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リバーブソフトの大切さとは?
- リバーブソフトの重要性について考えてみましょう。
- リバーブソフトの音質や効果に関する情報を調べました。
- リバーブソフト選びにおける価格と品質のバランスについて検討しています。
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質問者が選んだベストアンサー
また雑談レベルですいませんが… >生音を知るにはどうしたらいいでしょうか? については、なかなか「これっ!」という回答は難しいです。 ただ、楽器の直接音を聞く現場は、探せば「足代はちとかかるが、入場無料」なものは結構あると思うんです。 例えば、学祭とか発表会ものとか地域イベントなんかで、クラシック楽器がタダで聞ける催しは探せば結構あると思います。また、そういう「演奏側も金がかかってない」催しだと、小ホール、中ホール、音楽向けでない体育館等、そして野外とバリエーションが広いですし、野外の小規模な催しだと、かなり至近距離で「至近感のある音」を身をもって体験できるチャンスも多いのではないかと。 私は、地元でそういう催しがやたら多く、また主催関係者にやたら知り合いが多い事もあって、「サクラとしての動員観客」とか「人手不足でスタッフの手伝い要員」として駆り出される事が昔から多かったので、生臭い音を聞かされる機会も多かったのですが… 話が大きくずれますが、オケ物というかクラシック楽器物目線の打ち込み作品を聞いていて時々思うのは、「音場感の基本をクラシックのレコード」に置いていて、なおかつ、多分オリジナリティを出すためだろうけど、MIX時に技巧的に「あり得ない変なひねり」を入れすぎて、結果的に左右の音場感は良いとしても奥行き感が無くなってしまっている…というケースが多いように思います。 やっぱり、レコードしか知らないと「観念だけで奥行き感を考える」みたいに癖が付くのかなぁ…と思う事があります。 なので、「実際に目で見てこの距離」で「おお、こう聞こえるもんなんだ」ってのは、経験しておいて損はないかなと。 また、これは打ち込み門外漢が偉そうに言ってはいけない領域かもしれませんが、私ら生録人だと「至近距離ではこんな音」(実際にそこにマイク立てます)、「それが、客席ではこんな音になる」…で、マイクで録った至近音をどう客席風に料理するか…というのが、MIX時の腕の見せ所になります。 この点が、レコード感覚人だと最初から「客席風のきれいな音ありき」から始まって、まぁそのこと自体は別に良いんですけど、そこに変なスパイスを利かせすぎて、距離感平坦な、多分、製作者本人的にも「おかしいな、こんなはずじゃないのに」みたいなケースが多いんじゃないかなぁ…と、勝手に想像するところです。 その点では、「いろいろな楽器の至近距離の生音」は、知っておくに越した事はないのかなぁ…と思っていたのですが、質問文のMIXで「ああ、ちゃんと知ってる人が作るとこうなるんだな」と、私もちょっと感動しました。 ただ、個人的には >アマオケに入団した方がいいでしょうかね・・・。 は、ちょっと微妙です(爆) 仮に質問者の方が得意な生楽器があって、アマオケに入れたとしても、オケの一員になってしまうと、アマチュアレベルでは「特定の位置(自分のポジション)」からでしか、他の楽器の音を聞く機会はほとんど無いと思います。 実際、私の知り合いでブラスのビッグバンドに長年携わっている奴は、意外と自分のパート以外の楽器の音には無頓着です。自分のパートの事は大いに気にし気を使いますが、他のパートが客席にどう聞こえているかなんか、全然わかっていません(^^ゞ ところがそいつが指揮取ったりするので、仲間内では良い酒の肴です(^^ゞ まぁ、市民アマチュアなので、それでも仕方ない面は多々あるので本人が悪いわけではないですが。 でも、目の前での音、小さい会場、大きい会場、野外でもステージが有るところ、街角のイベントステージ、広場みたいな所…で、随分と聞こえ方が違うというのは、知ってて損はないとは思います。 これは、演奏者がアマチュアでド下手でもそれなりに、上手い人ならなおさらで、「聞こえ方の変化の共通項」はわかりますから、そういうのだけでも知ると参考になるかと。 「上手なきれいな完成された音だけが、お手本というわけではない」とは思いますね。
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- kenta58e2
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ダッタン人は、私の再生環境(DTMモニター)でサラッと聞いた限りでは、いわゆるホールリバーブの類のリバーブの音は全然感じられませんが? 個別の音色とパンニングとディレイの組み合わせがメインに感じられますが? この曲で、響き感がリバーブに聞こえるとなると、もっと音源音色そのものに対する研究が必要だと思います。 もともとの音源音色が音像幅感と残響感があるというものと、リバーブの音色は、聞き分けられないとマズイでしょう。 また、パンニングディレイとリバーブの違いが聞き分けられないと、製作者としてはマズいんではないでしょうか? アイネクライネは、これは全体にリバーブかかってますけど、リバーブ値が固定でかけっぱなしですね。 で、入力レベルに対するリバーブ戻り量の適正値を考慮していないので、全体がフォルテシモの時に「リバーブ音が割れて」います。 もっとも、作者自身がそのことはよくわかっていて、まだ自身のミックスが甘いのでやり直すという意図のことはコメントされてますね。 リバーブ技術だけで言えば、この曲は(作者本人も知った上での)大失敗作です。 生音とリバーブ音の差分も聞き分けられないと、製作者としてはマズイですよ。 正直。当初の質問文のミックスに比べれば、どちらもどっちかというと「習作」、キツイ事言えば「がんばってる努力とセンスは買うけど、明確なミスが目立つ作品」です。 できあがり結果の採点的に言えば、少なくともリバーブワークに関しては、質問文のミックスの秀逸さの足元にも及びません。
お礼
再度の回答ありがとうございます! 今回はとても勉強になりました^^
- kenta58e2
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No.1です。 以下は、単なる無駄話レベルですが、私が個人的に質問文のMIXで「最も秀逸なポイント」と思うのは、ドラムのリバーブの使い方です。 >オケものといえば個別にリバーヴをかけたりせず全体にかけるのがセオリーだと思っていました。(一般的にはそう認知されてますよね?)その方がリアルなホール残響感が出ると思っていました。 というのは、観点としては一定その通りです。 私はせいぜいブラスバンド系(生音直録)までのMIXしか「経験者」とは言いませんが、できるだけ残響を排して録って、最後にホール感のある残響を被せないと上手くまとまりません。 あるいは、残響だけを録るマイクを用意して重ねるかです。 まぁ、打ち込み作品とはセオリーが違うわけですが。 で、もうお気づきだったらすいませんが、私的には質問のMIXのドラムリバーブが『ほぼ一点リバーブ』…つまり、音場全体に掛けるリバーブではなく、ドラムチャンネルだけに、それもステレオ感無しでドラムの音像点だけに一点で使っているというところです。 また、ドラムパート自体の音質も、本来的には生ドラムでは絶対にあり得ない中低域を大胆にカットした音質に仕上げた物をお使いと見受けられる。 最近なら、元からこういう音質のサンプリング音源があるんですかねぇ? 私は生直録専門なので、そっちには詳しくないのですが… で、私のような生ドラムに直接マイクで録るタイプの人間には、絶対にあり得ないドラム音色なのですが、ここで「この製作者は、実際の生音を良く知ってるな」と思うのは、 「両サイドと天井からの反響がほとんど無く、背面に壁を背負った屋内ステージで、ドラムとリスナーの距離が10メートルちょっと超える」 くらいの時にドラムの音だけ聞くと、生ステージでは概ねこういう感じに聞こえるんです。 また、そういうホールステージだと、右端の低音の反響は右側ではなくステージ左側からディレイ音(アーリーリフレクション)として聞こえます。 この、「ステージサイズのイメージ」が、ドラムと低音楽器は実音とピッタリ一致しています。これは、かなり生音現場を実際に経験して良く知ってる人でないと出来ない技ですね。 また、ドラムも通常の静かめの叩き方では、ドラム背面からの反響しか感じられないけど、たまにクラッシュシンバルをかなり強くジャーンと叩く時だけは、そのクラッシュシンバルの音だけはステージ背面全体から長めのリバーブで聞こえる…とか、たまにシンバル系とスネア抜きのタム回しだけの時には、反響感が無くなってデッドに聞こえる(そういう時にはリバーブを短時間切っている)なんていう、生音で実際に発生する細かい反響の違いを丁寧に再現してあります。 私も含めて、「自然なホール感」を付けようとすると、できるだけ「リバーブ自体のホール感がリアルな物」を最後に全体にかけようとしてしまいますが、このMIXは、パート1つ1つが実際にどう聞こえるか…に即して、パーツ1つ1つのリバーブを変えているという点が、なかなか秀逸と感じました。 やっぱり、本物の生音を知ってる人は強いです。 それを技術的に再現できるところがまたすごいですが、生音経験が浅い人は、いくらミキシングテクニックがあっても、生音を知らないので、こういうアイデア自体が思いつきもしません。だいいち、生音経験が豊富でないと、こういう聞こえ方をすること自体知らないでしょうし。 そういう部分で、作品に確実に差が出るということに対しても、非常に示教深い作品ですね。
お礼
kentaさん再度の回答ありがとございます! うーん、大変高度な世界と思いました(^^; ドラム音源はEQでカットしたのかも知れませんね。 またまた質問になってしまいますが、生音を知るにはどうしたらいいでしょうか? コンサートにたくさん足を運ぶ程度ではわからないでしょうか?アマオケに入団した方がいいでしょうかね・・・。 といってもステージで聴く音と客席で聴く音はまた違うでしょうし・・・。
- kenta58e2
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確かに上手いミックスだと思いますが、また、もしかしたら実際には結構良いリバーブ使ってるのかもしれませんが、リバーブワークだけで言えば、仮に高価なリバーブでもリバーブの性能をフルに生かす使い方はしてないし、安いリバーブでも可能な音ばかりです。 つまり、リバーブそのものは、これがフリーソフトだったとしても出せる音です。 要するに腕がよい。 リバーブのツボは良く研究されている音ですね。というより、一部の本当にキメ効果が必要な所以外、大してリバーブ効かせてないです。 すっきりとした奥行きの濃淡が出てるのは、リバーブを最低限しか使ってないし、個別に使って全体には多分使ってないし、「リバーブを個別に切る」=リバーブを使わない時=を効果的に挿入しているからです。 左右に広がる音の鮮度が良くて、良く広がった感じがするのは、元音色の作り方と重ね方が上手くて、ほとんどリバーブ無しで音の重ねとパン操作とディレイだけで広げているからです。 奥行き感が効果的に出てるのは、変にリバーブ等のエフェクトに頼らず、最初から「遠景観」「近景感」「至近感」のある音色を使って重ねているからです。 特に、「遠近感のある実際の生音」を非常によくわかっている人だと思います。 要するに腕がよい。そして、エフェクトは最低限。安いDAWのお仕着せでも再現可能な程度にしか使っていないです。だから、空間感がちゃんと出る。 リバーブの質に頼る人は、この空間をリバーブで埋めてしまうので、自ら空間の広がりを塗りつぶしてしまう。そういう「腕が足りない」人にとって、非常に示教に富んだ良いミックスですね。
お礼
ありがとうございます! 腕がいいのですね。 オケものといえば個別にリバーヴをかけたりせず全体にかけるのがセオリーだと思っていました。(一般的にはそう認知されてますよね?)その方がリアルなホール残響感が出ると思っていました。 ですが違うのですね。 よく聴いてみると弦などはあまりリバーヴがかかってない?みたいだし、逆にコントラバスなどは深くかかってたりするみたいですね。 こういったミックスをされる方は多いのでしょうかね?少数派? この方のミックスはVIENNA SPECIAL EDITIONのデモなんかと比べたらぜんぜん腕がいいような気がします。VSEのデモなんかはサンプル自体は音がいいと思いますが、全体にリバーヴかけちゃったりするんでしょうね。
お礼
kentaさんまたの回答本当にありがとうございます! とても勉強になります。 入場料の安いオケのコンサートならば何回もいったことがあります。 といっても別段音場には気にせずボーっと楽しんでただけですが(汗 ですがVIENNA SPECIAL EDITIONのデモとか聴いても、響きがkentaさんのおっしゃるようにレコード的?に聴こえたんです。http://vsl.co.at/en/67/4587/5001.vsl それなのにVIENNAよりずっと安い入門者向け?のガーリタンを使用された方のMIXは響きはリアルに感じました。 この違いはMIXの腕前によるものなのですね。 これからはコンサートでも最前列で聴いて勉強していこうと思います^^ たくさんの回答どうもありがとうございました!m(__)m
補足
http://musictrack.jp/index.php?pid=user&uid=17815&mod=sounds&snd=28143 http://musictrack.jp/index.php?pid=user&uid=17815&mod=sounds&snd=27844 補足です(^^; ↑の人なんかどうでしょうか?僕はうまいような気がします。 ミロスラフフィルハーモニック、2万円ほどで買えるようですけれど、VIENNA SPECIAL EDITONより臨場感があるような・・・。 これもMIXの腕なんでしょうね^^