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電子書籍についてお尋ねします
電子書籍についてお尋ねします 将来的には活字書籍は消え失せて、電子書籍化されることにより、希少価値のある古書は無価値に等しくなってしまうのでしょうか。この事に思いを馳せると、頓に不安で眠れない日も多々御座います。 この問題に関しまして、御賢察をお持ちの方から是非とも拝聴いたしたく、宜しくお願い申し上げます。
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>何か人間の持つ五感に直結する部分 これは私はミームの事だと思うのですが ミーム http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%A0 遠い未来の人たちは紙の本が殆どない時代に生まれるので 紙がなくても異常な感覚にはならない気がするのですよ。 今現在、私たちが木簡とか竹簡がなくても問題がないようにです。 紙が発明されてない時代もあったのですから それに私や質問者さんが生きている間は 希少価値のある古書は無価値に等しくなる事はありえないと思います。
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- chines
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人類の進化 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E3%81%AE%E9%80%B2%E5%8C%96 ヒト http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%88 文字 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E5%AD%97 紙 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%99 電子ペーパー http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC 人間、文字、紙、電子ペーパー全て進化します。 >将来的には活字書籍は消え失せて、電子書籍化されることにより、希少価値のある古書は無価値に等しくなってしまうのでしょうか 私は悪い事じゃないと思いますよ。 その頃には電子ペーパーが今の紙と同じくらいの値段になって 質感も紙と変わらなくなってるかもしれませんし。
お礼
ご回答ありがとうございます。 考えてみると確かに、今やレコードに価値を見出している人など極少数のマニア以外存在しませんしね。 >人間、文字、紙、電子ペーパー全て進化します。 勿論おっしゃるように、進化論的過程を経て現在の社会・文化・生活が存在している訳ですが、活版本が駆逐され行くことが、何か人間の持つ五感に直結する部分を大きくもぎ取られてしまうな懸念がございまして、愚問を提示させて頂いた次第です。 大変参考になる資料のご紹介、痛み入ります。
村上龍さんが電子書籍を作る会社を立ち上げましたが、彼は従来の出版社と対立することなどさらさら考えていないし、紙の本は必要だし、なくならない、と考えているそうですよ。 http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/report/report24_2227.html http://ryumurakami.jmm.co.jp/g2010.html
お礼
早朝からのご回答ありがとうございます。 なるほどパイの奪い合いではなく全くの新機軸としての解釈ですか。 さすが稀代の作家の意識は遥か先を見据えていますね。 >電子書籍は、グーテンベルク以来の文字文化の革命であり、大きな可能性を持つフロンティアです。 今まさに我々がこの通りの分水嶺に直面しているのだとすれば、何か心時めくものもございます。 素晴らしい資料のご紹介、大変に感謝申上げます。
- biginjapan
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>将来的には活字書籍は消え失せて 意外かもしれませんが 電子書籍化が進んでいるアメリカでは 紙媒体の部数が伸びる結果が出ています これは末端(小売店)で入手困難だったため 存在すら知られていなかった作家の本が 電子書籍化によって認知されることとなり 関連の書籍や新刊本を購入する際に 紙の本で(予約)購入する顧客が多かった 結果でもあります つまりファーストコンタクトとしての 電子書籍の在り方です >希少価値のある古書は無価値に やはり書籍の価値は 主として内容にあるわけですから その他の部分(装丁など)に 価値を求めるのであれば 特に状態の良いもの以外は 古物や美術品がそうであるように 当然、価値の下がる本も 出てくるでしょう 本当に希少な本であれば データ化した後、一般公開され オリジナルは金庫の中へ...って ことになるのでしょうね
お礼
ご回答頂きありがとうございます。 >つまりファーストコンタクトとしての 電子書籍の在り方です はぁ、なるほど。。。このような展開もあるとは、寝耳に水でした。 意外な側面から出版文化自体の底上げに繋がるのですね。 >データ化した後、一般公開されオリジナルは金庫の中へ...って ことになるのでしょうね やはり時代の趨勢として、そうした傾向は不可避なのでしょうね。 お忙しい中数々の卓見をお聞かせ下さり、感謝申上げる次第です。
- cpbr
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私はページをめくりながら本を読むのが好きです。スクロールをしながら読書したことはないのですが、でも、紙は長持ちしません。今売られている本の物理的な寿命は100年以下なんじゃないでしょうか。かなり古い岩波新書を古本屋で購入し読んでいるうちに本がボロボロになってしまったことがあります。読むという観点のみからは、出来れば全ての書籍が電子化されて欲しいなと思っております。古典の場合だったら、ワープロで入力されたものだけでなく全ページのスキャンした画像も閲覧できるようにして欲しいと思います。 電子化が進むとどうなるかは、古書を「所有していること」に価値を見出している人がどうなるかにかかっているのではないでしょうか。名画がいまだに個人の間で取引されているのだから、情報の媒体ではなく、観賞の対象としての古書も生き残るのではないでしょうか。私見ですが。
お礼
ありがとうございます。 おっしゃる通り私も、ボロボロで読めなくなったような本を所有しており、プリンターで拡大コピーしたりして読んだりしますので、簡便さの点からは電子化に一日の長があるのでしょう。 しかしあの本の美しき存在感といいましょうか、紙の持つ匂いや風合いが消え失せてしまうとなると、無性に淋しさが募るのであります。 >名画がいまだに個人の間で取引されているのだから、情報の媒体ではなく、観賞の対象としての古書も生き残るのではないでしょうか。 なるほど正に骨董品として生き残る以外にないのかもしれませんね。 貴重なお時間を割いて下さり、大変感謝致しております。
- 巧(@TYR_efes)
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んー、私はただの阿呆ですが(汗) 書籍の目的の1つ・・・「保存し後世に伝える」という点から 見れば、電子媒体よりも紙媒体の方が勝っていると考えますので・・・ 決してその価値が失われる事&存在しなくなるという事は 無いと思います。
お礼
早々にご回答感謝いたします。 そうですか。紙の方が保存に勝る。。。 何か少し安心して参りました。ありがとうございます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ウーム、ミームですか。かなりディープなフィールドですよね。 心理学での「集団的無意識」、仏教で説かれる九識論における「阿頼耶識」「阿摩羅識」とも響き合う、何か生命の根本法則に至らんとする探求分野であろうと思われます。 こうした知見から俯瞰するならば、書籍もまた例外なくその姿を変えつつ、永遠に継承されるのでしょうね。 大変勉強になる資料のご紹介、切に感謝申上げます。