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理系化学下のことと関連して(下の題名は間違えました)
下の質問と関連しているので、そちらも見ていただけるとうれしいです。 4年生で研究室に入ると、大体先生からテーマが与えられると思いますが、そのテーマについてよく知る前に院進学とか決まりませんでしたか?矛盾を感じます。否定しても始まりませんが・・・。 大学院試験、有機、無機、物理化学、英語とあります。 長い目で見れば、必ず役にたつとおもいますが、皆様は研究室での内容と、その勉強にギャップを感じませんでしたか? 自分は、コロイド界面化学(活性剤のことが主)の研究室ですが、予備知識としてはこれは3年の選択でやった程度です。同じ化学科で同じ試験を受けることになりますが、生物系の研究室の人は、研究室で物理化学とかほとんど出てこないし全然異質だと感じる、といってました。 そして、同じ化学科でも、選択だった生物を取っていない自分は生物のことはほとんど触れていないのでわかりません。生物系の人は、逆にコロイド選択していなかったら活性剤のこと、ほとんど知らないと思います。 研究室に残るための手段と考えてしまう自分が嫌です。 同じ化学科でもこういったギャップはしかたないことなのでしょうか?院試験は同じ試験なのに・・・。 皆さんは、どう感じましたか? もうひとつ・・・ そしてこれからは先生・先輩いるものの、授業のようにどこが重要とか「教えられる」ということはほとんどないですよね。皆さん、研究室での専門知識について、はじめどういった状態(知識面で)、どのように勉強していきましたか。 受身だと、これから先、何も得られないですよね・・。 今までは授業あって、テストで試す機会があってが当たり前だったので・・。 院試験のこと、研究室の勉強のこと(はじめの状態、そこからどのように広げていったか)、勉強全般に対する姿勢、について、その時考えたこと、またアドバイスいただきたいです。よろしくお願します
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薬学系ですけど院試は分析・医療・有機・生物系すべて出ました。選択は一応できますけど、何問かは自分の分野以外の問題を選ばなければなりませんでした。そこを逆手にとって、自分の分野の難しい問題は捨てて簡単な他分野の問題をといてる輩もいました…。 思うに、大学院入試というのはその専門知識を問われてるのではなくて、その基礎知識を問われてるのでしょうから仕方がないのではないでしょうか。例えば大学入試で基礎学力が問われている様なものです。専門的知識は大学院で学ぶという建前ですから(そうでないと分野変更とかが厳しくなりますしね)。ですから、大学入試のために勉強した様に、大学院入試のために勉強するのはありだと思いますよ。もちろん、大学入試用の勉強を実際に生かすことができるかどうか、大学院入試の勉強を実際に活かすことが出きるかどうかは勉強次第です。ま、とりたてて無駄とは思いませんでしたけど。薬学部なんでどうせ国家試験用に全範囲勉強しなおす必要もありましたしね。 >受身だと、これから先、何も得られないですよね・・。 その通り。もちろん基本は教えてくれるでしょうがそれだけです。私ら生物系は進歩が激しいので新しい実験をしようと思ったら誰にも聞けない、成書のプロトコールなんてくその役に立たない、なんてこともあるので思考錯誤を迫られることも多々あります。 そんななかでは論文を読み、実際に手を動かして失敗し、何が原因かを考え条件を変えて実験し、成功するまでやる、の繰り返しです。論文読んでても最初は???ですよ、当然です。わからなくてもとりあえず読み、そして調べれるだけ調べる。全部、上の人間に聞いてしまえば楽ですがそれでは自身の進歩にはなりませんね。ま、調べてもわからないことは聞かねばしょうがないですが。 1日中???だけだったことも最初はしょうがないですよ。 もちろん、論文ではなく日本語の成書を読む時もありますがそういうのは大抵、誰かの実験て終わってますからね、それだけの勉強は意味ないです。下の人間にも口をすっぱくしてあまえた勉強の仕方はするなといってますが、やっぱり聞いて済ましたり、成書で済ましたり、実験をせずにわかったつもりのやつは多いもんです。実験のための勉強がわからないんですね。もっとも、こればっかりは仕方がないですね、勉強していく意思の問題ですから。今まで、効率がいいだけの勉強を求められていたわけだし。教科書を覚えればそれでよかったのが、教科書すら疑いながら実験していかなきゃいけないんだしね。 自分に知識が身についたかどうかは自分で論文読んだりしてればわかるもんだし、わからなければわかるように生ればいいだけの話です。 では、がんばってくださいね。
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- First_Noel
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>長い目で見れば、必ず役にたつとおもいますが、 >皆様は研究室での内容と、その勉強にギャップを感じませんでしたか? 何がどう,どのくらい役立つかは事前には分からないものなので, 「聞けば何となく分かる」と言う程度の知識は,研究者として 非常に幅広く持っている方が得であると思います. その為の勉強は,大学での基礎的な授業に限らず,理系とは関係の無い 分野や日常生活などなど,本当に幅広くある必要があると思います. 例えば10年間勉強したことが,あるとき一瞬役立つときがあるとしましょう. その役立つ時間はほんの1秒であったとしても,それは10年間勉強したから 得られたものだと思います. そしてその一瞬の役立ちがなければ,そこで短時間でも足踏みするでしょう, その短時間の足踏みが,もしかしたらその後10年間の遅れとなるかも知れません. と言うことで,確かに授業と言う形態で得られる基礎的な知識は, 研究室と言う最先端事項の組合せと比較して,ギャップを感じる ものではあると思いますが,必ず底辺で,意識しない程に間接的に 役立っているものと思いますよ. >研究室に残るための手段と考えてしまう自分が嫌です。 研究をしたいのなら研究室に残る必要があって, その為の手段となるなら,それは正当な行為だと思います. 自分が如何に,浅くとも幅広い知識と視野を有しているか?は, 研究をする上で非常に大きな武器ですから. ところで私の研究室学生時代のことですが,途中で分野変わりましたので, 2度ほど,そして学位取得後若干の分野変更で更に1度, よく分からない状態となり五里霧中で手探りをしていたことがあります. そういうときは,基礎的な勉強をしつつ,論文を読んだり, 輪講や学会に出ている内に,次第とそれぞれが「当たり前」とまで なってきました. あとこれは本当にそう思うのですが,人に尋ねる,人を利用する(表現は悪いですが) と言うことは,学生である内はどんどんしましょう! 卒業しても,最初の内はどんどん聞くことも利用しましょう. その内,質問が出来ないようにもなってきますので, 「受け身」になることも,ときには重要です. 自分一人だと道のり遠く,人に聞いてすっきりしたいときは, positiveにpassiveになると良いです.
お礼
お返事遅れました。すみません。 ちょっとこれを書いたときは心身疲れていましたが、 この前無事、院試験に合格し、来年からは大学院生となります。まだまだ全然知識・経験が足りないので、自分のペースで日々努力していきたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
お返事ありがとうございました。 正直、これを書いているときは、心が少し疲れていました。 この前、院試験がありまして合格できました。 来年からは、大学院生となりますが、しっかり自分のペースで頑張っていきたいと思います。 博士課程なんですよね。お互い頑張っていきましょう