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ノイズ対策にあらゆるもののシールド処理ってやりますか?
素朴な疑問です。 特に今困っているというわけではありません。 オーディオに凝っている方はケーブル一つにもお金をかけていると思うのですがノイズ対策もするのでしょうか? 例えば部屋の中はオーディオ以外電気製品は置いていないという徹底した方はほとんど関係ないかもしれませんが、オーディオ自身が出すということもありますし、TVや映像機器、PC、携帯電話も置いていると思います。 そういうものから発生するであろう、または屋外から飛んできているであろう電子を問題が起こる前にアースへ吸収もしくはシャットアウトしていますか? 部屋にエアコンのアース端子があるので、スチールラックや各種ケーブルにシールドチューブをかぶせてアースへつなぐなどの実験を暇があれば試みたいと思っていますが、そういうことはオーディオ通なら常識なんでしょうか?
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- nijjin
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エアコンなどのコンセントにあるアース端子は家中のアース端子とつながっているので他の機器の影響を受けます。 オーディオなど特殊な場合は別途専用のアースを地面に埋め込みます。 気をつけなければならないのが、オーディオ機器の電源コードが3Pでもアースの部分が機器内部で未接続な事がよくあります。 つまり、機器本体からアースを取らなければならないと言うことになります。 メーカーがアースを接続していないと言うこと、通常そこまでする必要が無いからです。 どちらかと言えば電源側のノイズや電圧の変動、電圧が問題になります。 こちらがしっかりしていないと日や時間によって音が違うなどという事もおきるでしょう。
- hideo3
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私はケーブル設計の技術者ですが、シールドとは何でもかんでも金属テープや銅線を巻きつければよいというものでは有りません。又、伝送している信号、ノイズの性質、周波数によって対策は違ってきます。 身近な例では、これをお読みになっている方はLAN用ケーブルのCat.5、Cat.6といった物をPCに繋げていらっしゃると思います。Cat.5ケーブルはUTPケーブルといわれ、金属のシールドは施していありませんが、対よりピッチを適当な組み合わせにすることで、LAN信号の平衡伝送に適した磁界に対する対策(LAN規格では漏話対策)が施されています。シールドなど無くても、問題なく信号伝送が出来ているのです。 高周波帯域では、表皮効果の影響が出ますので、例えば同軸ケーブルは中心導体と外部導体の内側が信号伝送の役ををっており、外部導体の外側はいわばシールドとしての役を果たします。高周波帯域のシールドは波長が短いので、表皮深さも薄いので、金属テープを施すことが有効です。 一方音声帯域のシールドは金属テープのような薄いテープでは効果は無く、重要なことはシールド抵抗を小さくすることが大切です。 しかし、明らかにノイズの影響無いのに、又は極めて小さいのに、心配だからと過剰なシールドを施すと、ケーブルの伝送特性、特に減衰量が増加しますので好ましい方向ではありません。又、シールドを施し、アースに繋げた事で、アース側から不要な信号が入ってくることもあります。この対策として世の中にはアースノイズフィルターなるものがあります。 以上の如く安易にシールドを考えないほうが良いと思います。 上記した事はURL「AVケーブルの教科書」に記載がありますので参考となるでしょう。
追伸 エアコンのアース端子はエアコンのノイズが通る道なのでやると悪化する可能性があります。 電気の線は川と同じように考えてください。
通常、メーカーで対策が必要な場合は、対策をしたケーブルを付属していると思いますが、特別な場合やもっと性能を上げたいような繊細な機器、又はブーンというハム音がする場合はシールドや電源に対策をします。 日によって感じ方が違うのは私もありますが、機器よりも自分の感じ方と思うのですが。(私はオーディオ専門ではありませんが、電子関係のソフトもハードもバリバリの技術屋と思ってます。) 先ずはACコンセントの二本の端子の広い方がアース側ですので、壁 のコンセントも含めて全て合わせるのをお勧めします。その際に、壁のコンセントに近い方がインピーダンスも低くて良いです。 繊細なオーディオ機器があればどんな製品か、型番など教えて下さい。 RCAケーブルなどもシールド構造になってますので、取り立ててシールド対策は微小な信号を出す機器以外、必要ないかと思いますが。 適切なお返事ではないかも知れません、明日大事な用事がある為、今日は済みません。再質問等お気軽に。
インピーダンスにより影響を受けるものと受けないものがあります。又、ノイズの周波数により、影響を受けるものと受けないものがあります。 アンプの入力回路は増幅回路がある為、ノイズも増幅してしまう場合があるので注意が必要です。その場合でも増幅回路の周波数に外れていれば無視して構いません。 通常気にしなくても大丈夫です。私も特に対策はしていません。 特に現在は微小出力の機器にはアンプを内臓していますし、デジタル変換の機器も多いので、よい時代ですよ。 (昔、レコードプレーヤーのカートリッジの出力をアンプに入力している時は、その部分には非常に気を使いました。出力が数ミリボルトですから。)
お礼
ありがとうございます。 影響の受けるもの受けないものがあるのはわかりますが、 それを知った上(測ったあるいは調べた)で対策する/しないを決めるのでしょうか? 私はオーディオに詳しくないのでそれが簡単なことか難しいことはわからないですが... あと、私は音楽を聴いていてその日によって聞こえ方が変わるということがあります。 湿度や体調による影響を考えましたが、ひょっとしてノイズによって機器もしくは人間が影響を受けているのでは?と思いました。 書き忘れましたがそういう理由でも疑問に思ったのです。