? もう一度担当者に「なぜなのか」を確認してみてください。 分かるように説明できないなら本人も理解できていない可能性大です。たぶん用意された「営業用の定型文」でしょう。 >1.今後も下がるだろうから、損を確定させてでも、すぐに処分する。 >2.今は、我慢して、まだ持っている方が良い。 あいにく預言者ではないので上がるか下がるかには言及できません。 投信の有するリスクやコストについてだけ触れてみます。 ---------------------------------- 【世界のファンド】 『交付目論見書』 http://www.nikkoam.com/files/fund_pdf/140813/file/140813moku.pdf 『マンスリーレポート』 http://www.nikkoam.com/files/fund_pdf/140813/file/m_w-saifu.pdf 『リスク情報』 http://www.nikkoam.com/products/fund/saifu/risk02 信託期間:2016年10月12日まで(2006年12月15日設定) <以下抜粋> >公社債は、金利変動により価格が変動するリスクがあります。 >一般に金利が上昇した場合には価格は下落し、ファンドの基準価額が値下がりする要因となります。 ご存知のように債券は満期時まで保有すれば額面金額で元本が返ってきます。また利息も予定分がすべて受け取れます。 しかし、満期までは市場金利の変動に合わせて価格が上がったり下がったりします。 下がっているときに売ってしまえば、売却損も出ますし、受け取れる予定の利息もなくなります。 ただし、損益はすでに受け取った利息分も考慮する必要があります。 >発行体にデフォルト(債務不履行)が生じた場合…価格が下落(価格がゼロになることもあります。) 信用度(債務不履行の可能性)の目安が「格付け」ですが、格付け自体は何も保証してはくれません。 >外貨建資産については、一般に外国為替相場が当該資産の通貨に対して円高になった場合には、ファンドの基準価額が値下がりする要因となります。 これはそのままです。 購入時より円高=資産が減少 購入時より円安=資産が増加 ただし、ドル建てだけではないので「ドル・円」だけでは判断できません。 ※保有コストについては 信託報酬:「純資産総額に対して年率0.93655%」とありますのでこの分が毎年減少していきます その他費用は目論見書参照。 ------------------------- 【JPM新興国毎月決算ファンド(あいのり)】 「交付目論見書」 https://www.jpmorganasset.co.jp/jpec/ja/fund/info/109000/pdf/110609_prospect_109.pdf 「月報」 https://www.jpmorganasset.co.jp/jpec/ja/fund/info/109000/pdf/m109Aug11.pdf <以下抜粋> 「主に新興国の債券およびBRICS5の株式に投資します。」 >先進国と比較して一般的に政治、経済、社会情勢等が不安定・脆弱… >市場の規模が小さく流動性が低いため、…価格変動が大きくなる場合があります。 >先進国と比較して法規制の制度や社会基盤が未整備で、情報開示の基準や証券決済の仕組みが異なること、政府当局による一方的な規制導入もあることから、予期しない運用上の制約を受けることがあります。 >税制が先進国と異なる面がある場合や、一方的な税制の変更や新税制の適用がある場合があります。 端的に言うと新興国の債券の格付けは低めの比率が増える(その分利回りがいい)。 株式は変動が大きい(その分儲かる可能性も損する可能性も大きい) >原則として為替ヘッジ(変動リスクの排除)を行わない >債券の価格は、格付の変更によっても変動・下落することがあります。 >金利の変動が債券の価格に影響を及ぼします。一般に、金利が上昇した場合には、債券の価格が下落します。 ここは前述のとおりで無事満期を迎えれば額面どおりの償還が行われます。 しかし、この投信は【無期限】の運用です。 つまり債券の満期が来れば別の債券に乗り換えるということを常に行っています。 これは「世界のファンド」も同じですが、運用期限がある場合はその期限合わせて乗り換えを終了します。 この点について担当者はきちんと説明してくれたでしょうか? >株式の価格は、政治・経済情勢、発行会社の業績・財務状況の変化、市場における需給・流動性による影響を受け、変動することがあります。 この投信は現在【株式がおよそ30%】です。 この点についても担当者はきちんと説明してくれたでしょうか? ※保有コスト ・運用管理費用(信託報酬):純資産総額に対して年率1.8501%(税抜1.762%) ・監査費用信託財産の純資産総額に年率0.021%(税抜0.02% その他費用は目論見書参照 ----------------------- >300万円を投資していますが、今現在ですと60万程の損だそうです。 損益は「いままで受け取った分配金」+「いま解約して残る金額」で判断してください。 毎月(定額)分配型に特有の分配金の仕組みについてはこちらのサイトが参考になります。 『分配金のメリット・デメリット』 http://toushin.pepeo.net/tousshinkoramu6/bunpaikin-merit-demerit.html (参考) 『投資信託のリスクを防ぐ初心者ガイド』 http://www.j-kurasi.com/ 『投資教育が教えない禁断の四択問題』 http://diamond.jp/articles/-/13759 (無料登録するとメルマガが配信されます。) 『金融マーケティングの何に気をつけたらいいか 』 http://diamond.jp/articles/-/13903 ※不明点、間違いなどありましたらご指摘ください。
お礼
色々と、教えてくださってありがとうございます。 >この点について担当者はきちんと説明してくれたでしょうか? 銀行員は説明したかもしれませんが、義母は耳から聞いていても、理解は出来ていない状態です。強く言われて義母の印象に残っている事は、「預金では運用に期待できないから、投資信託が良い」この事だけです。 私は、投資信託も株も、一切やりませんので、あなた様の書き込みを見ても、もっと教えていただいたサイトで学ばなければ、仕組みすら良く判りません。義母の年齢では、ある程度付き合いのある銀行員に預金より良いからと勧められれば、勧められた通りに投資してしまうでしょう。 どうもありがとうございました。
お礼
>書類などももらったうえで、最終的に判を押して預けてしまったので 銀行員のやることですから、形式を踏んでの契約でしたが、本当に形式だけです。 説明を受けた義母はなにも分かっていなくて、分かっているのは、銀行員の言った「預金は利息がほとんどつかないから、良い商品をお勧めに来ました」これしか、印象に残っていないそうです。 私は、確信犯的な営業行為と判断し、以後は〇馬銀行とは、一切の付き合いはしない事にしました。 〇馬銀行に10年程前に、1000万円の住宅ローンを申し込んだ際も、以下の条件をつけられました。 条件1.私と妻の2人で、月々1万円の積み立てをする。 条件2.私と妻の2人で、クレジットカード(年会費有り)をつくる。 カードは仕方ないにしても、ローン・生活費の他に2万円の積み立てはキツイと思いましたが、お金を借りる弱みで条件を呑んでしまいました。 今回の義母の件で、無知は損をする事と、営利を目的とした営業マンには、不親切な人も一部存在する事がよ~く分かりました。これからは、義母に代わって私達夫婦が勉強して、自己責任で対応できるようにしたいと思います。 色々とご親切にありがとうございました。