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光合成

高校生物の範囲で質問です。 植物が光合成を行うとき最初、光エネルギーで水を水素と酸素に分解して残ったエネルギーをATPに変換すると習ったのですが、細胞内においてATPを生成する役目を担っているのはミトコンドリアではないのでしょうか。 葉緑体がグルコースを生成して、そのグルコースからミトコンドリアがATPをつくると思っていたので、困っています。後で自分なりに調べてみて分かったのは、葉緑体内でつくられたATPはグルコース生成のために使われる?だそうです。しかしだとしたらミトコンドリアでつくられたATPを使わないのはどうしてなのでしょうか。 ご回答いただけるとありがたいです。

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回答No.1

グルコースを分解したエネルギーでグルコースを合成しても何の意味もないでしょう。 エネルギー変換率は確か60パーセントくらいだったから、100個のグルコースを分解して60個のグルコースを新しく作ったところで全く何の意味もない。 光合成は太陽光のエネルギーを植物が自由に使える形(ATP)にして取り込み保存できる形(グルコース)にする過程で、保存したエネルギー(グルコース)を使える形(ATP)に変換しするのがミトコンドリアの役割です。 グルコースは単なるエネルギーの貯蔵庫です。 光合成によってエネルギーを取り込み、植物体の持つ総エネルギー量を増やさないと成長できません。 ATPは小さいので移動しやすく、簡単にATP⇔ADP+8kcal/molの変換ができるのがよいところ。 だからエネルギーの通貨と呼ばれる。 一方グルコースは作るのも分解するのも大変だけど、逆に言えばとっても安定だから保存に向いている。 ただ、分子量が多いから細胞に取り込むのも一苦労。 能動輸送しなきゃいけないからエネルギーを消費する。 (正確にはグルコースの輸送そのものは能動ではないが、輸送に必要なNa+の濃度勾配を作るのにエネルギーが必要:大学範囲)

19940812
質問者

お礼

よくわかりました。

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