笑える太陽光発電
『再生エネ発電 買い取り制の不備を見直せ(9月8日付・読売社説)』
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20130907-OYT1T01250.htm
太陽光など再生可能エネルギーで発電した電気の固定価格買い取り制度で、政府の認定を受けたのに発電を始めない事業者が驚くほど多い。
高い価格で電力会社に電気を売る権利だけを取得し、太陽光パネルの値下がりを待って発電を始めるというのだろうか。買い取り費用は電気料金に上乗せされる。いずれ割高なコストを負担させられる消費者は、納得できまい。
いたずらに発電を遅らせている事業者の認定を取り消すなど、政府は厳しく対処すべきだ。
経済産業省によると、買い取り制がスタートした2012年7月から13年5月までに認定された発電設備は計2240万キロ・ワットで、このうち実際に発電しているのは約300万キロ・ワットに過ぎない。
特に、大規模太陽光発電(メガソーラー)は、認定された設備が多いうえに、発電を始めていない比率も9割超と極めて高い。
風力や地熱よりも、計画から発電開始まで短期間で済むのが太陽光の利点のはずだ。品薄でパネルが手に入りにくいなどの事情を考慮しても、進捗しんちょくが遅すぎる。
太陽光の買い取り価格は今年4月、当初の1キロ・ワット時あたり42円から約38円に下げられたが、それでも風力などの2倍近く高い。
太陽光の価格を下げる直前に、駆け込み申請が殺到した。高価格で認定を得ようと、用地取得や機材購入などの計画があいまいなまま、申請した例もあるようだ。
現状の書類審査では、いいかげんな事業計画まで認定される懸念がある。建設地や機材購入、抜き打ち調査するなど、審査の厳格化も欠かせない。
経産省は認定されても未着工の太陽光発電を調査する方針を示した。再生エネ発電の事業計画を、「権利」として転売する、悪質な例もあるとされる。徹底的に実態を解明してもらいたい。
そもそも、太陽光の買い取り価格が高すぎることが、様々な問題を引き起こしている。
太陽光パネルを設置する費用は、09年から4割も低下した。電気料金の高騰を抑えるためにも、政府は再生エネの買い取り価格を、コスト低下にあわせ、機動的に引き下げる必要がある。
『欧州で太陽光発電が急減速 独など買い取り抑制 7月12日日経』
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM11049_R10C13A7FF2000/
【フランクフルト=加藤貴行】太陽光発電の市場が転換点を迎えている。普及に熱心な欧州各国は太陽光による電気を高い価格で買い取ってきたが、電気料金を抑えるため買い取り価格の引き下げ姿勢を強める。欧州の発電事業者の導入意欲が鈍り、2013年に世界で電力網に新たに接続される太陽光発電の容量は00年以降で初めて減る見通し。太陽光発電は普及段階でコスト増の壁にぶつかった形・・・
民主の菅くん総理在任中に孫さんにいくら貰ったの?
ってくらい日本の太陽光発電は旨味が有る事業だ。
また、今年の4月に、あのワタミも駆け込み申請済みだそうだ。
ソフトバンクの無料通話サービスと同じ、シェアー率が高くなるほど経営が厳しくなる。
太陽光発電のシェアー率が高くなれば成るほど、電気代は国民の負担。決して電気発電事業者の負担にはならないと言う素晴らしい電源企画。
今、毎月の「電気代の再生可能なんちゃらっていう電気代」いくら払ってる?¥300か¥500かな!?
大規模太陽光発電所の稼働率が1割、今後更に太陽光のシステムが増大しフル稼働したならば、「再生可能なんちゃらっていう負担金」はいくら払わせられるんだろうね~?
消費税が8%10%でウダウダやってる場合では無い様な気がしますが、あなたはこの太陽光発電の買い取り制度をどうお考えに成りますか?
必要ですか否や?