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夏目漱石は、「夢十夜」について、著作または手紙に「余は吾文を以って百代
夏目漱石は、「夢十夜」について、著作または手紙に「余は吾文を以って百代の後に伝えとする野心家なり」と書いた、と聞きました。それで漱石の評論や書簡集を見てみましたが、いまだに見つけられません。上の文が載っている作品の名前をご存知の方、教えてください。よろしくお願いします。
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「明治39年10月21日森田草平宛書簡」 に 「余は吾文を以て百代の後に伝へんと欲する野心家なり」 とあるそうです。 → http://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/novelII.html ただし、これは 『草枕』 執筆後だそうで、『夢十夜』 の方は明治41年の発表ですから、上記の書簡の文面は 『夢十夜』 について述べたものではないということになります。
お礼
ありがとうございました。「漱石全集」の書簡集を確認すると、確かにありました。