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日本野球界にはなぜ右投げ左打ちが多い?

日本野球界にはなぜ右投げ左打ちが多い? 最近のプロ野球を見ていて思ったのですが、右投げ左打ちといえば西武栗山、巨人阿部、ヤクルト青木など、野手では数え切れないほどいて、投手にも阪神藤川や楽天永井などがいます。 一方、左投げ左打ちの野手といえば、日本ハム稲葉、ソフトバンク松中、ロッテ福浦など、数が少ないように感じます。 なぜこんなに右投げ左打ちの選手がいるのでしょうか? 逆に、なぜ左投げ左打ちの野手は少ないのでしょうか? また、こういう人たちはいつごろ転向を試みるのでしょうか? 回答、よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.7

最近は右投げ左打ちの一流プレーヤー(イチロー、松井秀喜もそうですね)にあこがれて・・・ということが多いのでしょうけど、そもそも日本で右投げ左打ちが多くなった原因は何かといえば、右利きを正とし、左利きの子供は右利きに矯正してきた日本の風習にあるのではないでしょうか。1970年代に浅丘めぐみが歌った「わたしの彼は左きき」という歌で初めて左利きの人が市民権を得たと言われています。それまでは、左利きは何やら障害者のような扱いでした。 左利きを矯正された人は、字を書いたり、箸を持つのは右手、でも、力仕事は左手をメインに使うことが多いようです。だから、ボールを投げるのは右でも、バットを振るのは左だったりします。それで、右投げ左打ちが出て来やすい土壌がありました。 また、右利きが正となると、野球チームをつくっても、右投げ右打ちばっかりそろうことになります。もう40年近く前、小生が高校球児だったころ、一時的に右投げ左打ちにさせられました。他の回答者がご指摘のように、野球では左打ちのほうが一塁に近くて有利ということがあります。また、高校野球の地方予選レベルや草野球レベルだと、ピッチャーのコントロールもいい加減なので、右バッターばっかりのところにたまに左バッターが出てくると、的の感じが変わって、それに惑わされてピッチャーがコントロールを乱したりします。 だから、高校野球や草野球の指導者は、右打者を見て、「右手の力ばっかりで打っているからダメだ、左で打て」とか、何かと理由をでっちあげては、右打ちを試合で有利な要素のある左打ちに変えさせようとしがちです。小生の場合は、たまたま左で素振りしてたら、右のときよりバランスのいいスイングをしてるから、というだけで、左打ちにさせられました。 そんなことで、右利きが正であるとして、左利きはダメとしてきた日本の風習、それと野球では左打ちが有利という条件がミックスされたことで、日本では右投げ左打ちの選手が多くなったものと思います。逆に左投げ左打ちが少ないのは、左利きに対する偏見があって、日本では右を使うように矯正されてしまうからですね。右利きの人が、左打ちに転向する時期は、最近の有名選手にあこがれてというパターンでは小学生、指導者に命じられてということでは、中学高校ということになりましょうか。

その他の回答 (11)

回答No.12

XG300さん、こんばんは。 私は野球には素人なので、こんな話しもある、程度にお聞きください。 右投げなのは、利き手が右の人間が多いから、 というのは想像がつくと思います。 それでは、目にも「利き目」というものがあるのはご存知でしょうか。 両目で見ながら、どこか一点を指差してみてください。 その状態で片方ずつ、目を閉じてみてください。 そうすると、どちらかの目で見たときはあまりずれませんが、 もう一方の目だけで見たとき、指さしていた点から、 大きくずれて見えると思います。 この、あまりずれない方の目というのが「利き目」になります。 そして、手と同じく右側が「利き目」の人が多いのです。 利き目が右の人が右のバッターボックスに立つと、 左目、つまり利き目でないほうの目が前に来て、 その目でボールを追うことになります。 これは先ほどの「大きくずれて見えている」状態で、 自分が見えていると思っている場所と、実際にボールがある場所とが ずれて認識されていることになります。 パワーよりもテクニックに優れる日本人選手には ボールを良く見て確実にミートするという点で、 多くの人にとっての利き目である右目が前になる 左バッターボックスに立ったほうが有利なのだと思います。 反面、体が大きくパワーあふれる海外のバッターにとっては、 とにかく力がこめられる、振りやすい方で打つほうが大事なのかもしれませんね。

回答No.11

守備を考えた場合、左投げは内野だと一塁か投手だけしか守れません。三塁、遊撃、二塁は、ゴロを取って一塁に送球する時に、逆モーション(体を一度反対側に捻る)になるため、足の速い打者は内野安打になってしまう事が増えますし、内野ゴロでのダブルプレーも取り難くなります。 また捕手は二塁への盗塁の送球時、右打者が多いので打者が邪魔になります。また三塁への盗塁の送球時は、また逆モーションになります。一塁なら二塁、三塁、本塁のどこに投げる場合でも、逆モーションにはなりません。なので一塁を守ります。 投手の場合も一塁に投げる時は逆モーションになりますが、投手の場合、バント処理以外は内野安打になり難いので、問題になるケースが、三塁などに比べると減ります。 それと昔は左投手が少なかったので、左投手と言うだけで投手が有利と言われる時代がありました。現在は左投手も増えましたし、左投手が有利の時代も終わったのではないでしょうか。 次に打撃を考えた場合、投手は右投手が多いので、左打ちの方が投球が自分の方に向かってくる事になるので、比較的バットで捉えやすくなります。逆に左打者が左投手と対戦した場合、極端なケースだと、背中の方からボールが来て、自分から遠ざかるような球筋になるので、捉えにくくなります。 右打者の場合は右投手がそのような感覚になります。なので左打ちが増えるのだと思います。 それと他の方が言われる通り、足が早い選手は、左打者の方が一塁に近いからと言う面もあると思います。ただ確かに一塁には近くなりますが、打った後のスタートの切り方を考えると右打者の方がスタートを切り易いです。右打者は打ち終わった後、前に向かって走りますが、左打者は後ろに向かって走ります。私自身スイッチヒッター(両打ち)なので、右で打った方がスタートが切り易いです。 以上の事から、右投げ左打ちが増えていると思います。

  • Meegeren
  • ベストアンサー率44% (204/459)
回答No.10

「右投げ左打ち」が多くなったのは、単なる憧れによるものではなく、小中学校から培われた「勝利至上主義」って考え方から、こういった傾向になっているようです。 元々、左利きの人が少ないのですから、「左投げ左打ち」の野手は少ないですし、左利きなら、「まずは投手」というのもあるかもしれませんね。 逆に「左投げ右打ち」はもっと少ないです。 記憶にあるのは元阪神のハル・ブリーデンくらいですかね。

参考URL:
http://number.bunshun.jp/articles/-/13586
  • nankra
  • ベストアンサー率20% (89/438)
回答No.9

左だと右より捕球から送球までの時間がかかるからじゃないでしょうか? 内野はほとんどいませんが、外野では時々左の人いますよ?

  • aiki-kun
  • ベストアンサー率29% (196/668)
回答No.8

左打ちが多いのは一塁まで2m程度近いからかと。 左投げの野手が少ないのは 内野を守らせてもらえないからじゃないでしょうか。

  • masajudy
  • ベストアンサー率50% (2/4)
回答No.6

多分ですけど、王貞治元監督の影響ではないでしょうか。巨人、ON時代の王貞治選手がそうでした。ハンクアーロンを抜いて、世界一のホームラン王。おまけに、独特のフラミンゴ一本足打法。格好いいし憧れの大名選手。子供の頃、散々真似してました。  本来ならば、左打ちならば左投げの方がいいのだとは思いますが、そうして真似をしている内に、自然とそれが身についてしまいました。大人になった今もそうです。  一応、矯正を試みた時期もありましたけど、無理ですね。(苦笑)”王選手がそうだったんだから、別にいいんじゃないか?かえって王選手と同じで、誇りに思うよ!!!”今も、そう思ってしまいます。

  • nankra
  • ベストアンサー率20% (89/438)
回答No.5

左打席のほうが一塁への距離が右打席により短い 後右利きが多いんじゃないでしょうか? ほとんど右投げ右打ちだと思いますがなかには元から右投げ左打ちの人もいます その人たちはテニスでいうとフォアでスマッシュ打つよりバックスマッシュの方が打ちやすい、つまり手の甲でバットを振るほうが振りやすいってことです なんかわかりにくいですねwww ちなみに自分は左投げ右打ちです

  • f2s3f2
  • ベストアンサー率20% (73/350)
回答No.4

日本人は型にはめるのが好きだから、左打ちが有利だからと左打ちにさせたがるんじゃないのかな。 アメリカの野球選手のように個性豊かな投球フォームやバッティングフォームは、日本では子供の頃に調教されちゃうしね。

  • born1960
  • ベストアンサー率27% (1223/4397)
回答No.3

 右投げの人はもちろん普通は右バッターボックスですよね? しかし、右と左では内野安打の出る確率が格段に違います。 左バッターボックスで振り切ったあと、そのままの勢いで一塁へ走れますが、右バッターボックスの場合、振り切ったら三塁側へ体が剥いているのに逆らいながら一塁を目指すわけですね。  それだけではありません。左バッターが思い切り引っ張ったライト線へのヒットは、右バッターの振り切ったレフト線へのヒットよりもより三塁打になりやすいです。ライトからサードへの送球とレフトからサードへの送球を考えればよく分かりますね。  あと、左打ちの場合、ボールをミートしてからのスルースイングが、右手で引っ張る感じになります。ということは本来の右利きには右手で思いっきり引っ張れるってことですね。  打つことだけを考えたら左バッターが圧倒的に有利です。 左投げ左打ちの選手は、左投げ自体が少ないからですね。 あと、左投げ選手は内野では一塁しか守れないと断言しても過言ではないと思います。 これも、一塁手以外の内野手3人は一塁へ投げる・・・ってことは右投げじゃないと投げにくいです。 外野手の場合は余り左投げが不利とは思えませんが。  そして左打ちをわざわざ右打ちに矯正する必要はないので、左投げ右打ちの選手は・・・たぶん過去にはいたでしょうがほとんどいません。  親が自分の子どもを野球選手に育てたい場合、最初から左うちを教えることも多いと思いますよ。

  • kernel_kaz
  • ベストアンサー率23% (665/2872)
回答No.2

単純に右利きが多いのと(右投げ)、利き腕を引き腕にして、しかも1塁に近い位置で打つのが有利(左打ち)。 ただ、それだけでしょ?合理的。

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