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ユビキチン化の方法について

ある蛋白質がユビキチンープロテアソーム系で分解されるかの実験をin vitro で行いたいのですが、 一般的なユビキチン化および酵素による分解実験の方法を知りたく、質問しました。 調べてみると、キットが売られていたのですが、これを使うのが一般的なのか分かりませんでした。 http://www.funakoshi.co.jp/shiyaku/entry/987.php あと、初歩的な質問かもしれず申し訳ないのですが、 細胞外に存在する蛋白質がエンドサイトーシスにより取り込まれ、 この系により分解されるというプロセスはあり得るのでしょうか? 重ねてご質問させていただきます。 よろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.2

> 回答していただき、ありがとうございます! > ユビキチン化については文献調べてみたいと思います。 ユビキチンはよく研究されているので文献も豊富です。 頑張って勉強して、いい実験をしてくださいね! > あと、マクロピノサイトーシスによって取り込まれるタンパク質 > の共通した特徴などは知られているのでしょうか? polycationicまたはamphipathicな構造を持つ CPPっていう領域を持っているみたいです。 http://en.wikipedia.org/wiki/Cell_penetrating_peptide あと膜透過性のタンパク質が細胞間のシグナルとして働く なんて現象も確か報告されていたと思いますが、 詳しいことは解っていないんじゃないかなあ・・・? 私も阻害剤ペプチド等を細胞導入するときに使うだけで、 専門外なのでハッキリしたことはいえませんが。 > このあたりの事(タンパク質の細胞内への取り込み)について勉強したいのですが、 > 教科書レベルでおすすめの書籍をご存知なら教えていただきたいです。 洋書なら http://www.amazon.com/Handbook-Cell-Penetrating-Peptides-Pharmacology-Toxicology/dp/0849350905 2006年の本で、ここから応用範囲が多少広がりましたが 新しいことはほとんど解ってないと思います。 英語ですが内容的はごくごく解りやすい本です。 日本語の教科書はちょっと見たことがないです。 ただ、日本語の総説は結構ネットにもあると思うので ある程度参考にはなるんじゃないかな?

回答No.1

ユビキチンに関しては全然勉強したことがないので 詳しいことは全然わかりませんが・・・ > 一般的なユビキチン化および酵素による分解実験の方法を知りたく、質問しました。 Ubiquitination、E1、E2、E3あたりの検索語で検索かければ 多分必要な文献がヒットすると思いますよ! > 調べてみると、キットが売られていたのですが、 > これを使うのが一般的なのか分かりませんでした。 > http://www.funakoshi.co.jp/shiyaku/entry/987.php Cell Lysateを使う方法は結構一般的だと思います。 > あと、初歩的な質問かもしれず申し訳ないのですが、 > 細胞外に存在する蛋白質がエンドサイトーシスにより取り込まれ、 > この系により分解されるというプロセスはあり得るのでしょうか? 非常に特殊な場合に限りあり得ます。 通常のタンパク質はエンドサイトーシスでは ほとんど取り込まれることはありませんが、 一部のタンパク質はマクロピノサイトーシスなどで 細胞内に取り込まれる事が知られています。 そういったタンパク質に限れば、 ユビキチン-プロテアソームシステムによって 分解されることは十分あり得るでしょう。

rtfgbnk
質問者

補足

回答していただき、ありがとうございます! ユビキチン化については文献調べてみたいと思います。 あと、マクロピノサイトーシスによって取り込まれるタンパク質 の共通した特徴などは知られているのでしょうか? このあたりの事(タンパク質の細胞内への取り込み)について勉強したいのですが、教科書レベルでおすすめの書籍をご存知なら教えていただきたいです。 重ねてよろしくお願いします。

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