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散乱と屈折の違いについて
散乱とは「光などの波や粒子がターゲットと衝突あるいは相互作用して方向を変えられること」らしいが、しかし、進行方向が変わるだけなら屈折とあまり変わらない気がします。 散乱と屈折は一体何が違うのでしょうか?
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散乱は、波や粒子がターゲットの粒子などに衝突して進行方向が変わる現象です。光が空気中の分子と衝突して散乱する「レーリー散乱」などがあります。 屈折は、波を伝える媒質の、波の速さが違うところで進行方向が変わる現象です。空気中から水中へ光が進むとき屈折するのは、空気中と水中で光の進む速度が違うからです。 屈折は媒質の境界面でのみ起こるわけではありません。空気の温度が場所によって違うことで、「陽炎」や「逃げ水」のような現象が起きますが、それらも屈折による現象です。 要するに、ターゲットとの衝突によって進行方向が変わるのが散乱で、媒質の場所によって波の速度の違うことで進行方向が変わるのが屈折です。
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- k_kota
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回答No.1
屈折というのは折れ曲がることで、特定の箇所で起こります。 特に媒質の境界とかですね。 散乱はランダムに様々な箇所で発生しますし、媒質境界で起こるとも限りません。 方向は変わりますが、その変わり方とか考え方などが異なります。
質問者
お礼
散乱はいろんな所で起こるのですね。 回答有難うございました。
お礼
なるほど、「衝突」で変わるのか「波の速度の違い」で変わるのかが散乱と屈折の違いなのですね。 回答有難うございました。
補足
遅すぎて申し訳ありませんが、補足します。 >要するに、ターゲットとの衝突によって進行方向が変わるのが散乱で、媒質の場所によって波の速度の違うことで進行方向が変わるのが屈折です。 だとすると、光が空気中から水中やガラスに入っても衝突と呼べそうなので、それで進行方向が変わった場合は「散乱」でもあり「屈折」でもあるということでしょうか?