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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ホール素子について)
ホール素子とは?原理と理解について
このQ&Aのポイント
- ホール素子は磁界と電流によってキャリアの正負を判別する素子です。
- ホール素子の原理は、フレミングの左手の法則によって説明されます。
- キャリアの極性によって発生する電位差の方向が異なりますが、フレミングの法則によって電荷の極性が反転しても受ける力の方向は等しくなると考えられます。
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ここ(http://w3p.phys.chs.nihon-u.ac.jp/~takizawa/tex/semicon/node3.html)の図3にあるように、電流と磁界の向きが同じとき、電子と正孔は同じ側に引き寄せられるので、Hall電圧は反対になります。 一般にn型半導体やp型半導体では、電子と正孔のどちらか一方がはるかに多いので、Hall係数(Hall電圧の極性)から、伝導型が分かります。しかし、真性半導体とか、高温で価電子帯の電子が伝導帯に励起されている場合、ドナーとアクセプタが両方ある場合など、電子と正孔の数が近い場合には、Hall係数から、どちらの荷電キャリアが多いのかは判定できない場合があります。電子と正孔が両方存在するときのHall係数は、ここ(http://www.kochi-tech.ac.jp/library/ron/2005/2005ele/1060271.pdf)の20ページの式(3-6)で表されるように、キャリア濃度と移動度の積の大小でその符号が決まります。
お礼
つまりは電流は同じ方向だけどフレミングの左手で考えると電子と正孔で向きが異なるということですね。