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黒留袖の家紋について
- 黒留袖の家紋についての質問です。質問内容は、1)桐の紋の着物の評価、2)着物の柄の評価、3)家紋の入れ替え可能性について、4)嫁ぎ先の家紋の選択、5)黒留袖の質の確認方法についてです。
- 質問内容は、1)桐の紋の着物の良否について、2)着物の柄の評価について、3)家紋の入れ替え可能性について、4)嫁ぎ先の家紋の選択方法について、5)黒留袖の質の確認方法についてです。
- 黒留袖の家紋についての質問です。具体的な質問内容は、1)桐の紋の着物の評価、2)着物の柄の評価、3)家紋の入れ替え可能性について、4)嫁ぎ先の家紋の選択方法、5)黒留袖の質の確認方法についてです。
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多くの方がお答えのように、家紋の扱いについては、地域的なこと、各家々の慣習など、様々な考え方や主義があるので、これが正しい、ということはありません。 女紋というものは関西以外ではあまり見かけませんし、女性が実家の紋を持って嫁ぐというのも、習慣としてあるところと無いところ、あるいはある家とない家とがあります。 ですから、それぞれのお家のやり方に従うのが一番正しいと思われます。 次に五三の桐の紋ですが、おっしゃるようにオールマイティーという考え方もありますが、そもそもは自分の家の家紋がない、あるいは家紋を知らない場合に便宜的に桐の紋を入れるようになったのが始まりのようです。近年では貸衣装などに入れられていることが多いので、家に家紋があり、自分の着物を着るのでしたら自家の紋を入れるのが当然で、そういった意味でやや不愉快になられたのではないかと推測します。 お写真の留袖ですが、40年ほど前の物にしては随分斬新で、凝ったものだと思います。実物を見ないと正確なことは申せませんが、かなり良いものだと思います。(根拠を言わないといい加減な答だと思われるかもしれません。詳しく書きますと非常に長くなりますので簡単に説明しますと、40年前の刺繍ということは、日本国内の刺繍である可能性が高いです。当時は現在のように海外の安い工賃で刺繍をするということがありませんでした。また、留袖の柄としては比較的珍しい柄ですので、大きいミシンで一度に大量に生産されたということも考えにくいです。)お手入れをしっかりなさって、長くお使いになれば良いと思います。 紋の入れ替えについては、物理的には出来ないことはないと思います。(現在の紋の入れ方にもよりますが)ただ、紋の入れ替えをしますと、年月が経ったときに前の紋の型が浮き出てくるという事例が、幾つもあります。その可能性をご承知の上で入れ替えなさるならいいと思いますが、その度にお手入れをなさる必要が出てきます。専門家にしっかりとご相談なさるのが良いと思います。 以上、染呉服製造卸業からのアドバイスでした。よろしければご参考になさって下さい。
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- ace_
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こんばんは。 関西在住の既婚者です。 私も結婚後に留袖を誂えましたが、紋については悩みました、、 地域や人によっていう事は様々で、お店も同じくです。 私は悩んだ結果、母の実家の紋を入れましたが、それは実家の紋が丸・剣有りで、女紋はそれを取るとかややこしく、母の喪服(五三の桐)を貰ってるので、合わせとくか~みたいな感じです(笑)。 正直途中で面倒くさくなりました(笑) 色々お店で聞いた時も、質問者様と同じ理由で五三の桐にした話も聞きました。 お母様の留袖を着たかった気持ちお察ししますが、紋については、人其々いう事が違いますし、柄も其々の価値観がありますから、前回は義妹の結婚式だったわけですし、義母の選んだ着物は一番の安全策だったと思いますよ。 だって紋や柄について後で言われる事がないでしょう♪当時は嫌な思いをしたようですが、ラッキーだったと気持ちを切り替えてみては如何でしょうか?。 お母様の留袖、派手過ぎず、地味過ぎず、私は良いと思います。でもこれも個人の価値観です。 紋入れ替えもできますが、生地や染料の質で難しい事もありますから、あえてこのままに、ご自身の身内や、将来お子様の結婚式に着用なさっては如何ですか? 25才の時に誂えた留袖はお子様の時には派手になってるかもしれませんよ(笑)。 どうかあまり思い悩まず、留袖が2枚あってラッキー♪ぐらいに思っていただけると嬉しいです。
お礼
確かにそうですね。母のは少し地味ではあると思います。 もう少し老けたら着れるかなぁって感じです。 少し気持ちの整理がついた気がします。
ご実家と嫁ぎ先は離れているのでしょうか?つまり地方、地域が違うのでしょうか? だとしたら土地に根差した慣習のちがいかも知れません。 NO.1の方もおっしゃるように女紋の慣習は主に西日本のものです。 関東などには女紋を引き継ぐという習慣・感覚はありません。 ただ、実家の紋を着てはいけないという決まりもありません。 (1)(2) 想像するに、お姑さんとしてはやはり婚家の紋を着て欲しかったのじゃないでしょうか。 それと、やはり五三桐といえば貸衣装というイメージは強く、長男の嫁が貸衣装を着ていると誤解されるのも嫌だったのでは。 五三の桐がオールマイティ。確かにそうなんですがそれだけに貸衣装の印みたいになってしまってるのです。 お写真を見るととても立派で素敵な留袖だとお見受けしますので、柄が気にくわなかったというより紋を気にしたんだと思います。 でも、あなたのお母様からの譲りものであると言われてお姑さんも面と向かっては言いにくかったのでしょう。 たぶん「なんだって五三桐を入れたのかしら?」と思われたのでは、と。 (3)(4) 紋替えはできますよ。ただ、古いものだと生地が弱っていてできない場合もあります。 信用のおける呉服店や悉皆店にご相談ください。 やはり紋を入れ直すからには嫁ぎ先の紋を入れるのが無難では? 他の紋になおす意味がわかりません。 (5) 聞きづらくてもお身内なのだからお祖母様に聞いても良いと思いますけど? どうしてもというならどこか老舗の信用のおける呉服店か悉皆店にお手入れがてら聞いてみたら良いと思います。 40年も経っていればそろそろ洗い張りをして胴裏や八掛けを取り替えるべきですから。 紋替えについてもその時相談してみれば良いでしょう。 いずれにしてもお姑さんはお着物に思い入れの強い方だと思います。知識もお持ちでいらっしゃる。 今どきそこまで気にする方はあまり多くはないですから。 郷に入れば郷に従えで頂いた留袖をお姑さんの前では着るようにしましょう。 お母様の留袖は、あなたのご実家筋の結婚式にとっておくようにしてはどうでしょう。
お礼
遅くなりましたがありがとうございます。 実家も嫁ぎ先も岐阜県内です。 母曰く、着物を作るときに五三桐にしておけばどこでも切れるからだそうです。実家は梅鉢で一応知っているけど、あまりこだわってないみたいです。だからだと思います。
- ka28mi
- ベストアンサー率41% (969/2315)
遊びで着物を着ている者です。 フォーマルの着物については、色々と悩みますよね。とりあえず、分かるレベルで書かせていただきます。 (1) 桐の紋は、仰る通りオールマイティのものですね。私なんかは、どーでもいいやと思いますが、旧家の方や家紋にプライドをお持ちの方には許せないそうです。レンタルなら分かるけれど、買うのならきちんと入れろ、と思うそうです。 このあたりは、価値観の違いとしか言えないですね。 女系の紋については、近畿周辺の習慣だそうです。地域によっては「女紋」という言葉は紋のサイズや染め方を表すもので、母方の紋を使うと言う習慣はないところもあるそうです。 そんな地域だと、なおのこと、嫁ぎ先の紋を使うべきと思われるのでしょうね。 (2)(5) 絵羽になっていないといっても、松竹梅の刺繍なら十分吉祥柄だと思いますね。 また、留袖で言えば、若い方は腰高に近い華やかなもの、年配になるほど裾模様だけの地味なもの、を使うと聞いたことがあります。 年齢にそぐわない、と思われた可能性はないでしょうか? さらに言えば、40年前に作られたものとなると、失礼ながら年代的に、あまり上質の物ではない可能性があります。私の母の物もそうなんです。もう少し前ですけれど、胴裏が黄色く変色しており、絹自体もあまり良くありません。 着物の質自体は、手入れをするために呉服屋さんなり悉皆屋さんなりに見てもらうと、分かります。 (3)(4) 家紋の入れ替えは可能です。 絹の質と、染によっては、地色の染め替えも可能ですよ。私は母の世代に流行っていた黒絵羽織の色を抜いて、朽葉色に染め変えてもらいました。金糸だけが残って、粋な羽織になりました。 「悉皆 紋の入替」で検索をされると色々出てきます。 私は、呉服屋さんを通じて頼んでいるため、特にお勧めできるお店というのがありませんが。 もっとも、紋の入替や、染め替えが可能かどうか、する価値があるかは、生地を見てもらわないと確かなことは分かりません。 40年前の物であれば、胴裏などにも傷みが出てきているのではないかと思いますから、一度、悉皆屋さんなどに見てもらうのが、いいかもしれませんね。 女系紋を使うのか、嫁ぎ先の紋を使うのか、これについては確かな回答はないと思います。ルール上は、女系紋でなんの問題もありませんが、質問者さまとご家族の問題ですから。 私でしたら、着物の質と懐具合が許せばの話ですが、留袖ではない普通の仕立てに直してしまい、紋を刺繍紋にしてしまうことも考えます。 裾の模様が松竹梅の丸い刺繍で、質問者さまの女系紋が梅鉢なら、梅鉢を刺繍に仕立てた洒落紋というのも、素敵なのではないかと思います。 留袖としては使えなくなりますが、お正月やお出かけに訪問着風に使えそうですし、地色を黒以外に染め変えることができれば、お友達の結婚式にも使えるでしょう。 「お母さまから譲られた黒留袖」という思い出は壊れてしまいますが、より頻繁に使えると言う意味では活きてきそうにも思います。 いずれにせよ、納得のいく結果になればいいですね。
お礼
遅くなりましたがありがとうございます。 おそらく姑はやはり家紋が引っかかったんだと思います。 一番親しい親戚の叔母が着物にはうるさくて(姑の実家の兄嫁)気になったんだと思います。 うちの結婚式なのに・・・とは思いますが。当時、既婚だったイトコも色留袖五つ家紋でしたので、嫁の私が五三桐というのはまずかったようです。 なるべく長く手入れして長持ちさせようと思います。
お礼
40年前の刺繍のはそんな価値があったんですか・・・! せっかく母が譲ってくれた留袖、自分なりに長持ちするように手入れして大切にしたいと思います。 ありがとうございました。