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BDレコーダーとビデオカメラをi.LINK接続する方法
- BDレコーダーとビデオカメラをi.LINK接続する方法について解説します。質問内容から、接続にはSONY純正のi.LINKケーブル【VMC-IL4435B】が必要です。
- 接続には4ピン←→4ピンのi.LINKケーブルが使用されます。他の4ピン←→4ピンのi.LINKケーブルでも接続可能です。
- 撮影した動画データは、BDレコーダーのHDDに保存することができます。取り込む際のモードは、画質によって選択しましょう。
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はじめまして。 http://www.sony.jp/bd/products/BDZ-RX50/spec.html 参照してください。 1.その機種にはiLINK(IEEE1934)端子はありません。 無いのでiLINK経由でのダビングはできません。 可能なのはアナログAV接続によるダビングのみです。 機器自体の変更、買い増しが必要です。 下位ランクの製品はどうしても機能が削減されます。 SONYにこだわるのでしたら現行機種ではBDZ-AX1000、AX2000の二機種だけです、iLINKを装備しているのは。 2.IEEE1934には6ピンと4ピンがありますが、民生用の機器の場合はほぼ4ピンで統一されています。 3.純正と言うのは自社の機器での接続を確認しているので動作が確実と言う意味になります。 一応端子やコードは規格に適合したものならば正常に動作はします。 他社製品の場合は自社では確認していないと言うことです。他社の製品での動作確認はメーカーには義務はありません。 4.ソニーのHDD・BDレコーダーは従来DVDのXP、SP、LPモードでのHDDへの記録は出来ない仕様です。 アナログ入力もiLINKの場合もリアルタイムキャプチャーの場合はHD(ハイビジョン)モードしか選択できません。 DVは元々24Mbpsと言う情報量です。解像度はSD(標準解像度)でもDVの圧縮方式はフレーム単位の圧縮なので、15フレーム相関圧縮のMPEG2以上の高画質です。その分低圧縮となるのでデータ容量が増えます。 DVDのXPモードでは約8~9.8Mbps程度です。これでも見た目からも画質の劣化は明白です。 なのでDVの高画質をなるべく維持したまま記録型光学ディスクに保存のために、記録型BDを使用する人もいます。 AVCモードのXRでも15Mbpsですので、これでも情報量は間引かれます。 DRモードはMPEG2TSの24Mbps相当なので、情報転送量だけを比較すればDRモード相当になりますが、圧縮方式が別なので正確には比較はできません。 AVCモードのH264/AVCハイプロファイルはMPEG2同様の15フレーム相関の圧縮方式ですが、MPEG2と比較すると圧縮効率等を向上させた方式です。 XRとDRが区別がつかないようでしたら、XRを選択した方が良いとは思います。 AVCでのSRモード(8Mbps)が標準とされているのはAVCではこのモード以上ならば、DRと比較してもそれほど遜色が無いとのメーカー側の判断です。 その後にDVD-VIDEOを作成するのであれば画質劣化を抑えるためにもなるべく高画質のモードを選択した方が良いと思います。 低画質モードで記録した場合は画像が破綻します。 5.永久保存版にはなりません。 永久保存できる媒体は存在しません。 DVD-Rでも保存状況が良ければ30年程度とされていますが、実際は5年程度です。 光、熱、湿度に留意して保管すれば若干寿命が伸びますが、その場合でも光学ドライブ、機器メーカー推奨ディスクを使用するとの条件付きです。 光学ドライブは特定メーカーのディスクでレーザー出力を調整するために、それ以外のメーカー製のディスクでは最適な書き込みができません。 書き込み状態が悪いものは当然寿命も短くなります。 BD-RやBD-REはDVD-Rとは異なる無機素材と記録面に使用しています。これは耐光性はDVD-Rの有機色素より高いのですが、熱に反応しやすく、しかも固化が発生しやすい欠点があります。 書き換え回数からDVD-RW相当の素材を使用しているために、その寿命はDVD-RW相当となりますが、我が家のDVD-RWは多くの光学ドライブの調整用として採用されているVictorの国産のものを使用しているにもかかわらず、5年持ったものはありません。 大抵が認識不良で死亡します。 先日も2007年に記録した2枚のビクター製のDVD-RWの死亡を確認しました。パイオニアの光学ドライブでも救済は不可能でした。 RWにもかかわらず消去出来ず、再生もできない状態でした。データ自体は認識したのですけどね・・・ DVD-Rならば5年以上経過しても正常に再生可能なものばかりです。 BD-Rにも有機色素を使用したLTHと言う規格がありますが、こちらは内包するエラーが尋常ではないので使用しない方が良いでしょう。寿命も短命です。 元々BDは無機素材を記録に使用する規格ですが、無機素材はどうしても高価でディスク単価が容易に下げられません。ディスク単価を下げるのならば有機色素の方です。 BD普及のためにムリヤリ導入した規格ですのでやはり無理があります。 TVショッピングなどで永久保存と謳いますが、記録型光学ディスクは永久保存にはなりません。大嘘です。 実際は磁気記録のテープ素材の方が長寿命です。カセットテープやアナログのビデオテープでの実績もあります。 つまりDVD-R/RWやBD-R/REよりもDVテープのままの方がメディア自体の寿命は長いと言うことです。 問題は再生機器が絶滅危惧種になっていることと、テープ媒体ですのでどうしてもランダムアクセス性能が劣る、編集がノンリニア編集に移行してしまっているので、HDDや記録型光学ディスクに書き出す必要性があると言う環境要因です。 ユーザーができるのは3~5年程度でコピーする事程度です。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 そうなんです!よく説明書を見たらRX50にi.Link端子は存在せず、 上位機種にしか付いていませんでした。 今度はデスクトップPCにi.Link端子を接続して取り込もうと思いましたら、 PCのOSがWin 7のためにドライバーに互換性がなく、取り込めませんでした。 試しにOSがWin XPのノートPCに接続したら、うまく認識しました。 でも、動画データとして純粋に取り込めないようなので、 直接PCに取り込む方法は止めることにしました。 色々と他サイトでも質問したら、i.LINKケーブルで取り込んだ画像も、 S端子ケーブルで取り込んだ画像も大差ないようです。 …が、i.LINKケーブルで取り込めば少なくともデジタル方式での取り込みです。 S端子ケーブルで取り込みますと、大差なくてもアナログで取り込みです。 しかしi.LINKケーブルの接続端子の有無だけで BDレコーダーを新規に購入するのも何か無駄なようがして来ました。 それに録画しているのはアナログのminiDVテープですし。 結論は、RX-50にS端子ケーブル接続でHDDに取り込み、 そこで少し編集(カット等)して、XRモードでBD-Rに保存することにしました。
補足
回答以外のメディアの話も、非常に参考になりました。 ありがとうございます!