• 締切済み

高3 進路について

高校3年の女子です。 高3の夏だというのに、未だに志望学部が定まりません。 それも、文系の法学部と理系の獣医学部で迷っています。 しかし何も考えずに今まできたわけではありません。 今、学校では理系クラスにいるのですが、小学生のときからの夢だった法曹関係への憧れを消すことができません。 獣医学を学びたいと思うようになったのは高2のからです。 どちらの学部にも同じぐらい強い気持ちを抱いています。 自分なりに詳しく調べましたが、決断をしようと思って調べても、その度に両方の学部に魅力を感じてしまい決めることができません。 そこで質問なのですが、 その業界の方でないとわからないような、法学部と獣医学部のそれぞれの良い点、悪い点を教えてください。

みんなの回答

回答No.8

私は法学部を卒業し、現在法科大学院で法律を学んでいる者です。弁護士など法曹実務を行ったことはありません。その点はご容赦ください。 【法学部に所属することについて】私は慶應の法学部法律学科に所属しました。そこでの経験を述べます。まず、単位取得が同大他学部に比べ容易です。留年率は低かったです。文学部等に比べ就職も有利でした。ただ、学部における法律の勉強は、はっきり言って暗記の学問です。法律が嫌いな方にとっては、苦痛でしかたないのではないでしょうか。 ちなみに、理系がお得意なのであれば、法学部では数学などの科目を取ることをおすすめします。私は少し数学が得意なので、法学部で数学の単位の取得は楽チンでした。 法学部の勉強内容は、原則として、基本書の理解と判例の読解です。そして、それがあるべき法学部の法律学の姿だと私は思っています。例外的に、司法試験にはまったく役に立たない様なマニアックな知識ばかりを教えてくださる教授もいます。 ちなみに、法学部の勉強を含めた司法試験の勉強で、六法を読破するといったことはありません。私は法科大学院(司法試験合格率1位、又は2位を常に保っているところ)2年生ですが、民法なんかでも全条文中の4割は1回も見たことがない条文ですし、6,7割は1回くらいしか引いたことがない条文です。 具体的に、法学部で、どのような勉強をするかを質問者様にイメージしていただくために、この判例を読んでみてください。こんな文章を学部では読んでいます。 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/js_20100319133913497021.pdf(最高裁判所HPより) 「石に泳ぐ魚」事件です。 この事件は、作家の柳美里さんが、ある女学生の顔の腫瘍について、小説に書いたため、その女学生が、プライバシー侵害に基づく損害賠償請求及び出版の差止請求をした極めて有名なものです。 「顔の腫瘍がある個人の情報の保護」というプライバシー権(人の社会的評価を保護する憲法上の人権)と、「事実を小説で表す」という表現の自由(憲法21条の人権)との調整を図ったケースです。 【法曹のデメリット】法曹は、多忙です(例外あり)。また、トラブルを解決するということから、ストレスフルです(例外あり)。 さらに、安定した職業ではありません(例外あり)。給与による経済的保障のある裁判官や検察なども、転勤が多いです。また、検察についても、それを辞める方が多いことに象徴されるように、多忙・上下関係厳しい・ストレスフルな仕事だと思います。死体の検視も行います。 【法曹のメリット】他方で、法曹は、人の人生を左右する、また、人を不幸から救い出すことのできる、社会的意義が大きい仕事だと認識しております。その点で、やりがいがあるのかもしれません。 また、弁護士の業務は多種多様で、企業や官庁で活躍する方も増えています。大企業の法務部などで働けば、弁護士資格手当がついたり、重要ポストに就くことができるし、法務部のある本社勤務ができたりします。その点でおいしい仕事だと思います。そして、ビジネスライクな仕事や、サラリーマン的な仕事もあります。 さらに、他の職と比較して、多くの収入を見込むことができます。また、自由度が高い仕事でもあるかもしれません。 ちなみに、ロースクールでは、法学部以外の他学部出身の学生を広く受け入れています。また、他学部出身ということが入試において有利に働く場合もあるでしょう。そこで、獣医学部に入学し、その後、ロースクールに入るという選択肢も無きにしも非ずです。ただ、法曹一本と考えておられるのであれば、合理性のない選択なのかもしれません。しかし、獣医学に関連した法曹業務もあると思いますので、ご考慮していただけると有難いです。 以上

回答No.7

獣医学部の3年生です。 他の方々もおっしゃっておられるように、「とにかく好きだから・なりたいから」という人が入ってきている印象です。 勉強はそこそこ大変ですね。バイトもできますが、テスト前が半端なくきついです。 卒業後の収入面も親が開業獣医でなければ、それほど高くありませんし、迷うくらいでしたら、他の道を選ぶほうが良いのかもしれません。でも、好きなことができるというやりがいのある職業だと思います。 卒業された先輩たちの進路をみると、就職先は意外と公務員も多いです。 オープンキャンパスなどに行ってみるのもいいと思いますよ。 参考までに。

c-sunburst
質問者

お礼

獣医学部生の方からのご意見、大変ありがたいです。 >卒業後の収入面も親が開業獣医でなければ、それほど高くありませんし、迷うくらいでしたら、他の道を選ぶほうが良いのかもしれません。 やはりそうなんですね。 収入面はあまり気にしていないのですが、親が開業獣医でないと…というのは以前に聞いたことがありました。 皆様にいただいた回答を参考に悩んだ末、法学部(京大,慶應)を目指すことにしました。 皆様のおかげで大きく前進することができました。 貴重なご意見、厳しいお言葉、本当にありがとうございました。 感謝の気持ちでいっぱいです。

  • sibacho
  • ベストアンサー率28% (65/228)
回答No.6

・司法試験受けて、弁護士や裁判官や検察に行きたいなら、法学部 ・くっそ難しい国公立の獣医学部に行く気があるなら、獣医学部。我が家は金持ちだから、私立でもいいよーんっていうなら、私立でもいいけど・・・ 自分は、学部受験で文転して大学院で理転しました。 ロースクールに絶対行きたいなら、法学部ですね。それ以外なら、法学部に行くメリットはありません。また、ロースクールも、一般学部を出てれば3年制のロースクールに入学でき、法曹界を目指せます。 いろんな回答が出てますが、自分でしっかり考えてください。 個人的なオススメなら、獣医学部です。法曹界を目指してロースクールに通った先輩が、司法試験の難しさと、司法試験合格したとしてもこれといった就職先がないというので、公務員に転校してしまいました。塾講師をしてると、司法試験浪人が何人かいるので、思います。家が弁護士事務所だとか、どうしても検察官になりたいとかじゃなければ、(自分がもし、塾の担当講師なら)獣医学部をすすめます。

c-sunburst
質問者

お礼

検察官になりたいので法学部を目指すことにしました。 せっかく獣医学部をオススメしていただきましたが…。 法学部に行き、個人的に動物の保護活動をしようと思います。 貴重なご意見ありがとうございました。 大変参考になりました。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.5

法学部と獣医学部はぜんぜん違う。 法学部はサラリーマン養成学部。 会社というのは、書類処理の世界なので、法学部はそれなりに役立つ。 そして、一部の勉強好きでちゃんと勉強の成果を出せる人間が法曹関係に進める。 獣医学部は、とりあえず入れる学力があれば、普通は獣医師になれる。 ざっくり言うと、法学部から法曹関係に行ける人も獣医学部に入れる人も、高校段階では基本的には成績優秀者。 100万人の同期生が日本中にいるとして、上位の5万人くらいに入っていなければ、話にならない。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Normal_distribution_and_scales.gif 公立高校なんかでよく受験する(上位校からいろいろと数十万単位で)進研模試レベルなら偏差値で言うと 60代の後半くらいが相当する。

c-sunburst
質問者

お礼

会社でも法学部卒は役に立つのですね。 皆様にいただいた回答を参考に悩んだ末、法学部(京大,慶應)を目指すことにしました。 皆様のおかげで大きく前進することができました。 貴重なご意見、厳しいお言葉、本当にありがとうございました。 感謝の気持ちでいっぱいです。

回答No.4

業界人ではありませんが, 法学部:潰しが利く。司法試験に受からなくても(受けなくても),一般企業,公務員などいろいろな進路がある。司法試験に受かろうと思ったら,大学には行っても「大学の勉強とは別に」必死に勉強しなければなりません。法科大学院の卒業生で司法試験に合格できないひとが多く,社会問題になっていることは知っていたほうがいいかもしれません(参考URL)。法学部=法曹ではありません。東大入試どころでない勉強量が必要となると思います(たぶん)。司法試験に通れば収入面では恵まれる可能性は「比較的」高い。 獣医学部:難易度高い。私立は学費が高額。真面目にがんばれば普通に卒業して資格はとれるとおもいますが,やはり勉強量が必要。馬に蹴られないように採血するとか,実習も大変らしい。体力いります。きまった収入を得られるような定職に就くのが難しい,開業も大変と聞いた事があります。 両方を目指すというのは普通無理でしょう。

参考URL:
http://www.moj.go.jp/content/000053692.pdf
c-sunburst
質問者

お礼

法学部は潰しが利きますよね。 私は法科大学院を目指し、司法試験に合格する予定ですが(笑)、もしものことがあっても潰しは利くのですね。 皆様にいただいた回答を参考に悩んだ末、法学部(京大,慶應)を目指すことにしました。 皆様のおかげで大きく前進することができました。 貴重なご意見、厳しいお言葉、本当にありがとうございました。 感謝の気持ちでいっぱいです。

回答No.3

【法学部】 実質、今は法学部出ても一般就職するしかない。 つまり文や経済と同じ進路。 つまり偏差値面も考えても、ローに行く気のない奴が法学部に行くメリットは 0と言っていい。 現状で、ローに行って法曹人になるつもりがないなら、行かない方がいいね。 最短でもロー入試に1年、ローで2年、司法修習で2年、合計5年の勉強が必要、 実際は6-8年は勉強しないといけない。その間の時間やお金やエネルギーが 「ムダ」だと感じるようではそもそも目指してはいけない。 企業法務部や法曹界に行くならロースクールを出て司法試験に受かるしかない。 ローに行く場合は、ふつう3年の秋か4年の春から準備するんだが、この場合は 伊藤塾などの予備校を使う場合が多い。 有名大生でも大学の授業だけではロー入試に対応出来ないと考えているのが原状。 つまり出身学部は関係ない。 「3年制の未修」と「2年制の既修」があって、既修の方がローの結果がいいので、 「法学部卒の方が有利」と勘違いしてる人が多いが、これは勘違い。 出身学部に関係なく、成績が良い方を「既修コース」に振り分ける事が多い。 法学部卒でも3年制既修に行くいわゆる「隠れ未修」も多い。 そもそも難関の旧司法時代から、法学部出身者の比率はそれほど多いわけではなかった。 新司法にすんなり受かったとしても、年収は下がっている。 過去は平均年収2000万ぐらいあったが、今はだいぶ下がってるしこれからも 下がるだろう。 今現在で弁護士の年収は新人で350-500万と言われている。 つまりサラリーマン並み。 費用・時間対効果で言うなら、辞めておいた方がいい。 ただ、独立はしやすく、ビジネスセンスがあり、自営業として成功できれば 年収1億円以上も十分に見込める。 この辺りはサラリーマンと大きく違う所です。 社会貢献的素養もあるのも大きいですね。 とは言え、弁護士になるような人は、勉強はできても、 どちらかと言うとサラリーマンでは上手くいきそうにないうような「残念」な人もやはり多いので、 そういう人は結構苦しんでるようですね。 東大法学部卒でも落ち続ける人もいるし、女子大の文学部卒ですんなり受かる人もいる。 単純な頭の良さと言うよりも「向き、不向き」があると思う。 中高生でも受けられる法律基礎的資格の「行政書士」や「宅建」の参考書を買ってきて解いたらいい。 それでどうしても引っ掛かるようなら向いていない。楽しいとか、意外に解けるな、と思ったら 適性はあると思う。 変に適性がないまま取り組んだら、時間をムダにすることになるだろう。 先に述べた通り、今はローや法曹に行かない奴が法学部に行くメリットは ないから曖昧なままなら辞めておいた方がいい。 【獣医】 私立は高いのでふつうは国立。獣医学部は難関なので、 年収やメリットを考えると目指す理由はまったくない。 ある意味で変わり者、「好きこそがすべて」の人が多い。 医者の集まり、獣医師の集まりの両方に出たことがあるけど毛色は だいぶ違う。 獣医さんは「いい人」が多いと思う。 年収が350-700万程度と聞く。 そもそも稼げないけど、そんなもん目指してる人はならないので 当然か。 入るのはなんだかんだ言って難しいから、好きでないと目指さないと思う。 迷うぐらいならやめとけ。 ロー(法学部)の方はデメリットは大きいと思う。 旧司は在学中でも受かったし、就職しながらでも受けられた。 (それでもリスクはあったけど) 今はローに行く費用も300-500万かかるし、行ったとしても 受かる保障がない(合格率は30%ぐらい)。 仮に慶応や東大に行っても、26-32歳ぐらいで何の資格も得られないまま、 社会に放り出される可能性もあるわけ。 その頃に同級生は銀行員や商社マンになってて、それなりの年収や地位を得ている。 日本は新卒重視の傾向だから、そんな会社は 「社会人経験のないおじさん、おばさん」には逆立ちしても入られない。 「すっげえ損じゃん」てわけ。 「俺は有名大卒だし、5年も勉強して来たし、弁護士なんだから月収50万スタートで10-20年で 年収2000万ぐらいは欲しいよね」 ってんなら目指しがいもあるが、世の中そんなに甘くない。 単純に法律の勉強が好きだったとか、社会貢献したいんだ、って人のみが 目指せばいいと思う。 エリートってリスクを嫌うもんだけど、ロー行くのはリスクが大きいわけ。 逆に「自分を試したい奴」への可能性は拡がったし、「起業するぐらいの気持ち」の 奴にはやりがいのある制度だと思う。 獣医学部は入ってしまえば90%以上は獣医になれるって安心感があるよね。 受験で仮に3回ダメになって2浪して国立の工学部に行くハメになっても、その後の人生が 崩れるわけじゃないでしょ。 年収が低いとは言え、リストラやらとは無関係だし。 ただメリットを問えばどっちもメリットのあるものじゃないから、 単純に好きな方をやればいいとおもう。 「メリットどうの言うなら両方とも目指すな」これが僕のアドバイス。

c-sunburst
質問者

お礼

それぞれの学部について詳しく説明していただいていて、大変わかりやすかったです。 >迷うぐらいならやめとけ。 迷っていたのでやめることにしました。 いただいたこの一文で私の人生が変わったと言っても過言ではありません。(笑) このお言葉によって決断に至りました。 皆様にいただいた回答を参考に悩んだ末、法学部(京大,慶應)を目指すことにしました。 皆様のおかげで大きく前進することができました。 貴重なご意見、厳しいお言葉、本当にありがとうございました。 感謝の気持ちでいっぱいです。

noname#136747
noname#136747
回答No.2

医学部を卒業して医師免許のある方が、勉強して司法試験に合格された方がいるそうです。 ですから、獣医になられてから、司法試験を目指すことも可能なわけです。 合格できるかどうかまでは、保証できませんけど。

c-sunburst
質問者

お礼

>医学部を卒業して医師免許のある方が、勉強して司法試験に合格された方がいるそうです。 すごい方がいらっしゃるのですね。 驚愕ものです。 皆様にいただいた回答を参考に悩んだ末、法学部(京大,慶應)を目指すことにしました。 皆様のおかげで大きく前進することができました。 貴重なご意見、厳しいお言葉、本当にありがとうございました。 感謝の気持ちでいっぱいです。

回答No.1

業界の人じゃないんで、無視してくれて良いです。 司法試験には、学部という意味での受験資格がありません。法科大学院に進学すれば、受験資格があります(それ以外でも受験可能です)。 また、年次は増えますが、法科大学院には、法学部以外からも進学できます。 獣医資格は、ほとんど獣医学部をでないで取ることはできません。 なので、獣医学部を卒業後、獣医資格を取り、法科大学院、司法試験を受けることは可能です。 今の学力に問題がないのなら、獣医を目指しながら考えるということも、大変ですが、出来ないわけではありません。 なお、既にご存じだと思いますが、獣医学科は、日本の大学進学の中での最難関のひとつで、医学科に劣りません(特に国公立の獣医は、東大に受かるくらいの学力はいります)。法学部は難関からほぼ誰でも入れる、というレベルまであります。 学力上の問題があるなら、最初から選択肢は限られます。なお、私学の獣医学科は、親御さんが相当金銭的に豊かでないと、普通は取れない選択肢です。私学の医学科はお礼奉公との差し違いができますが、それもないので、純粋に高い学費がかかってきます。そのうえで、下位の私学の医学科より難関なので。

c-sunburst
質問者

お礼

>司法試験には、学部という意味での受験資格がありません。法科大学院に進学すれば、受験資格があります(それ以外でも受験可能です)。 また、年次は増えますが、法科大学院には、法学部以外からも進学できます。 司法試験は法学部卒でなくても受験できるのですね。 大変参考になりました。 皆様にいただいた回答を参考に悩んだ末、法学部(京大,慶應)を目指すことにしました。 皆様のおかげで大きく前進することができました。 貴重なご意見、厳しいお言葉、本当にありがとうございました。 感謝の気持ちでいっぱいです。

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