車のシャシーデザインって何ですか？

質問

車のシャシーデザインって何ですか？

デザインというと芸術センスの気がしますが・・

回答No.4

WPY11_4548

どういう場面で出てきた言葉にもよりますが、直感的に感じたまま回答してみます。
シャシーデザイン＝シャシー設計の意だと思います。
さらにココで言うシャシーとは車台(プラットフォーム)では無く、いわゆる足回りの機構部品を指しているのでしょう。
(車台ならば車体設計、ないし車両レイアウト開発、と表されるのが一般的です)

ですから大きく
・サスペンション設計
・ステアリング設計
・タイヤ&ホイール設計
あたりを総称してシャシーデザインと記載しているように思えます。

回答No.3

noname#117865

デザインは設計
芸術はアートです。

外観のデザインなら後者”も”必要と思いますが、
シャシーだとどちらかというと工学的な知識のほうが重要だと思います。

回答No.2

corkey

初めまして。
　昔「カー・デザイン」と呼ばれる仕事を生業としていた者としての意見です。
　まず根本的なところで、「デザイン（DESIGN)」とは（いささか乱暴を承知で）一言で言えば「機能と形態を、より高い水準で昇華させる思想およびその行為」と呼べると思います。
　ここで「機能」を形作るのは「エンジニアリング」であり、形態を形作るのが「スタイリング」です。ですので本当はデザインを評価する時には「エンジニアリング」と「スタイリング」をきちんと分離した上で各々の兼ね合いがどれほどのレベルに到達しているかを見なければならないと思います。因みに「設計」という行為自体も英語では「ＤＥＳＩＧＮ」と呼ばれます。
　質問者様の言う「芸術センス」とは、主にデザインにおける「スタイリング」の面において大きな（「全て」ではありません）ウェイトを占めるもので、確かに昨今はここだけを取り上げて「デザイン」と呼ぶ事が少なくないようです。
　「自動車におけるシャーシィ・デザイン」とは一例を挙げれば４つのタイヤとエンジン／変速機／ディファレンシャル・ギアという主要機器に乗員の配置という自動車の性格を根幹的に規定するレイアウトや、もう少しミクロのレベルでは例えばサスペンションの形式（マルチ・リンク、ストラット、セミ・トレーリングアームなど）とその長さやアーム／リンク類の配置などもシャーシィ・デザインの大きな要素と言う事ができるでしょう（もちろんここでは「美的センス」のようなものは重視されません）。
　要するに大きく捕らえた時のシャーシィ全体の成り立ちを称して「シャーシィ・デザイン」と呼んでいると言って間違いではないと思います。

回答No.1

EFA15EL

まあ、その名の通り車のボディ以外の基本構造部分（車台）のデザインのことです。
デザインと云う言葉には「設計」の意味があり、特に２０世紀初頭に芸術と産業の統一が進められてからは産業デザインの概念が広く浸透しています（動き自体はその前からありましたが）。
今ではごく普通に車台の配置や構造を設計する事をシャシーデザインと呼びますが、
根底には優れた設計は芸術に通ずるという概念があるわけです。