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スプリングワッシャーを使用しない理由は?
振動がある場合、スプリングワッシャーを使った方がネジが緩まないと思うのですが・・・ 実際のところ、バイクは振動が多いわりに、スプリングワッシャーを使用していないように思います。 例えば、Fフォークとキャリバーを固定しているネジ部分など・・ これはなぜなのでしょうか?
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大昔レースをやっていたものですが、レースメカニックの中では半ば常識で、スプリングワッシャには緩み止め効果はないのです。 なぜつけるかというと、閉めこんでいきなり締結力が出てトルクが立ち上がってガツンとならないように、その一歩手前で回転に抵抗感を出すためだけに用いられています。 特にトルク管理が重要な部分には逆に使われてません、どちらかというとユーザーなど整備に不慣れな人が手をつけがちな部分に多く使われている、と言い換えてもいいです。 ボルトナットの締結力はねじ部とボルトナットの構造物への接触面の、分子間力に起因する摺動抵抗で得られているものであり、スプリングワッシャ程度の反発力よりもずっと大きいものです。 スプリングワッシャは締め付けによって接触面が変わっていくので、トルク管理がかえって難しく、どなたか言われているように邪魔なのです。 ロードレーサーを見られてみるとわかりますが、ほとんど使われてません。 メリットがないからです。
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- BP9outback
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フランジボルトを使用しているから 規程トルクで締めつければ 緩まない 主要部分のボルトには 、ねじロックを塗布するようになっています。
- schrodinger
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締め付けトルクが解り難いからです。 適正な締め付けをしていればボルトは緩みにくいものです。 振動の原因のエンジンなどにはあまり使われないですよね。 これは適正に締まってないと金属の撚れや歪みを作ってしまいエンジンへの悪影響となってしまうからです。 細かい話、、ネジって締め付けた摩擦で締まっているのではなく金属同士を圧着して止めているのです。 ネジロック剤も常温のところに置いていても固まりません、圧着されている中の隙間を埋めて初めて固まります。 ただトルク管理をし難い部分もあります。 ウインカーやナンバーなどプラスチックに止める場合です。 締めすぎるとプラスチックがつぶれてしまうので適度にしめるためにスプリングワッシャーを使うことが多いです。
- oo14
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実際やってみられれば、すぐわかります。 特にバイクの振動は周波数範囲が広いのか、特に短気筒では スプリングワッシャではあっという間に緩みます。 代表的なところが、国交省お墨付きのナンバープレートの固定方法。 あそこは、プレートがワッシャみたいなものですから、 ワッシャでなくプレートがちぎれていきますが。 軽量化とかいろんな理由があり、フランジボルトが多用されており、 規定トルクで締めるとまず緩まない設計をしています。 また、どうしてものところは、緩み防止用の対策なり、緩まない特殊ナットがつかわれたり 私的には絶対反則技と思うのですが、ねじロックなどさえ使っていますね。
- hayadori076
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ブレーキキャリパーは外れたら一大事ですよね。 ですから外れない様にちゃんと工夫がされています。 レースならレギュレーションでワイヤーロックが必要だったり公道用バイクはちゃんとネジロックを塗布した上で規定トルクで締めてあります。 ネジロック(通称なのかな?)は液状の、言わば接着剤の様なものです。 これをネジ山に塗布してボルトを締めれば振動があっても緩まないのです。