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DNA複製の際の謝り頻度について

今日、分子細胞学の授業でDNA複製の際10^-6から10^-4程度で誤ってヌクレオチドがつながれてるんだけど細胞内のDNAだとこれが10^-11から10^10程度なんですよー。と先生がさらっと言ってました。 どうしてなのでしょうか。とりあえずDNA内だとリガーゼが修復してくれるのはわかるのですがヌクレオチドがどうしてこの頻度なのかわかりません。 どなたかビギナーでもわかるよう丁寧に教えてください。

  • ligase
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質問者が選んだベストアンサー

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  • cpbr
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回答No.3

No2です。 もう少し説明しますと、どういうわけかエラーを起こしにくいDNAポリメラーゼほど、DNAの複製速度が遅くなります。DNAの複製速度が遅いということは細胞分裂も遅いということになりますから、生存の上で不利です。しかし、エラーを起こすのは癌化の怖れなどから考えると、これも不利です。おそらくはそれに加えて、さらにいろいろな条件が重なった結果、今のようなエラーの頻度になり、さらにエラーを修復するための機能も進化してきたのではないでしょうか。

ligase
質問者

お礼

ご親切に何度もありがとうございます。 DNAの複製速度で納得しました。 リガーゼやらDNAポリメラーゼやら核内の方が普通に考えて正常な機能を維持してその自然淘汰された頻度にせよ核外のエラーよりも頻度が高いのがどうしても理解できませんでした。お陰さまですっきりしました。本当にご親切にありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • cpbr
  • ベストアンサー率25% (70/273)
回答No.2

DNAポリメラーゼのエラーの確率がなぜそのような頻度なのかと言う質問でしたら、進化の過程で、その辺に落ち着いたということしかできません。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

「A-T」「C-G」で対になるとはいうけど, これは「厳密にこの対ができ, これ以外の対はできない」ってことじゃないんだよね. だから, ときどき A に対して C をもってくるような間違いをすることがある.

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