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色を形容詞として使うときのルールについて

赤・黒・白・青は各々に「い」を加えれば、「赤い+名詞(例:赤い服)」、「黒い+名詞(例:黒い猫)」・・・となり、 それらは「い形容詞(i-adjective)」と解釈していいのでしょうか? その場合、そのほかの色、たとえば「黄色」「緑色」などは、どうなるのでしょうか? 一般的には「黄色い服」「緑色の帽子」などといいますが、 なぜ「黄色の」のみならず「黄色い」でも良いのですか? なぜ「赤色い」「黒色い」とは言わないのでしょうか? 「緑色の」の「の」は助詞ですか? なにか法則があるのだろうと思い、質問させていただきました。 どうぞ宜しくお願いします。

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  • mo6644
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回答No.1

言葉は法則の基に言葉ができたわけではありません。近代になって作られた造語は専門分野ごとに法則が作られていますが。 言葉ができてからずーと後の世になって説明が付くような法則を見つけようとして学者先生が頑張って多くの文法規則を編み出しました。色の場合も同じで法則が先にあったわけではなさそうです。 ほとんどの言葉が名詞そして動詞、形容詞の順に生まれたと考えられています。赤ん坊が憶える言葉の順がほぼその順になっています。 前置きが長くなりましたが、赤い(明く)、黒い(暮る)は動詞から、他は名詞から転じたと言われています。青い(藍)、白い(其=シ)との4つだけは古く(古事記、万葉集の時代以前)からイ形容詞(古代ではシ形容詞)としてありました。その他の色はすべて色のある物の名前が使われていました。その後、その色の名前に「色」を付けて紫色、茶色、橙色、黄土色などが新しく作られました。 なぜか、「黄色い、茶色い」だけが「色」の後に「い」をつけて形容詞としても使われます。「黄、茶」がそれぞれ1拍音のせいかもしれません。これら以外の色はすべて名詞のはずです。 なお「緑色の帽子」の「の」は名詞が名詞を修飾する時に使う助詞です。

Rozsy
質問者

お礼

なるほど!!!!! 早速のご丁寧なご回答をどうもありがとうございます。 そうなのですね、教えていただいてとても助かりました。 考えれば考えるほど混乱してしまって憂鬱な気分にすら陥っていたので いま霧が晴れたようです。 本当にどうもありがとうございました。

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