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定年以降の必要収入額
60歳で定年し65の年金受給までの間、夫婦2人で生活するためには年収どのくらいあると普通の生活ができるのでしょうか?ちなみに住宅ローン無。できれば年に2回ほど海外旅行(一人15万円程度)を したいのですが、どなたかアドバイス願います。
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2級技能士の資格までしか取得していませんが、一応FP(金融機関勤務)です。 そもそも「『普通』の生活」の基準が人・家庭によって異なるものですから、お答えをするのは難しいですね。 夫婦ともに60歳程度で、夫婦2人の「生活費だけ」ならば、月15万円程度になるかと思います。「生活費だけ」というのは、「五大公共料金+一般的な水準の衣食住」とお考えいただければいいです。 住宅ローンがない方は、「住」に費用がかからないと考えられがちですが、不動産を所有していれば「固定資産税」がかかります。 また、住生活環境の整備をここに含んで考えられるとよろしいです。 家屋等に関しては、10年ごとに100万円単位のメンテナンス費用が必要となることが多いですし、家具・建具はともかく、家電製品はある程度のサイクルで買い替えが必要になります。 また、火災保険、家財に対する保険の保険料も必要ですね。 こういったものを「標準的なサイクル」で割って、「住」の費用とします。 夫婦2人(夫婦ともに60歳程度)の世帯の「五大公共料金+一般的な水準の衣食住」は、月15万円程度になると考えられます。 月15万円ですから、年間で180万円。 これに、一人当たりの費用が15万円程度の海外旅行に年に2回ほど…を加えますと、 15万円×2人×2回=60万円 180万円+60万円=240万円になります。 年2回の海外旅行以外の「余裕」はない状況でよければ、「手取り収入」が240万円くらいで、「普通の生活が送れる」といったところでしょうか。 「手取り収入」が240万円ですから、「税込み収入」ですと300万円程度になるでしょうか。 貯蓄等は、住環境の整備のためのものしか想定していませんし、冠婚葬祭、通院の費用は見ていませんし、車の購入費用や維持費も含んでいません。 また、「一人当たりの費用が15万円程度の海外旅行」の15万円は、現地で1円もお金を遣わずに済む前提になっています。 現在の社会、経済情勢下において、「一人当たりの費用が15万円程度の海外旅行を年2回」以外に、もっと「余裕」が欲しいと思えば、欲しい「余裕」の分だけ、上乗せした年収が必要になると考えます。
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- DIooggooID
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こちらの記事が参考になると、思います。 http://senior.sumitomotrust.co.jp/kikou/secondlife/lifeplan/lp04.html
お礼
貴重な情報有難うございました。死ぬまで働けって風に感じました。海外移住したほうがいいですかね・・・
お礼
詳細な情報を頂き感謝します。何となくですが400万円位なのでしょうね。