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創世記にある失楽園にて、アダムとイブは蛇によって唆されて知恵の実を齧っ
創世記にある失楽園にて、アダムとイブは蛇によって唆されて知恵の実を齧ったとされていますが、何故蛇は唆すような真似をしたのでしょうか? 創世記や聖書などに詳しい方にはもちろん、単純に自分はこう考える、みたいな個人的解釈でも構いません。宜しくお願いいたします。
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- kigurumi
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蛇ってのは古代では知恵の象徴でもあったんです。 現存する世界最古の写本には、ノアの洪水と同じものはあっても、アダムとイヴの物語は無い。 しかし、蛇を思わせるものは出てきます。 ムシュマッヘとムシュフシュです。 彼等は神々がまっぷたつに分かれ大戦争をしたとき(これがハルマゲドン伝説の原型)、ティアマトがマルドゥク側と戦わせるために生み出した生き物とされます。 ムシュフシュ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%95%E3%82%B7%E3%83%A5 蛇のような形をしてますでしょ? このムシュシュの助言で、エアは息子たちを殺そうとしたんですね。 ところで、「死ぬことは無い。神のようにものごとの分別がつくようになる。」と蛇は言ったわけですが、アダムとイヴは果たして神が言ったように知恵の実を食べたら死んだか? いいえ 死にませんでした。 そればかりか物事がわかるようになった。 神は自分の言ったことを真実とするために、アダムとイヴに生命の期限を設けたわけです。 つまり「食ったら殺すぞ」ってことなわけです。 エヌマ・エリシェでは、マルドゥクがこの世を司っていたティアマトを殺してしまい、神々がこの世を運行しなければならなくなり、忙しくて身の回りのことができなくなった神々は、マルドゥクに不平不満を言い、それでマルドゥクは神々の身の回りの世話をさせるために、ティアマトの肉体(地面)とキングーの血で人間を作ったとなっています。 人間が神のように知恵がついたら、真実がわかりもう神々の奴隷ではいてくれないと思い、情報を隠したのではないかと。 ほら、キリスト教も図書館を閉鎖して、「お前等は聖書だけ読んどりゃーええんじゃ」と人々が知恵を得る機会を奪い教会の奴隷化にしましたよね。 それで一部の人だけが知識を得ることができ、その一族だけが支配者の地位を代々受け継ぎ、その多大勢の信者を奴隷にして生かさぬよう殺さぬようと搾取してましたよね。 キリスト教の奴隷として服従していれば、生き残れると、人々はそこから脱出することは長らくしなかった。 モーセのような奴隷を解放する人がなかなか現れなかったわけです。 マルティン・ルター「至上の王国は人の不平等なしには存在し得ない、自由な者と縛られる者、支配者と従者がいるのだ」 要するに蛇とは人の知恵なのではないかと。 現状の王国に疑問を呈したとき、至上の王国の本当の姿が見えてきて、悲しみが始まる。 この悲しみを覚悟でより良い世界へと進むために、住み慣れた土地を離れ新天地を目指すか、そのままとどまり続けて支配されて一生終わるか。 蛇は強引に食べさせなかった、人間の自由意志に任せた。 そして人間は自由意志を選んだ。 それは不自由さを伴うものだが正しいことであるに違いない、ってことを古代の人は言いたかったんじゃないか と。
- mmky
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蛇というのは「嫉妬」を表現しているだけですね。 ルシファーが祟り神に嫉妬して地獄に落ちたので、ルシファーのことを蛇と揶揄しているだけなのですね。 アダムとイブはルシファーにそそのかされて、神への信仰を忘れ、肉欲に明け暮れたということで追放されたということですが、アダムとイブというのは本当は複数の男女という意味で、現代にも通じる話ですね。ちょっと古い話ではポンペイがそのようなセックス産業の都市でしたから、神の怒りに触れて消えてなくなりましたね。それと同じ話ですね。 智恵の実、というのは唯物論の実ということですね。現代もたくさんなっていますね。食べた人多いのではないですか。失楽園と同じことが起きてますね。さてその結末は?ということですが、皆さんがこれから体験することでしょうね。 参考までに
- cyototu
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#1さん。 貴方の説明で良く分からない所がありますので、もう少し詳しく説明して頂けないでしょうか。 貴方も十分ご経験なさっていると思いますが、蛇や蠅が貴方の回りに来て、貴方はそれに騙されますか? まさか、そんなの子供だって騙されませんね。貴方がもし、サタンでかつ蛇や蠅だったとして、それで騙される人がいるとは、人間とはそこまで頭が悪いとはどうしても私には想像出来ません。サタンて言うのは我々の想像を超えたような、崇高で気高く美しく無限の存在で、我々がサタンに似せて作られたのか、それともサタンが我々に似てお出でになるのか、どちらかだから私達人間は騙されるのだとは思いませんか。そこで、お聞きしたいのは神に似て我々を作ったお方のことを、サタンと言う可能性はないのですか。我々はサタンに似せて作られた、だからサタンに騙される、と言うことにはなりませんか。 その辺のことをもっと判るように説明して下さると、質問者さんばかりでなく、市井の私でも判ると思いますので、もう少し噛み砕いてお教え下さい。
- kagakusuki
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蛇はサタンの仮の姿の一つであり、イブをそそのかした蛇もサタンの化身だとされています。 【参考URL】 失楽園 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%B1%E6%A5%BD%E5%9C%92 サタンは主に対する反逆者・敵対者であるため、主に愛されている人間を陥れたという事だと思います。 サタンが何者であるかに関しては諸説ありますが、一般的には最高位の天使として、主によって創造されながら、自らを主よりも偉大な存在と主張して、神の座を狙って、主に対して反乱を起こしたルシファーが、その正体だとされる事が多い様です。 【参考URL】 サタン http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%BF%E3%83%B3 ルシファー - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC 反乱を起こしたルシファーは、主の軍勢に敗れて、地獄へ落とされて、堕天使となりますが、共に地上や地獄に落とされた他の堕天使やその他の悪魔達を率いて、地獄の王として君臨し、自らの再起や主に対する嫌がらせの目的で、主の権威を貶めるために、神の子である人間に、ちょっかいをかけて来るらしいのです。 イブをそそのかした事も、その一環なのではないかと思います。 又、キリスト教の様にユダヤ教を起源にする宗教を除けば、多くの宗教において、蛇は神として崇められる事が多い動物です。 【参考URL】 ヘビ - Wikipedia > 5.1 信仰 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%93#.E4.BF.A1.E4.BB.B0 これは、脱皮をする事が再生を連想させる事や、足も無いのに移動出来る神秘性によるものだと言われています。 しかし、キリスト教(の起源であるユダヤ教)では、人間は主に似せて創造された存在としていますから、主は人間に似ていなくてはならず、蛇が神である訳はありません。 そして、キリスト教(の起源であるユダヤ教)は一神教ですから、自分達が信仰している主が唯一絶対の神であり、それ以外の神が存在している事は認めない事が、重要な教義となっています。 このため、他の宗教の神は、神の名を騙っている存在であり、自分達の神が唯一絶対である事を否定しようとする、許されざる悪を犯している存在と見做します。 そして、他の宗教の神を悪魔と見做したのです。 例えば、地獄においてサタンに次いで罪深く、強大な魔界の王子で、蠅の王の異名を持つ悪魔であるベルゼブブは、元々、カナン地域を中心に各所で崇められた嵐と慈雨の神バアルでしたし、サタンやベルゼブブに並ぶ三巨頭の1柱であり、40の悪魔の軍団を率いる強壮な悪魔の大公爵であるアシュタロトは元々、地中海沿岸各地で広く崇められたセム系の豊穣多産の女神でした。 【参考URL】 ベルゼブブ - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%BC%E3%83%96%E3%83%96 バアル - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A2%E3%83%AB アシュタロト - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%83%88 アスタルト - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%83%88 キリスト教(の起源であるユダヤ教)で蛇がサタンの化身であるとされ、創世記においてイブのそそのかしているのは、ユダヤ教の発祥において、自分達の宗教の正当性を主張するために、上記の2柱の神の例と同様に、多くの宗教で神とされている蛇を悪者に仕立て上げたのではないかと言われている様です。
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