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EBITとEBITDAの使い分け
EBITとEBITDAの使い分けについて質問します。 自動車会社、例えばトヨタなどが自社の業績を説明するときにEBITを使用して、 投資家に説明をしますが、なぜEBITを使うのでしょうか? 自動車業界は常に投資が必要なので、EBITDAの方が参考になる気がするのですが、 なぜEBITで説明をするのでしょうか? また、自動車業界を問わず、EBITDAではなくEBITを使って業績を説明する業界はなぜ、 EBITを選好するのでしょうか? どなたか教えてください。
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- oe0v40veoeio
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話を簡略化するために、自動車1台を200万円で売り、 コストは、材料費50万円、人件費50万円、「設備価値の減少分」50万円、 ほかにコストはないものとし、利益とEBITは等しいと仮定します。 売上200万円から材料費50万円と人件費50万円を引いてEBITDAは100万円、 EBITDA 100万円から「設備価値の減少分」50万円を引いてEBITは50万円となります。 自動車業界は常に設備が必要なので、費用対効果に設備投資を反映させるには、 コストに「設備価値の減少分」を含めるEBITの方が参考になります。 >自動車業界は常に投資が必要なので、EBITDAの方が参考になる気がする EBITとEBITDAが逆になってますね。 EBITとEBITDAを逆にしないための説明をしますが ここからはわかりにくいかもしれません。 損益計算は売上から費用を引き算して利益を計算します。 売上-費用(I+T+D+A含む)=利益 売上から何かを引き算する前の利益は「~の前の利益」と見ます。 EBITのEBは「Earnings Before(~の前の利益の意)」です。 EBITは「I(利息)」と「T(税)」の計算をする前の利益です。 売上-費用(I+T除く)=EBIT EBIT=利益+I+Tとなります。 EBITDAはIとTとDとAの計算をする前の利益です。 売上-費用(I+T+D+A除く)=EBITDA EBITDA=利益+I+T+D+Aとなります。 2つの式からEBITDA=EBIT+D+Aとなります。
補足
丁寧な解答をありがとうございます。 「EBITとEBITDAが逆になってますね。」 ⇒上記についてなのですが、 「コストに「設備価値の減少分」を含めるEBITの方が参考になります。」 この場合設備価値の減少て減価償却費のことじゃないんですか? 何を指しているのでしょうか? また、減価償却費なら、oe0v40veoeio様の説明はEBITDAになると思うのですが、どうなのでしょうか?