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住宅購入時の予算の立て方
こんにちは。 つい最近、住宅購入を考え始めたのものです。 自分たちがどれくらいの金額なら無理なく買えるのか見当がつかなかったので、住宅展示場や不動産屋さんに行ってみました。 そこで、年収(控除分を差し引かないで)を聞かれました。 「これくらいの年収の方でお子さんが仮に将来一人であれば、この位の金額の家を購入することが多いですね」とアドバイスをいただいたのですが、去年は総支給額から200万円以上差し引かれていた気がします。。 どの住宅展示場・不動産も、差し引いた分を考慮して手取りの金額で、住宅の買える金額を出して頂いているのでしょうか? 詳しい方教えていただけると嬉しいです。
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大抵の場合は税込み年収で試算することが多いでしょうか。ただ、不動産屋や住宅展示場では売ることが目的なので、相談する相手が間違っていると思います。彼らからすると無理なローンを組ませてでも売れれば良いわけで、払えなくなって破綻しようがどうでもいいことなのです。自分で勉強したりしたくないとか自分では判断出来ないようであれば、ファイナンシャルプランナー等のプロに相談するのもありですよ。 あと、収入だけではなく年齢も重要な項目となるでしょうか。ローンというのは収入を先に使ってしまうことなので、これからの収入総額が分からないと試算出来ないからです。要は、年齢によりこれからの収入総額が決まっており、当然そのうちの一部しか使えないということですので。 ということで、具体的に試算してみますね。 税込み収入の20~25%程度(年収によって変わり、収入が少ないほど返済率を下げます)を返済に充て、全期間固定金利で定年までのローンを試算します。 http://www.eloan.co.jp/sim/ この借入金額に頭金を足し、諸費用(物件価格の5~10%程度で、基本的に現金が必要)を引けば購入可能物件価格が出ます。これで買えるかどうかです。なお、この試算は無理なく払っていけるであろう金額であり、銀行の審査自体は変動金利、70才超完済、収入に占める返済率30%でも通る可能性がありますが、当然払っていける保証はありません。 頭金は物件価格の20~30%は欲しいですし、これ以外に生活費の半年から1年分は常に現金で置いておきましょう。多くの頭金を用意することでローン残高>家の価値になり難く、いざという時に売却して精算できるメリットがあります。 固定金利で試算しましたが変動金利の選択もありで、その時も固定金利でも無理なく払っていける試算にしておき、差額は貯蓄(一部は繰上返済)して将来の金利上昇に備えないと安心出来ないでしょう。 定年までのローンにしましたが、これでも繰上返済は必須で、10年程度は短縮して完済後は老後資金の貯蓄に充てたいところです。年金だけでは到底生活出来ないでしょうから。 上記した返済額は家賃との比較も必要で、それよりも少なくないと現在と同じ家計になりません。これは、今まで掛からなかった固定資産税(年10万円~)や修繕費用(10~20年毎に100万円単位、マンションの場合は修繕積立金と管理費)が掛かるようになるからです(毎月掛からない費用は、毎月積み立てるように計上しておくと安心です)。現在多くの貯蓄が出来ていないなら、この辺りも十分考慮してローンを組まないと赤字になるかもしれません。 人生を左右する多額の借金をするのですから、これくらいのリスクヘッジは必要だと思います。くれぐれも無理のないローンが前提で、余裕があれば外食や旅行もして人生を楽しむことが出来ます。住居は生活の質を高める道具の一つだと思いますし、家の購入自体が目的ではないことを理解しておきましょう。 質問とは関係ないことも色々書きましたが…いい家に住めると良いですね♪
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- cl-o_ol
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よく年収の○%くらいといいますが、それよりは月々の支払いベースで 今払っている家賃+これくらいならローンにまわせるかなの合計で考えた方がいいと思います。 月の支払額とボーナスの支払額がわかれば総予算が自動的に出るので考えやすいかと。 従来の生活スタイルというのはなかなか変えづらいものですから、今と同じような予算でいくのが無理が出ないかと思います。
お礼
なるほど! 大変分かりやすく説明していただいてありがとうございます。 今と同じ家賃からあとどれくらいなら出せるか、家計簿も毎月付けているのでいちばん身近に出せます。 参考になりました。ありがとうございます。
お礼
ご丁寧にありがとうございます。 ふとした疑問に、こんなに詳しく書いていただき感謝しております。 私も勉強不足でした。86tarou様のアドバイスを参考に自分でも調べたいと思います。