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ジャケットについて
ジャケットについて前々から疑問に思っていたことがあるので質問させていただきます。 (1)カジュアルなジャケットの場合、ベントが入っていない物がありますが、これも「ノーベント」というのでしょうか。ノーベントというとフォーマルなイメージがあるのでどうもしっくり来ません。 (2)ジャケットの、首の後ろ辺りの位置に無地のラベルやチェーンなどが付いていることがありますが、これらの名称、意味は何なのでしょう。 (3)学生がブレザーのボタンを一番下まで留めているのをよく見かけますが、これは間違いなのでしょうか。それとも何か根拠のある着こなしでしょうか。
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ほぼNo.1の方の回答で良いと思います。 例えばスコットランドの北側の海に面した地方【インヴァーネス】等は冬場に心底 冷え込むことがあり、そのため上着の丈も今の日本の流行から見ればかなり長めで、 腰を完全に隠す(寒い地域では腰を冷やすのは体力を消耗して疲れを早めるため良く ない。)仕様となっています。同様の理由で北欧のニットも丈は長めです。このような 場合、ヴェントがない方が保温性も高まるとされています。一度零下20度、風速20m という天候を体験されると御理解出来るかと思います。冷気は下から這い上がってくる のです。また、近年のカジュアル仕様のもの等は、製造コストを下げるためにノーヴェント にする場合もあります。素材や縫製レベル、そして定価で判断出来ると思います。 日本の学生がブレザーのボタンを一番下まで止めていることがあるのは、発注する側 (即ち学校・教職員側)、作って売る側共に洋服の基本を知らないからです。日本の中学校 や高校で、着こなしの基本をきちんと教えてくれる学校が一校でもありますか? かつてのJFKのように、2つボタンのスーツを下まで止めれば止めれるように作った冗談 のような例もありますし、現在でもデザイナーと呼ばれる、単に変わったもの好きの人達の 中にやはり一番下までボタンが掛けれるように作ったものもないではないです。それらを 見分けるのは簡単です。ウエストマークのボタン位置のすぐ下から 上着の身頃のフロント 部分のラウンドカットが始まっているかどうか、それを見極めれば良いのです。 新聞テレビ等のマスコミの服に対する無知もますますひどくなってきており、11月に日本 に出掛けた際、APECに関するニュースで、我が国の首相がボタンを掛けてイスに座り会談 に臨もうとしているのに、中国の主席はボタンを外している、非礼だ。と言うのです。果たして どちらが非礼なのか?服の着こなしの基本を知らないのは日本の首相の方です。上着の ボタンは立って掛けて、座ってはずすものなのです。 回答のポイントがズレ出してますが、日本の中学生や高校生が制服のブレザーのボタンを 全て止めてしまうのは、無知ということに加えて、ボタンは全て止めるのが礼儀だという日本 式の考えがあるからだとも思います。加えて就職活動の学生さん達もおそらく企業担当者達 との面接の際、イスに座っていてもおそらく上着のボタンを外す勇気はないでしょう。日本の 企業の人事担当者の正しい服飾知識もたかが知れたものですから。
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- cheapchic
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1.あまりベントについては拘らなくてよいようですよ。例えば、英国でツイードのスポーツコート(ジャケット)を仕立てる場合、 寒いという理由でノーベントにするのもよくあるようです。 2.ハンガーノブに引っ掛けるためにあるのだと思います。 3.間違いです。シングル・ブレステッドのブレザーなどのスポーツ・コートで一番下まで留めることはありません。 歴史・伝統上、へその上あたりのボタン1つだけ留めるのが正しく、そのように仕立てたスポーツ・コートのみが本物です。