「歯応え・手応え」という表現について

このQ&Aのポイント
  • 「歯応え・手応え」とは物事が出来た上手くいったという確信がある〔思う〕という意味を持つ言葉です。
  • 「歯応え」とは物をかむときにかたくて歯に抵抗を感じることを指し、転じて反応・手応えを意味します。
  • 「手応え」とは突いたり射あてたりした時に手に受ける感じや反応・はりあいを指します。
回答を見る
  • ベストアンサー

「歯応え・手応え」という表現について。

歯応え(はごたえ) (1)物をかむとき、かたくて歯に抵抗を感ずること。 (2)転じて、反応。手応え。 手応え(てごたえ) (1)突いたり射あてたりした時、手もとにうける感じ。 (2)反応。はりあい。 [出展元:共に『広辞苑』] 自分が、疑問に思っているのは共に(2)の意味のほうです。 自分は「手応え」には「物事が出来た・うまくいったという確信がある〔思う〕」という意味があると思っていました。 つまり、「このテストは手応えがあった」という表現は、 「このテストは少し難しかった」 という意味と、 「このテストは(自分が思うに)出来た。」 という意味に取れるという風に考えていましたが、辞書を引きそういった意味がないと知りました。 となると、「物事が出来た上手くいったという確信がある〔思う〕」という意味を持つ言葉は何なのでしょうか? 分かる方がいたら、お答えいただけたら幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.4

主題が即物的に「このテスト」そのものである限り、「歯ごたえ」「手ごたえ」はそれぞれ(1)の意味でしょう。 それを他者が尋ね、それに話者が答える構造でとらえれば(2)の意味も入ってくるでしょう。 しかし、その他者も身内のように親身な立場で「そのテストの出来加減」や「出来栄え」をうかがうものだとすれば、単に手ごたえがあっただけでは治まらず、合否当落の感触の具合、自信のほどを聞きたいのだとすれば、(2)の意味に主観的なプラスアルファーが加味されて、応える話者の方でも、確かに「手ごたえ」は結構あったけどそれに費やす中での「取組甲斐」や「張り合い」も抱けたほどには、「手ごたえは(「まあまあ」「そこそこ」「どうにか」)あった」といえるのであり、報いられたそれなりの「充足感」も籠めたレベルのトーンとなって行ってもおかしくないでしょう。 それはあくまでも相手との一定の「省略」、この場合は「暗黙の了解」が成り立つ会話でのことなのですから。 「テストどうだった。」 「手ごたえあり!さ。」 「そいつあ…、ホッとした。よかったね。」 これが、辞書に載っている範囲を標準とする文章の中で考えた場合は、#1さんが指摘されているように、ここでの意味の「省略」に思いめぐらし、読み手に誤解を生じさせない範囲での「補填」が必要となるでしょう。 「テスト<の出来(として)>は手応え<充分>でした。」と補いをすれば、それなりの(2)プラスアルファーのニュアンスが籠もるでしょう。まして「手応え」を「首尾」とすれば、「テストは首尾上々でした。」と意味がはっきりするでしょう。 ちなみに「歯応え」が適度にあれば「快さ」ゆえの満足感が、「手応え」が適度にあれば「張り合い」ゆえの充足感が誘引されるのではないでしょうか。

kurouyuzuki
質問者

お礼

会話内での暗黙の了解、ですか。 確かにテストが終わった後友達同士で会話する時は、「上手くいった」といういみで「手応え」を使っているような気がします。 「首尾上々」と言う言葉がそれに当たるんですね。 少々固い言葉なので友達との会話には不向きかもしれませんね。 歯応えに快さ、手応えに張り合いというニュアンスがあるのは初めて知りました。 回答有難う御座いました。

その他の回答 (3)

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4337)
回答No.3

歯ごたえと手ごたえは共通した部分もあるけれど全く同じではないと思います。 手ごたえの方がうまく行ったというニュアンスがあるとおもいます。 例えば メーカー側は新商品の説明会で手応えを感じた。 ユーザー側が関心を持って質問などをしてくれた。>反応があった>うまくいった このテストは手応えがあった>簡単にはいかなかった。難しくて悪戦苦闘した と言う意味でその結果までは言及してないと思います。 この仕事は手応えがあって面白かった>やりがいがあった。 上手く行った場合は楽勝だったとか。このテストは上手く行ったという手ごたえを感じた。 確かな成功の予感がする。短い言葉はおもいつきません。 歯ごたえ なかなか気骨があり歯ごたえのある人物だ。 独自の表現で難しくて歯ごたえがある本だったが読みごたえがあった。 何を聞いてもはっきりしないどうも歯ごたえのない人だ。=煮えきらないひと 物事がうまく行ったというニュアンスはないと思います。

kurouyuzuki
質問者

お礼

歯応えと手応えは違うんですね。 実はこの質問をした背景は、先生が「中々歯応えがあったでしょ。この問題」のような使い方をしていて、 自分はそういった場合には「手応え」のほうを使うので、辞書で調べてみたら、前述のような疑問が浮かんだと言う次第だったんです。 やはり手応えには上手くいったと言う意味は含まれているのですね。 歯応えにはないんですか。歯応えという言葉をあまり使わないので知りませんでした。 回答有難う御座いました。

  • Postizos
  • ベストアンサー率52% (1786/3423)
回答No.2

「テストに手ごたえを得た」これは広辞苑の解釈で 〈 (1)突いたり射あてたりした時、手もとにうける感じ。〉 から「テストの正解を突いた、射当てた、感じを得た。」という意味で正解ではないでしょうか。 「テストは手ごたえがあった」 〈 (2)反応。はりあい。〉 があったわけですから「このテストははりあいがあった」=「少し難しかった」でこれまたOKではないでしょうか。 つまり広辞苑にはおっしゃっている意味がどちらもあると書いてあるように私には見えるのですが…。

kurouyuzuki
質問者

お礼

広辞苑は意味の説明のために載せただけで、 「うまくいった」とかいった意味を「手応え・歯ごたえ」が持つのか、また持たないならそのほかにどのような表現を持つのか、といった質問内容のつもりだったのですが・・・。 スミマセンでした。 回答有難う御座いました。

  • marisuka
  • ベストアンサー率38% (638/1650)
回答No.1

最近「結果を出す」という言葉の使い方がはやっていますね。何をしたって、極端な話、なんの努力もしないでも、結果は出ますよね。「失敗」とか「負け」とかいう結果が。インタビューなどで、メダルを取れなかった選手が「結果を出せなくて…」と言っていますが、入賞できなかったという結果が出てるじゃないか、と思いませんか。まあ流行語の一種なのでしかたありませんが。 あれは「よい結果」の省略されたものと受け取ってやらなければいけないんですよね。 それと同じで、「手応え」も「歯ごたえ」も、「よい手応え」であり「よい歯ごたえ」なんですよ。そこはもう、日本人同士なら場の空気でわかるものとして省略しているんです。 で、そういった使い方が現にふたつもある以上、上手くいった時だけに使う言い方というのは、あったとしても、なかなか人の口には上らない結果となります。 どなたかが回答されるのを私も楽しみにしています。

kurouyuzuki
質問者

お礼

なるほど!省略ですか。 「手応え」のみでそういった意味を持つのではなく、「よい」とかいった言葉を省略してるだけなんですね。 回答有難う御座いました。

関連するQ&A

  • 愛用の辞書を教えて下さい。

    皆様ご愛用の辞書を教えて下さい。 昔と比べると辞書を使わなくなったなぁと思うこの頃です。ふと耳にした言葉や自分が使った言葉などを主人に「それどういう意味?」と聞かれて意味はわかっていても曖昧な説明しかできなかったりして、そこで久しぶりに辞書を引くこととなります。日常使うには簡単な国語辞書、漢和辞書や和英/英和などで十分なのですが、何か物足りなさを感じたりします。 もともと辞書を使うのは好きなのですが、結婚してからは改めて辞書を買っていなかったため手元には学生が使うような辞書くらいしかありません。 何を買い足そうか、ちょっとわくわくしながら考えています。辞書って何だかわくわくしませんか? そこで皆様のおすすめの辞書を教えて頂ければ、と思います。 辞書も普通の国語辞典からことわざ、字源、季語、外国語、どんなものでも結構です。使い勝手や「ここが自分に合っている」など、いろんなお話を添えて聞かせて頂けたら嬉しいです。 広辞苑すらない我が家ですので、普通の方から専門家の方、いろんな方のお話が聞けたらなと思っています。 どうぞよろしくお願い致します。 lynne

  • 大愛の意味

    大愛をなんとなくたいあいと読んで使ってきましたが、読み方はおおあいなんでしょうか?  自分が持っている辞書には大愛が載っていないし、ネットでちょっと調べた限りでは適切な意味(辞書上の意味)がありません。 広辞苑とか大辞林などの辞書には載っているでしょうか? 載っていたら読み方と意味を教えてください。 よろしくお願いします。 ちなみにベストアンサー選択などはしていません。

  • 日本人の国語辞書の使用事情について

     日本語を勉強中の中国人です。日本の方の国語辞書の使用事情についてお聞きします。  日本人は小学校、中学校、高校の国語の授業で使う国語辞書はどの辞書でしょうか。国語の質問があるとき、普通どの辞書に目を向けるのでしょうか。日本人の中で信用度が高い辞書を知りたいです。  手元に「広辞苑」(本)、「新明解」(本)、「大辞林」(電子辞書)を持っています。効率的に使いたいです。一番よく使うのは「大辞林」です。電子辞書はやはり一番早いです。「新明解」は時々普通の本として読みます。「広辞苑」は語釈の意味を比べたいときだけ、使います。皆様の国語辞書の使用事情を教えていただけないでしょうか。  また、質問文に不自然な日本語の表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

  • 「正しい日本語」は、何を基準に定義するか

    タイトル通りです。 日常的に使われている言葉の意味と本来の意味が食い違っている、あるいは文法的におかしい、という場面がしばしばあります。 例えば、「見れる、食べれる」は間違いで「見られる、食べられる」が正しいとされています。 この場合、辞書に載っている用法が「正しい日本語」とされ、学力試験や国語検定ではこちらが正解とされます。 しかしながら、そもそも辞書の用法が正しいという根拠は何でしょうか? テストの問題文のどこにも、「広辞苑を基準に」などとは書いてありませんよね。 むしろ、社会一般で使われている用法を「正しい」とすべきであり、テストでも社会一般を正解とすべきと考えますが、いかがでしょうか?

  • おわるとおえる

    今日ふと電子辞書を使ったのですが『おわる』の送り仮名が広辞苑では『終る』となっていて、いままで自分は『終わる』としてかいてたのでおかしいなぁっておもって、おえるを調べてみたら『終える』となっていました。 何故『おわる』は『終る』とするのでしょうか? また、明鏡国語辞典でしてみたら『終わる』となっていました。 多分あんまり深い意味はないと思うんですが、なにか知っているかたいらっしゃったら教えてください。

  • 漢文の語の意味がわかりません

    もうじきテストなのですが、漢文の単語?で意味がわからないものがありこまってます。 手元に辞書もなく、検索しても出てこなかったのでここに書かせていただきました。 教えていただきたいのは、以下の意味です。 ・今者  ・善 ・方   ・恐れ とりたてて重要な意味ではないものがあるかもしれませんが、それすらわからなかったので…; よろしくお願いします!!!;

  • うまく言葉になりません・・・。

    私は自分なりの座右の銘があるのですが、それをうまく四字熟語にできません。「常に表面だけにとらわれずに物事の真髄を見ようとする」みたいな言葉、ありませんか?今手元に辞書がなくって困り果ててます・・・。自分の国語力のなさが情けないのですが、どなたかご存知ないでしょうか?

  • renaturation

    renaturationと言う単語はどういう意味でしょうか? 手持ちの辞書で調べても該当しそうなものがなく、化学系の辞書が手元に無いため困っています。 出てきた単語の、文章の前後関係から、反応形式の名称であることが推測されます。 回答よろしくお願いします。

  • 「二重化」の意味とは

    タイトル通りなのですが、「二重化」とは普通どういう意味で使うのでしょうか。 広辞苑には載っていなかったです。 自分はこう考えました。 たとえばテストで80点取り、平均が70点でライバルが90点取ったとき、80点というのは平均より上ということではいいことであるが、ライバルより下ということでは良くないことである。 つまり1つのことでも見方によって2つの意味があるということだと思ったのですがあっているでしょうか。

  • 本を読んでいて分からないところがありました。

    さる小説を読んでいて、手元の小さな国語辞典や広辞苑を繰っても掲載されていない言葉がありました。とりあえず、その言葉を含んだ文章を引用してみます。『「ああ、そうか。前渡(アドバンス)でもおれのほうはかまわない」 義足を引きずりながら奥から一逸を持ち出してきて、それを暖炉棚のよく見えるところへ置いた。』ここの「一逸」という言葉、これが、辞書に載っていないのです。私が勝手に推測するに、「一逸」とは、前渡(それも並外れて多い額の金、つまり札束)のことを指しているのかなと思ったのですが、間違いでしょうか?もし、この言葉の意味を知っている方がいらっしゃれば、教えてください。 説明が下手で、大変申し訳ありませんが、回答して頂けましたら嬉しいです。