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同じ作品を二重に提出した場合どうなりますか?
作家を目指してある出版社のコンテストに応募しました。最終選考まで行きましたが、もしこれと全く同じ作品を他の出版社に持ち込んで、仮に世に出ることになったとしたら私は何か罪になるのでしょうか?出版権は応募した出版社に帰属するとありました。
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結論から言うと、二重投稿にあたりますから、絶対にやってはいけません。 まず選考を行うのは、選考を専門とする、何人かの下読みの編集者と出版社の編集者です。 この下読み編集者は、いくつかのコンテストを掛け持ちで担当している事が多く、二重投稿などは高い可能性でばれてしまいます。その時点で作品が世に出る事はなくなります。 基本的にどんな雑誌・コンテストでも、二重投稿は嫌われます。どんなに内容が優れていてもです。編集者にとっては、自分が頼んだ仕事が、他の雑誌に知らない間に載せられているのと同じですから。盗作と同じで信用をなくしてしまいます。 ただし、最終選考までいったその作品を、その事を明示した上で、他の雑誌の編集者に読んでもらうことは、売り込みと見なされ、ある程度出版の慣習として認められています。そこで力を認められたら、新たに作品を欠くよう求められる事もあります。 最終選考にまで残る実力があるのでしたら、大変でしょうが、もう一作書かれたらどうでしょう? または編集者の方に見てもらって、感想を伺ってみて下さい。 二重投稿で、せっかくの才能が出る機会を自らつぶしては、もったいないですよ。
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- kyuukeityu
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6です。「欠く」でなく「書く」でした。すみません
- PEPSI
- ベストアンサー率23% (441/1845)
>出版権は応募した出版社に帰属するとありました。 これはタテマエです。 実際には何の意味もなさないですよ。 知的所有権でちゃんと作者の権利は守られていますから。 ただこう書いておくことで2重投稿が減るだろうということです。 例えばアナタが提出した小説がその賞の大賞に輝いたとして、でもあなたが「その出版者のことを嫌いになってどうしてもそこから出したくない場合になったとしてもアナタは個人の権利でその小説を差し戻し、他の出版社から発表することが出来ます。(独占契約した場合は別) 例えば出版者から依頼がありアナタが書いた小説というのであれば著作の権利はアナタと出版社がお互いに何%可ずつ所有する形になります。それはお互いの共同作業によって創られたものという見解があるからです。 もし入賞した場合、その小説に対しての「独占契約」を結ぶことになると思います。 その契約を結ばない限りはどこに出しても100%あなたの「知的所有物」です。そしてあなたに無断でその小説がその出版社によって発表された際はあなたはその出版社を知的所有権侵害で訴えることもできます。 不正行為でも何でもなく正当な行為ですよ。 常識的な行為です。 前に発表したことがばれてもせいぜい選考から落とされる程度です。
- mika001
- ベストアンサー率8% (2/23)
信用の問題ですが、二十投稿が発覚し、もし、そのことが 原因で出版社に被害があった場合、損害賠償請求される可能性はあります。 本当に、その業界でやっていこうとお考えなら、不正行為はしない方がいいと思います。
- bad-money-drives
- ベストアンサー率32% (134/408)
ほとんどのコンテストが“未発表の新作に限る”という規定を設けているので、この規定があるコンテストに投稿したら違反です。 それに、手直しもなしの二重投稿は作家のモラルに反します。 二重投稿が発覚した時点で、選考から落とされるでしょうね。 二重投稿しても、メリットはあまりないと思います。
- rachel-sweet
- ベストアンサー率10% (17/156)
法律論以前に、作家としての姿勢が疑われます。 作家を目指す新人なのですから、新作で勝負してください。 過去の没ネタに頼るのは、人気作家になって、締め切りに追われるようになってからで十分です。
- hatsushio
- ベストアンサー率23% (119/500)
そのコンテストでの細かい規定によりますが。 出版を予定してる作品であれば、「出版権は出版社に」にそのまま当てはまるのですが、 最終選考に残った作品の中でも特定の賞だけしか出版が約束されてないのであれば、入り口ではねられた作品と同様に他社でのリターンマッチが許されるのでは?
お礼
皆さんありがとうございます。本当は一人ずづお礼を言わなければならないのですが、失礼ながらまとめさせていただきます。 法律的にはNo.5の方がおっしゃるように問題はない、しかし業界からの信用は失われるということですね。よく分かりました。No.6の方がおっしゃるように他の出版社の方に読んでもらうように動いてみたいと思います。