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ヒトの好奇心は染色体だか、DNAだかが繰り返し構造(?)の回数によると

ヒトの好奇心は染色体だか、DNAだかが繰り返し構造(?)の回数によるとテレビで見たことがあるのですが、確か繰り返しの回数が多いほどドーパミンを欲するのだとか。ドーパミンを欲するということが感情的には好奇心と表すことができて、繰り返しの回数が多いひとほど好奇心を満たすのにドーパミンがよけい必要だ、ということだったと思います。でも繰り返しって何なのか、そもそもDNAだか染色体だかも忘れてしまいました。どなたか専門用語なしで詳しく説明していただけたら助かります。よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.3

あったあった.

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5758439.html
nonjaraous
質問者

お礼

ありがとうございます。染色体やDNAではなく、塩基配列の繰り返しでしたね。まさにあったあった、という感じです。私のかわりに探していただいたような形で恐縮です。ビンゴの情報を頂き、ありがとうございました!

その他の回答 (3)

  • ruehas
  • ベストアンサー率68% (816/1194)
回答No.4

こんにちは。 「DA(ドーパミン)」といいますのは「意欲」や「やる気」を司る伝達物質です。脳がDAを欲するのではなく、神経回路内でこのDA信号の流れが良くなると好奇心が発生します。ご質問の内容は、恐らく動物実験で「イヌの実際の行動」と「DA受容体の遺伝子多型」を比較することによって確かめられた研究だと思います。 「遺伝子多型」といいますのはDNA配列の違いによって性質の異なるタンパク質が合成されるということです。これにより、同じ種類の動物でも生まれながらの遺伝的体質に様々な違いが現れます。例えば、お酒に強いひとと弱い人ではその部分のDNA配列に違いがあります。 違いが見付かったのは神経細胞のシナプスに「D4受容体」を作るためのDNA配列です。そして、このD4受容体といいますのは兼ねてから我々動物の「新奇性(好奇心)」と関係があるのではないかと考えられていました。 「シナプス」といいますのは「神経細胞同士の繋がっている部分」であり、前のシナプスから放出された化学物質を信号として受け取るのが後ろのシナプスの「受容体」です。受容体には伝達物質を「活性(+)信号」として受け取るものと「抑制(-)信号」で受け取るものがあります。「D4受容体」といいますのはシナプスの間に放出されたDAを活性信号として受け取る受容体であり、これによって脳内の好奇心はプラスの方向に働きます。 このD4受容体を作る遺伝子を調べましたところ、DNA情報の繰り返し配列に長い短いの違いがあり、D4受容体には「感度の良い悪い」の二種類があることが確認されました。DAがたくさん作られるのではありません、受容体の感度が違うのです。 恐らく、別に回数が長いから強いD4ができるということではないと思います。取り敢えず、飽くまで繰り返し回数によって性質の異なる二種類のタイプが存在するということです。 感度の良いD4受容体はDAをたくさん受け取りますので「好奇心の回路」に強い信号が流れます。ですから、このタイプの遺伝子を持つイヌは好奇心が旺盛なわけですが、これが実際のイヌの行動や性格と一致しました。これは人間でも同じであり、我々の好奇心といいますのは遺伝的体質と関係があるのではないかと考えられるようになりました。 この他にも、 「D2受容体:依存心の強い弱い」 「5-HT(セロトニン):神経質かそうでないか」 近年、このような神経伝達物質による遺伝的体質が次々と確認され、まだこの先も発見されるのではないかと思います。 ですが、我々にはここでひとつ冷静さが必要です。何故かと言いますと、これによって我々の性格や、あるいは頭の良い悪いなどが生まれながらの遺伝子と関係するなどとそのまま受け取ってしまいますと、下手をすればそのような考え方が将来、就職や結婚などの社会的差別に発展しかねないからです。果たしてそんなものは一長一短であり、そもそも人間の性格に良い悪いなどありません。まして、「人格」といいますのは飽くまで与えられた生後環境とそのひとの努力によって作られるものです。ならば、遺伝子の違いだけで人間の価値を判断するなどということは間違ってもできないわけです。 近年の脳科学は次々と新しいことを解明し、テレビや雑誌でも盛んに取り上げられています。ですがそれだけに、我々はなるべく正しい情報を掴み、常に冷静な判断をしてゆかなければいけないと思います。

nonjaraous
質問者

お礼

ご丁寧な回答をいただき、大変ありがとうございます。おっしゃる通り、確かにこの手の問題は冷静な判断が必要ですね。非常に興味深い科学ではありますが、それがすべてではない、というところでしょうか。ご回答を見て、少し私も大人になったような気がします。かえすがえす、ありがとうございました。大変参考になりました。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

つまりは, 「以前にも同じような質問があった」ってことです.

nonjaraous
質問者

補足

失礼ながら、それはわかります。 私の語彙&知識不足だとは思うのですが、先述したように、思い当たるキーワードを入力しても、その「以前の同じような質問」にヒットしないので、どなたかその方法を教えてください。

noname#160321
noname#160321
回答No.1

前回と同じ方なら、前回以上の答えは得られませんよ。 異なる方なら、ページ上部にある検索窓で検索して下さい。

nonjaraous
質問者

補足

前回というのは…? 私は初めての質問なので、ちょっとよくわかりません。 検索といっても、DNA,染色体、繰り返し構造、あるいはドーパミンと入力しても、あまりヒットする内容ではないみたいです。

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