• ベストアンサー

同族会社のメリット(経営者)

現在私は会社株式の3分の2以上をぎりぎり保有しています そこで、他の役員が言うには「独裁になるのでみんなに株を分散してほしい」といってきています 弊社はまだ、不安定な状態で累損が大きく出ている状態ですので、誰か一人でも強烈な責任感の基で会社をリードする必要があると思い、私はその意見には反対です。 そこで質問なのですが、一人の人が株の大多数、又は全てを持つことのメリットがあればお教えいただきたいです。 ちなみに弊社は50人ほどの会社です。 それではよろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • FEX2053
  • ベストアンサー率37% (7991/21371)
回答No.1

株式会社云々だけではなく、民主政治の最大のデメリットは「決断に時間が掛る」ということです。独裁政治の最大のメリットは「決断が速い」ということです。 ただ、これは悪い方にも言えて、「決断が速い」=「誤った決断を止める機能が働かない」のですね。もっとも「誤った決断をした場合の撤収も速い」というメリットもあるわけで、一概に独裁制が悪い、とも言えません。特に構成員に強制性の無い会社組織の場合、気に入らなければ会社を辞めてしまえば済むわけですから、独裁制が構成員にとって必ずしも悪いわけじゃないです(ヤバいと思えばコケる前に逃げだせば済む。国家の場合は簡単に逃げ出せないので問題が大きくなる)。 あとは、会社を取り巻く状況をどう考えるかです。スピード第一、多少間違ってもオッケー、という状況なら独裁制の方が多分身軽で動きやすいです。逆に、間違ったら一発で会社がこける、という場合は、何らかのストップ機構(例えば株式の49%までしか保有しないとか)があった方が安全です。

hiroki-73
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 会社の特性や今後の事を考えて行動するようにいたします。

その他の回答 (4)

noname#160321
noname#160321
回答No.5

他の方も答えられていますが、メリットは、 1.決断が速い(早い)。 2.他人に責任を押しつけないで済む。失敗したとき悪いのは自分だけ。 に絞られると思います。 同族会社で成功しているのは、自動車のスズキ、化学の信越化学で他の追随を許しません。 ソニー、ホンダ、パナソニックなどは創業者ないしは創業集団がいなくなったとたんに「ただの普通の会社」に落ち込んでしまいました。 普通の会社は東大出の「官僚」が支配し、経営者の頭が硬く経営方針も人事も「安全第一」になってしまいます。中興の祖が出る事は希です。 あなたが株を分けるべき相手は、優秀な子、もしくは婿養子だけでしょう。 創業家というものは非常に大切なものなのです。なぜなら二度と作ることは出来ないからです。

hiroki-73
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 弊社の場合の問題は、株の分散が責任の分散に繋がってしまい、みんなが他人任せになってしまう事のようです。 ちなみに私は旧経営陣のどなたとも血縁関係はありません。 また、自分で作った会社でも無いので家族や親戚に利権を与えるつもりもありません。 弊社のためにがんばった人に利益を分配していければ、と考えています。

  • usikun
  • ベストアンサー率35% (358/1003)
回答No.4

唯一あるとするなら責任の分散です。 小規模な会社の場合、銀行から借入をするにもオーナーの自宅を担保に入れたり オーナー自身が連帯保証人になることはよくある話です。 株が欲しいと言ってる役員にその覚悟はあるのでしょうか。 会社の借入の保証人になれるだけの資産(ローン抜きの自宅)等があれば5%でも 株を持たせて運命共同体になる覚悟があるのか質問してみれば万が一会社が破綻した時 連帯保証で自分の資産が目減りする分を小さくできるでしょう。 会社を経営するということの重みを解っての株譲渡要求か否かでも対応は変わってきますね。

hiroki-73
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 リーマンショック時の混乱から、他の役員が逃げ腰のところ私が一人で連帯保証に入ることとなり、株も買取ったしだいです。 ですので、他の役員に覚悟は感じられず、会社が立ち直ったために色気が出てきた、という印象です。 具体的な目安をいただき、大変参考になりました。 ありがとうございました。

  • hata79
  • ベストアンサー率51% (2555/4940)
回答No.3

一人の人が株の大多数、又は全てを持つことのメリットは、個人事業主の事業とまったく同様に一人の意思決定で会社の運命を決めてしまうことが出来る点でしょう。 「うるさい!社長はおれだ。会社もおれのものだ」と言い切って、独裁できます。 他人の意見を調整して、自分の思うようにしようなどと企てる時間が短縮できて、本来の仕事に集中できます。 会社を引き継ぐときも、持ってる株を「あいつにやる」といえば終わりです。 気に入らない奴に、努力して作った会社を引き継ぎする悔しさを感じなくて済みます。 「あんたが大将!」状態です。

hiroki-73
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 ご指摘のような裸の王様になら無いように、気をつけたいと思います。

回答No.2

現状の経営も独裁のようになっているからそのように言われるのではないでしょうか? おそらく株を渡したら社長から下ろされると思いますよ。赤字の原因はやる気を削いでいる社長のせいだと思われているように見えます。 株式を独占するメリットとしてはスピーディな意思決定ができることと強力に推進できることでしょうか。 デメリットとしては先見性やカリスマ性がないと独裁になってしまうことでしょう。その場合はできる社員ほど早く辞めていきます。

hiroki-73
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 少し説明不足だったかもしれません。 赤字を出したのは旧社長でして、放漫経営とリーマンショックから倒産寸前のところを私が株を買取り連帯保証を入れて、1年程度かけまして窮地は脱したところです。 また、現状では責任感の薄い役員が数人いるよりも、強力な責任感を持った役員が一人いるほうが会社のためとも思っています。 できる社員ほど辞めてしまう状態は、現実になっております。 ご指摘ありがとうございました。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう