オキシジェン・デストロイヤーについて（SF,ゴジラ）

質問

オキシジェン・デストロイヤーについて（SF,ゴジラ）
「ゴジラ」一作目で、オキシジェン・デストロイヤーOxygen Destroyerという兵器が出てきます。
「水中酸素破壊剤」ともいい、発明者の芹沢大助博士が酸素の研究中に偶然発見したものです。特殊な物質を電磁的に反応させることにより水中の酸素を一瞬にして破壊し尽くし、その場にいる生物を一瞬のうちに窒息死させ、さらにその後液化してしまうというものです。
１．全くの荒唐無稽なものでしょうか、それともこれに類似したものはあるのでしょうか。
２．これを平和のために利用するとすると、どのようなことが考えられますか。
３．疑似科学的でより詳細に説明しようとうすするとどうなりますか。

よろしくお願いします。

回答No.1

ultraCS · ベストアンサー

1 少なくとも、酸素は元素ですから、破壊は出来ません。酸素分子の結合を切るというのは考えられますが

2 もし、空気中の酸素が破壊できれば、消防には強力な手段でしょうね。これだけでも、人命に多大な寄与が期待できます。毒ガスとして軍事利用も出来そうですが、これは平和利用ではないので。海中の酸素を破壊するというのも、赤潮や青潮の除去、藻の除去には使えそうですが、環境破壊の方が大きそうです。

3 酸素分子の結合を切って水素分子(H2O)や炭素原子(CO/CO2)で置換するような触媒があれば可能だと思います。別に疑似科学ではなく、単なる燃焼ですね。ただ、水中の溶存酸素の場合、燃焼温度に持っていくのが大変ということです。

科学的に考えれば、水中の酸素を破壊と言うより、ラジカルにして(活性酸素にして)生体組織を破壊するという方が説得力はあるんじゃないかな。毒酸素ですね。

回答No.2

kishn_an

怪獣好きの科学オンチです。おじゃまいたします。
類似したもので思い当たるものがあります。第２次大戦の秘密兵器「秋水」の燃料です。過酸化水素とかヒドラジンとかいう人体も溶かす劇薬だったとか。ゴジラの脚本家もこんなところから オキシジェン・デストロイヤーを思いついたのではないでしょうか。

秋水
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E6%B0%B4