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障害者手帳の申請について
- 障害者手帳の申請に関して、脳梗塞後遺症による障害認定が得られず、失業保険を受給しながら生活している方が、手帳申請の可能性について相談中です。
- 麻痺の程度では身体障害者手帳は発行されず、仕事では高次脳機能障害が問題になっています。
- 身体障害者手帳と精神障害者手帳を合わせて申請することは可能か疑問に思っており、意見やアドバイスを求めています。
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精神障害者保健福祉手帳障害等級判定基準(平成7年9月18日付け厚生労働省通達/健医発第1132号)が平成23年3月3日付けで改正され、高次脳機能障害による新しい認定基準が4月1日から適用されています。 ですから、もしかしたら、3級(最も程度が軽い等級)に認定され得る可能性は出てくると思いますよ。 3級(改正後): 精神障害であって、日常生活若しくは社会生活が制限を受けるか、又は日常生活若しくは社会生活に制限を加えることを必要とする程度のもの。 器質的精神障害によるものにあっては、記憶障害、遂行機能障害、注意障害、社会的行動障害のいずれかがあり、いずれも軽度のもの。 いままで、器質的精神障害とは、主に認知症やアルコール依存症を指していました。 しかし、この度の改正では、ここに高次脳機能障害を含めました。 認定に当たっては、専用診断書(役所の障害福祉担当課等で事前にもらいます)のICD-10コード(精神障害の分類を示す公的な番号)がF04、F06、F07のいずれかになっていることが必要です。 言い替えると、ただ単に「高次脳機能障害」というだけではNGです。 また、受傷(事故、疾病)の事実があり、かつ、高次脳機能障害の認定基準(手帳とはまた別の基準)により因果関係が確認済であることが前提です。 F04:器質性健忘症候群 記憶障害が主体となっているもの。 F06:他の器質性精神障害 記憶障害が主体とはなっていないもの。 遂行機能障害や注意障害が主体となっているもの。 F07:器質性パーソナリティ障害 人格の障害や社会的行動障害が主体となっているもの。 身体の障害(片麻痺等)は加味されませんので、身体障害については、別途、身体障害者手帳の取得を考慮して下さい。 また、「精神障害者保健福祉手帳の等級 + 身体障害者手帳の等級」というように「併せる手帳申請」ということはできません(障害年金の申請であれば「併合」ができますが‥‥)。 根拠法が別々なので、不可能ですよ。 それぞれ別々に手帳を取ることはできますが、1つにまとめることはできないのです。ここは、ハローワークが著しく勘違いしていると思います。 いずれにしても、可能性としては頭に入れておいたほうが良いと思います。 診断書は、原則、精神保健福祉法指定医によるものでなければならず、初診後6か月を経過しないと診断書として認められません。 なお、高次脳機能障害については、実際に器質的精神障害(高次脳機能障害だけでなく、認知症等も含む)の診断・治療に従事している医師であれば、脳神経外科医等による診断書でもOKです。 その他、国立障害者リハビリテーションセンター(埼玉県所沢市)の情報も参考にしてみると良いでしょう。 以下のとおりです。 高次脳機能障害支援普及事業 http://www.rehab.go.jp/ri/brain_fukyu/index.shtml 支援拠点機関一覧(都道府県の病院一覧) http://www.rehab.go.jp/ri/brain_fukyu/kyoten_list.pdf いずれにしても、最新の情報を把握して、あきらめずに臨んでみたほうが良いかもしれませんね。 高次脳機能障害がなかなか理解されない、と思い込まないほうが良いと思います。
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- yasuto07
- ベストアンサー率12% (1344/10625)
高次脳機能障害は、見た目ではわかりませんから、ね、大変だと思います。 ホームページを探すと、高次脳機能障害の専門医が、たまにいます。 私の息子は、千葉県鴨川市亀田病院の救急病棟の部長、葛西先生に、高次脳機能の診断書を書いてもらいました。 また、精神のほうは、千葉県館山市、渡辺メンタルクリニックの先生ににお願いして、 手帳を作ってもらいました。 高次脳機能障害のウエルネスバランスの欠損、崩壊は、なかなか、気づきにくいものです。 自分で、ご両親や、友人、など外から見てもらうことと、自分で実際困ることなどを、 メモにして、書いておかなければね、そして、高次脳機能専門医が見つかったらなら、 お願いしてみるか?、精神科の先生でも、お願いすれば、書いてくれるかもしれないけど、 門外漢だからなとは、言われるかもしれません。高次脳機能の診断になにが、必要か、 しらべること、常識的には、CT、MR,知能検査、など等、たくさんの書類をそろえないと なかなか、書いてくれないことも確かです。 ご自分でも、メモを取りながら、お勉強されるのが良いと思います。 じぶんで訴えていかないと、先生たちには伝わらないことが多いと思います。 また、最近では、高次脳機能機能障害家族会なども、出来つつあるので、そういうところとかも、 連絡を取ると良いでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ご指摘の通り、知らない人がほとんどだと思いますが高次脳機能障害の手帳の申請書を書いてくれる先生を探すだけでもかなり困難です。 私は3ヶ月かかりました。w 入院してた脳外科では「うちじゃ書けない、精神障害者手帳でしょ。精神科行きなさい」でしたし。 精神科行けば「高次脳機能障害だから、それは脳外科で書いて貰って下さい」でした。 もちろん初めに市役所で申請書を貰うので、その時にどこの病院が書いてくれる病院なのか調べてから(病院リスト)行ってます。 高次脳機能障害は特殊な扱いの為に専門の病院関係者が解っていないのが現状なんだと高次脳機能障害専門の先生に聞かされました。 見えない障害と言う事で周りから理解なぞ全然されませんが世の中には知っている人もいるんだな~と少し安心しました。 有難うございました。
お礼
ご回答有難うございます。 やはり併せると言うのは私も聞いたこともないので無理だと思ってました。 ハッキリお答え頂きずいぶんとスッキリしました。有難うございます。 現在、検査・相談等をさせていただいてるのが「とちぎリハビリテーションセンター」になります。 なにやら県内(栃木)の大学病院に問い合わせしたら 「高次脳機能障害」はリハセンを紹介するようにと通知が来ているとの話で こちらの病院に巡り合えました。 (なんで他の病院はこのこと知らないんだ?と疑問もありますが) 軽度の為、先生もかなり悩んで他の先生に相談した上で 「精神障害手帳の申請は、微妙に無理かなっ」と判断された様です。 実は現在無職で遊んでいるわけにはいかないので、就職が少しでも有利になるようにと資格取りに毎日教室に通っています。 (無難にExcel・Wordですが)PC暦は無駄に趣味で遊んでいたので25年ほどいじってます。 過去の記憶はしっかりしているので、簡単な3級なら取れそうだと先生に話した所、余計に手帳の申請は無理だと言われました。 資格が取れるんなら、一般枠でも良いだろう・・・と言う判断らしぃですが 資格があるだけで就職出来れば何も苦労しないんですけどね。 手帳が出ない決定打の理由は、少々残念な理由でした。