落語「寝床」のサゲ(オチ)の意味について

このQ&Aのポイント
  • 落語「寝床」のサゲ(オチ)の意味について詳しく説明します。
  • 落語「寝床」のサゲ(オチ)には、感動的な要素が含まれています。
  • 落語「寝床」のサゲ(オチ)についての質問にお答えします。
回答を見る
  • ベストアンサー

落語「寝床」のサゲ(オチ)の意味について

落語「寝床」は、演者によっていろいろなヴァージョンがあるかと思います。 私の聞いたのは桂枝雀さんのものですが、最後のサゲ(オチ?)の意味の質問です。 旦那の下手な浄瑠璃を聞かされて、聴衆がみんな食事と酒も手伝って横になる中、一人だけ起きて泣いている者がいる。旦那は喜んで、「浄瑠璃のどこが泣けたか」聞くも、「浄瑠璃で泣いているのではありません」と答える。「なぜ泣いているのか?」「旦那のところが私の寝床だったのです。」 (表現が若干違うかもしれません) これは、「自分も他の人と同じように寝たかったが、スペースが旦那が浄瑠璃をうなっていた場所しか残っていなかったので寝れず、悲しくて泣いている。」という意味でいいのでしょうか。 頭がモヤモヤして落ち着きません、教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

昔の奉公人には,個人の部屋はありえず,みな大部屋で暮らしていました. この寝床の旦那は,長屋・出入りの者など多くゲストを招いています. したがって,複数の広間を,ふすまも取り払って「浄瑠璃会場」と しています. 皆が寝静まってしまような時間を過ぎても一人で語り続ける旦那. 小僧(丁稚)は,その時間になっても 本来,自分が寝る場所である大部屋を占領されてしまっていて 眠ることができません. 小僧(丁稚)にはプライベートスペースなぞなかったのです. そこで「サゲ」のセリフになります. この旦那(番頭)-小僧(丁稚)の関係は江戸・上方ともに 変わりません. (6代目円生・3代目米朝『百年目』をお聞きになればわかるでしょう)

dylan1114
質問者

お礼

お礼が遅れまして申し訳ございません。 丁稚は通常は大部屋で寝ているもので、そこで旦那の浄瑠璃独演会が行われたので寝ようにも寝られず・・ということですね。 目からうろこが落ちた思いです。笑いのオチを文字で解説というか説明を受けると、何か野暮な感じがしますね。もっと勉強しなくてはと思います。 落語は好きなので、今後も質問することがあると思いますがよろしくお願いいたします。 ちなみに私は大阪人なので、どうしても好みは上方落語になってしまいます。

その他の回答 (2)

  • born1960
  • ベストアンサー率27% (1224/4399)
回答No.2

 だんさん、私のとこがちょうど床になってます。  って落ちですね。 他の人はみんな部屋の中の畳の上で「オガオガオガオガ」をきいているわけです。 丁稚は部屋に入ることは許されず、廊下にいるわけですね。 で、廊下は板張りで、寝るのにはちょっと痛いってことでしょう。

dylan1114
質問者

お礼

お礼が遅れまして申し訳ございませんでした。ありがとうございました。 落語は本当に奥が深いですね・・・

noname#135815
noname#135815
回答No.1

私の記憶ではみんなが寝てしまって私の寝る場所がないと言って泣いていたと思います。 私の間違いかもしれませんが基本的に落ちは合っています。

関連するQ&A

  • 落語「親子茶屋」の下げ(最後)

    上方落語の「親子茶屋」の下げ(最後)の内容を教えてください。 JALの機内の放送を聞いていたのですが、もうちょっとで終わりというところで、最後まで聞けませんでした。 大旦那と若旦那が茶屋で互いに気がついて、それからどういうオチなんでしょうか。 ご存知の方、よろしくお願いします。

  • 枝雀さんの落語の題

    以前聞いた桂枝雀さんの落語なのですが、題目がわかりません。 おわかりの方、教えていただけないでしょうか。 以下のような内容なのですが、詳細部分は間違っているかもしれません。 <記憶している内容> ・ふらりと、うどんや(そばや?)に立ち寄る。 ・品書きもなにもない ・うどんを注文し、食べるが、よく見るとどんぶりも中身もなく、店もない。 ・なぜうどんやとわかったのだろう、というおちでおわる。 それほど長くない話ですが、古典か創作かも分かりません。 宜しくお願いします。

  • 枝雀の落語の演目が知りたい

    二代目.桂枝雀の演じた落語の演目(題名)が知りたいです。 舞台設定が古道具屋で客の男と店の主人との掛け合いで話が進みます。枝雀師匠お得意のとぼけた男の明後日の方向から攻めて来る注文に、常識人の店の主人は四苦八苦すると言う内容で、古典落語の「上燗屋」と非常によく似た話の流れですが、主人公の男は酔客ではなくてシラフです(登場人物は客の男と店の主人のみ)。「上燗屋」では酔客が皿からこぼれた豆や付け合せの唐辛子ばかりをつまみながら値段を尋ね、店の主人はメニューに無いモノですので答えに窮して「そんなモノではお代は頂けません」と答えるとすかさず男が「頂けないという事は、つまりタダ~?」と念押しする掛け合いのシーンが印象的です。 この話でも全く同じ様な掛け合いが行われ、客の男が古道具屋の並べた商品を次々と手に取りながらあれこれ試してみるのですが、結局は何やかんやと難癖を付けて買わずに戻し店の主人に「お試しのお代は幾ら?」と聞くと、店の主人は肝心の商品を買った訳ではないので渋々と「お試しだけではお代は頂けません」と答えるとすかさず男が「頂けないという事は、つまりタダ~?」と念押しする掛け合いのシーンが強烈に印象に残っています。またこのやり取りの間中、男はずっと最初に手に取ったヒゲ抜き(毛抜)を使ってヒゲを抜いており、最後のオチも「すっかりヒゲが無くなったのでもう何も要らねぇや」と終わります。 つまり「上燗屋」の設定を変えただけの全く同じ話だと思われるのですが、自分で調べた限りにおいては類似する演目の情報が全く無くこれ以上どうやって調べたらよいのかも皆目検討もつきません。「落語+古道具屋」で検索すると「道具屋」という演目が引っ掛かって来ますが、全く違う話でした。 記憶を辿るとTBSかNHKの朝5時位にやっていた落語番組で観た様に記憶してます。時期はハッキリと覚えていませんが、20年以上前だと思います。それ以降も機会がある度に落語番組などは観ていますが、この話はその時に1回きりしか観た記憶がありません。ですのでもしかしたら「上燗屋」を元に枝雀師匠がアレンジした創作落語だったのかもしれません。

  • 落語「たちきり」落ちの意味がよくわかりません

    先日、国立小劇場で「たちきり」という話を初めて聞きました。柳家さん喬師匠です。 この話、良くある、若旦那と芸者とか、おいらんの話ではあるのですが、 枕のところで、お線香の話を振ってあるので、芸者の花代がお線香で時間を計るというのは 「お直し」で学んでますので、わかりやすいのですが、 最後の落ちでも、化けて出ても、三味線演奏の時間は芸者時間?ということなのでしょうが 芸者の習いとして、死んでも時間にうるさい芸者ということを言いたいのだとすると、 恋わずらい、はかなくなってしまう芸者の、あれこれが 芸者としてどうなの?という個人的な感情を抱えてしまうのです。 さらに、若旦那までが置屋の女将に対して、「おかあさん」といい、病床にあった芸者の 女将に対する呼びかけも「おかあさん」でとても、おかしいと思ってしまいます。 噺ですから、いい人ばかりということはわかるのですが、お座敷に出たばかりの芸者が 恋煩いで、別誂えの三味線ができる前に恋煩いで寝付いてしまって・・・の、割には 女将が親身? それでいて、最後の化けて出て、弾いた三味線が、若旦那のお好みで お線香が消えたからの「たちきり」・・芸者時間って、プロっぽいのに・・・なんで?と違和感がたくさん。 芸者が若旦那の買ってくれたあれこれ品物を広げて、「ドコそこで若旦那に買ってもらった・・・わすれらたか?」も あつらえた三味線も・・・相当に、金使っている若旦那ですから、 それ以前に、番頭に「100日の閉じ込め(?)。 思えば、私は、お金を1銭だって稼イではいないのだから・・」とわかったようなことをいって、いたのを金遣いを証拠付けているという印象でした。 それでも、こじきが嫌で、蔵に100日を選択して、芸者が死んで、そうと知っていたら蔵を 抜け出していた・・・も、じゃぁ、こじきで会いに行っていたらどうなる? 唐茄子やと思うのですが? さん喬師匠のためが長い、間が長いということで、トリだったので、疲れましたから 余計に、余分にあれこれ、ナニコレ?何でこの間?と無駄に悩んでました。 泣いている人もいるので、とてもつまらない噺だと思う私が変ですか? 聞くべきポイントが間違ってますか?

  • 落語のオチ(?)かな

    昔の落語「青菜」?だったと思うのですが、酒を飲ますお客に対して アテに「菜」を勧めようとして、かみさんに「菜を持っておいで」というと「鞍馬から牛若丸がいでまして、その名も九郎判官・・」と答えると 「よしつね」にしておけ というのですが「よしつね」の意味が判りかねます。長い間疑問に思っていますので、ご存知の方教えて下さい。

  • 落語「かわり目」のさげ(落ち)の意味

    桂米朝の噺を書き起こした本(桂米朝コレクション)で 「かわり目」を読んだのですが、さげの部分の うどん屋「今時分行たら、ちょうど銚子のかわり目ですわ」 で、どう笑っていいのか分かりません。 男の家に戻ったらちょうどお銚子が変わって2本目になっているから また話に付き合わされる、という意味だけではありませんよね? このさげはどこにかかっているのでしょうか。 ネットで検索もしたのですが、解説を見つけられませんでした。 どなたかお分かりのかたがいらっしゃったら教えて下さい。 よろしくお願いします。

  • 落語 百日目 の落ちの意味がわかりません

    昨日、正確な演題は不明ですが、「百日目」とかいう落語を聞いてきました。 あらすじは、昔の番頭さんが、旦那さんに内緒で花街遊びをしています。 それでいて日ごろ、部下たちには、「遊ぶんじゃない」とか諭しています。 あるとき、芸者さんたちと遊んでいて、向島の花見の席で旦那さんに見つかり、「お久しぶりです。」とか言ってしまい、逃げ出します。 翌日、旦那さんに怒られるかと思い、冷や冷やしていると、意外にもあまり怒られませんでした。 最後に、なんで「おひさしぶり」とか言うのか聞かれ、「百日目」と言い訳するのがオチらしいのですが、意味がわかりませんでした。 教えていただけないでしょうか。

  • 古典落語「寝床」だと思うのですが・・・

    何年か前に、志ん朝の落語を聞きに行く機会がありました。 先日そのことを知人に話しましたら、「何の噺だった?」と聞かれて弱ってしまいました(^^; てんで素人なもので「ああ、おもしろかった!」で終わってしまって、記憶がかなりあやふやなのです。 なんとかあらすじを思い出して、ネットで調べてみて、おそらくは「寝床」じゃないだろうかというところまではたどり着きました。でも、そのホームページで紹介されている筋とほとんど同じなのに、私の記憶にある噺は結末が違うのです。 「寝床」は題名にあるとおり「あれが、あたしの寝床です」で終わりますが、私の記憶の噺は以下のような感じでした。 大家さんは義太夫(常磐津かも。自信なし)を習っていて、その成果を人に聞かせたくてしょうがありません。 でも、本人は自覚こそないものの、彼の義太夫(?)はそれはそれはひどいもの。聞かせられる店子たちはたまったものではありません。 「なんとか聞かせて誉められたい」大家さんと「なんとか逃げたい」店子たちの駆け引きが続きます。 そして、問題の結末ですが 嫌がる店子たちに怒った大家さんは、ついにうたいながら店子たちを追いかけます。(!) 逃げ惑う店子たち。蔵に逃げ込み、一安心かと思いきや、大家さんはうたいながら蔵の周りを走り回ります(!?) 蔵の中なので、音が響くこと響くこと・・・。 とてもおかしかったのですが、これじゃあ落ちが「寝床」になってないですよね。 古典落語って、噺家が多少のアレンジをすることもあるのでしょうが、これはアレンジしすぎというか・・・(笑) そもそも題名と合ってないし・・・。素人なもので、そこがよくわかりません。 知り合いに「あれは『寝床』だったよ」と教えてしまってよいのでしょうか?どうかご教示ください。

  • 落語の「百年目」の落ち

    落語の「百年目」の落ちの「顔見られて、しもた。これが、百年目と思いました」の意味がわかりません。お分かりの方、教えてください。

  • 落語の落ちですが、英訳をお願いします。

    小僧「もし、五日、六日のお侍さん」 侍 「む、七日、八日」 小僧「へい、九日、十日でございます」 「七日、八日→なの(ぬ)か、ようか」が「何か用か」の駄洒落になるところをどうすればいいでしょうか。