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M203の装着について教えて下さい
- 米軍装備に詳しい方、M203の装着について教えて下さい。
- ヘビーバレル装備のM16系は、ステップドバレルを採用しているためにM203を装着することができますが、2003年以降に支給されたM4はフルヘビーバレルとなっており、一体どのような方法でM203を装着しているのでしょうか?
- M203もマイナーチェンジが施されている可能性があるので、詳しい情報を知りたいです。
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こんばんは。 疑問が解けられたようで良かったですね。メールを読むとフライス加工は完成体への加工のようですね。 バレルの強度自体は、ウィンチェスターのオクタゴンバレルとでも思えばいいのでしょうが、バレルの鍛造過程あたりの加工なら分かるのですが、後加工でバレルにそのような手を加えるとは、さすがアメリカ、おおらかというか無茶というか(笑)。 ともあれ、私もおかげでいい勉強になりました。わざわざ教えていただき、ありがとうございました。
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- KITAIKKI
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こんばんは。 また丁寧なお返事を頂いて恐縮しています。ところで今になってようやく自分の勘違いに気付きました。といっても他愛のないものなのですが、例の「狂気の沙汰」です(笑) 自分としては「正気の沙汰ではない」に引っ掛けて、「狂気の沙汰としか言いようがない」、という風に使いたかったのですが、最後に否定文を持って来てしまったために、めちゃくちゃおかしな文章になってしまってますよね。出来もしないくせに恰好つけた文章には手を出すものではないと猛省しています。 ところで「25番」面白いでしょ。「GUN」誌や床井氏の著書にも負けないアカデミックな面と、ちょっと笑ってしまう文章が秀逸ですよね。あ、もしかして私のつたない文章も彼の影響で、無意識に物まねをしていたのかもしれない。そうか、悪いのは「25番」だったんだ! ということにして笑って許してください。これから本格的に寒くなりそうですね。お互い風邪に気をつけて、またいつかどこかでお会いしましょう!(^^)!
- KITAIKKI
- ベストアンサー率55% (462/838)
ご丁寧なお礼ありがとうございました。 あなたのお礼文を読んで思ったのですが、私の読解力のなさかもしれませんが、質問の内容にある「ハンドガード内部の部位を細くしたステップドバレル」とある部分は、そのままバレルに「段差」をつけた、つまり極端に言えば「切り欠いた」的なイメージで読んだのですが。 ご指摘のサイトですが、これとは違うサイトですが私もたまにこの手のサイトをネサフ(古い!)しています。しかしこれは個人的にはコマーシャルモデル用のバレルであって、全てが軍用のものではないと認識していました。 M203という兵器についての質問である以上、私は軍用のM16ファミリーの話だと思っていましたので、このサイトにあるバレルが私の認識不足で、実際には全てが軍用モデルであるということでしたら、米軍がこれほど煩雑で多様なバレル群を用意していたということで、認識を新たにする必要があるかもしれません。 「狂気の沙汰」問題ですが(笑)、以上のように私個人はハンドガード部のバレル部分は通常の細身のバレル(フロント部と比べて)ではなく、ステップ・「段差」が設けられていると理解しました。つまりまだガスポートに行き着いてもいない箇所に、一部バレル厚の薄い部分を設けている(つまり削っている)と理解したのです。もしそうであるのなら、これはやはり「狂気の沙汰」ではないということだったのです。 ハンドガード内部も同じ径のフルヘビーバレルというものでしたら、現時点ではランチャー装着を想定していない特殊部隊用のM4しか知りませんでした。このバレルモデルが全ての米陸軍部隊に支給されているのなら、今後は見飽きた感の強いアフガンやイラクのレポートを注視することにします。もっとも海兵はいつものように駄々をこねるでしょうから、当分先になるでしょうね。というより、通常のA2をいつ手放すかが問題ですが…。 M16A2での改良点に、A1タイプのバヨネット装着時の強度問題、スリングの引き付けによるバレルの歪みによる弾道変異などの問題改良がありましたが(なかにはミリタリーボールの変更の影響もあったという話も聞きますが、これは眉唾だと思っています)、M4はこのA2バレルのコンセプトそのままを持ってきたものと思っていました。もちろんランチャー装着の課題も起きたからこそ、いまのバレル形状になったのですが、ハンドガード部のバレルも同じバレル径になったのなら、きっとそれに見合う装着方を考え出したのでしょうね。残念ながら今の私にはそれくらいしか言えません。 #1さんへのお礼を読んでも気付くことなのですが、あなた自身はこんなところで私のような物足りない回答者に教えを請うような方ではないのではないでしょうか。#1さんへの堂々たる「反論」を読む限り、私などよりもはるかに知識の豊富な方であるようです。 多少の時間を割いてあなた自身が、各方面のメディアやサイトを覗けばきっと探している答えに行き着くと思うのですが。もっとも私が入手できる情報源といえば「GUN」誌や「別冊GUN」それに床井さんのようなGUN研究第一人者の著作、それに外国文献やネットですが、日本に住んでいる限り、あなた自身もそれほど大差のない情報環境であることが、痛し痒しというところでしょうか。 なんだか重箱の隅をつつくような文章になってしまいましたが、他意はありませんので、もし少しでも気を悪くされたのならお許しください。 なんだか真面目に銃のことを書きまくったので楽しかったです。この勢いで久しぶりに「25番」でも覗いてみようかと思ったところで、はっと思いつきました。もしまだ疑問が解けなさそうでしたら、彼にメールを送って聞いてみればどうでしょうか?超マニアックな彼のことですから、微に入り細に入って教えてくれるかもしれませんよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 サイトの説明につき、不足がありすみません。 「しかしこれは個人的にはコマーシャルモデル用のバレルであって、 全てが軍用のものではないと認識していました。」についてですが、 おっしゃる通り、軍用品は「Gov. Profile」の表記があるNo.10, 13と“旧”M4用のNo.6のみで、 No.1~5は公的機関専用品、No.7~9,11~12,14が民間販売可品です。 (フラッシュハイダーが分離可能な場合は、16インチ以上無いと民間販売出来ないため) 私はこれまで、近年の紛争現場の画像中に見られるM4に、 かなりの割合でM203が付いている事から、 現行のM4(フルヘビーバレル装備)にも当然M203が付けられるものと思っていましたが、 これは私の勝手な思い込みで、当サイトで何度か遣り取りしている内に 実は「現行M4(フルヘビーバレル装備)にM203は付かない。」様な気がしてきました。 因みにシステマのトレーニングウエポンのバレルもハンドガード内の太いオリジナル形状 (実物ヘビーバレルとはチャンバー付近の形状が違う)ですので、 M203を装着する際には、フロントサイトタワー+ハンドガードキャップを外すか、 M203のバレル基部側クランプ部のスリット幅を広げる加工をする必要があります。 また、以前渋谷にあったアーマードギャラリーというショップでは、 発注主が希望する場合は、フルヘビーバレルのクランプ部が通過する部分のみ フライス加工で両側面を削っていました。 私は現物を見せてもらった時、心中では「こんなの実物でやるはずない。」と思いましたが、 ショップオーナーが言うには何かの文献で実物やっている記述があったとの事でした。 「25番」ちょっと覗いてみました。 興味深いサイトですね。 お教え頂きありがとうございます。
- KITAIKKI
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M203をM16やM4に装着する場合、これまではハンドガード内部の一部を細くしたステップドバレルになっているとの事ですが、私は初めて聞きました。バレルは銃の弾道を司る重要なパーツであって、しかももっとも強度を要する部分です。フロント側ならいざ知らずチャンバーから幾らも離れていない、まだカートリッジプレッシャーがほとんど落ちていない部分のバレル厚を細く削るということは、銃の常識から言っても狂気の沙汰ではありません。本当にそのようなM16が存在するのなら、後学の為に是非画像でも見たいと思うくらいです。 また2003年に支給されたM4ということですが、この年に新型のM4がGIとして支給されたという事実も、勉強不足で初めて知りました。 M203はもともとM16ライフル(フルレングスのバレルであって、カービンではありません)用に開発されたもので、その装着方はいたって簡単です。M16のハンドガードは上下に2分割されることはご承知でしょうが、M203の取り付け基部にそのハンドガードの下部部分を分担させる事によって強度を得ています。 つまりレシーバー側のハンドガードリングと、フロントのハンドガードベースで保持しているということです。その上であのおなじみの不細工な、カクカクの角ばった上部ハンドガードで覆っているということです。 M4は正式採用になったとき、付け焼刃的にM203のショートバージョンを用意したものの、これまでのM16方式では装着ベースの長さが短すぎ(ハンドガードの全長がです)、どうしても安定性にかけるということで、問題のステップドバレルが考案されたわけです(もっともこれは当時流行し始めていたレールシステムの導入も視野に入れてのことですが)。 M4ではレシーバー側の装着方は同じですが、フロント部の固定は逆U字型のクランプを使用します。M203本体をまずレシーバー側に取り付けた後、クランプをフロントバレル上部から被せるようにしてランチャー本体に取り付け、ボルトで本体バレルのステップ部分とバレルを固定する方式だったはずで、当時も今もこれ以上の方式はないのではないでしょうか。つまりM203とM4を上と下から合体させるようなものです。 何でもかんでもピカテニーレールシステムに取り付けろ!なんていう時期もあり、M203も俎上に乗ったこともありましたが、単に取り付けるだけのレーザーや光学機器ではなく実際に弾薬を投射する重要な武器なのですから、さすがにこれは見送られています。実際取り付けは確かに簡単になるでしょうが、発射時の耐久性やアキュラシーの点から見ても、あまり感心しないですからね。 ともあれM4のこの装着方法もそれほど難しいものではなく、慣れれば5,6分で出来るもので、この装着方式はこれまでもこれからも変化はないはずです。たまに民間会社が自社開発したM203用のアタッチメントをショットショーなどで見ることがありますが、たしかに良く考えられて便利そうですが、これはこれでまた別のお話ということで。 最後にM203のマイナーチェンジですが、使用する40ミリグレネード弾の開発は別にしても、本体の意味でのマイナーチェンジというものはなかったのではないでしょうか。もしあったとするのなら、例の不発弾処理方式の問題を解決しているはずですからね。それに現在では新型のH&K社開発のM320が2005年あたりに制式化されて、そろそろ出回り始めていますので(これは優れものです!)、いまさらM203をグレードアップする必要性はないはずです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 M4系及びM16A2系のステップドバレルですが、 「ハンドガード内部の一部」どころか「全部」を細くしたものです。 「銃の常識から言っても狂気の沙汰ではありません」 (「正気の沙汰ではありません」もしくは「狂気の沙汰です」の意味ですよね) との事ですが、そうした意見も見られたものの、 既に大量に支給済みのM203を継続使用するために、 「やらないよりはまし」といった考えから、 「M203の装着に関係の無い部分のみ太くする」という対応にした様です。 ご存じ無かったとの事ですが、A2の支給開始当時、 複数の専門誌の記事に書かれていましたので、 結構知られているものかと思っていました。 回答(1)へのお礼に画像のあるサイトと解説を書きましたので、 ご参照下さい。 2003年以降支給のM4のバレルがフルヘビーバレルに変更されたのは、 海兵隊が挙げた強度不足を指摘から行われたものの様です。 M203の装着の方法や手順については理解しているのですが、 回答(1)へのお礼でも述べました様に、 フルヘビーバレルの径ですと、 M203のバレル基部側クランプ部のスリットが通過出来ないので、 現行のM203では根本的に装着出来ないのではないかと思われます。
- steiner
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M203はM4には装着不可。 マイナーチェンジ?のM203A1であれば、装着可。 相違点はレールに装着できる・銃身が短いぐらいじゃ無かったっけ。 ハンドガード内のステップドバレルが細くなっているのはM16A2のみで、画像で見る限りM4&M727のバレルは外側にステップドバレルが施されているハズですが。 そこにナイツなどのM203 QD Mountを使用し、取り付けると思うのですが
お礼
ご回答ありがとうございます。 大変失礼ながら反論を述べさせて頂きますので、ご一読下さい。 ・「M203はM4には装着不可。」及び「M203A1であれば、装着可。」について M203に対するM203A1の違いは下記の2点です。 1.銃身長を12インチから9インチに変更した。 2.バレルクランプをボルトによる着脱式からQD(Quick Detach)に変更した。 よってバレル基部側クランプ部のスリット幅も同一ですので、 M203A1が装着出来るならば、M203も装着出来る事になり、 どちらか一方しか装着出来ないという事はないはずです。。 現実にM4の支給開始当初にはM203が装着されている画像も多々見られました。 ・「相違点はレールに装着できる」について これはトイガンでこのタイプが販売された事等が原因と思われる誤報で、 正式採用されたものにレール装着タイプは存在していません。 ・「ハンドガード内のステップドバレルが細くなっているのはM16A2のみ」 ハンガード内のバレル径を細く(A1バレルと同一径)にした理由は、 M203のバレル基部側クランプ部のスリット幅が強度確保のため、 A1のバレルがぎりぎり通過出来る幅になっており、 ヘビーバレルの径では通過出来ないからです。 よって、M4やM727でも同様にハンドガード内やフロントクランプ部のくびれは A1と同一径になっています。 因みにM203本体のフロントクランプ部のR(丸み)の大きさや、 QDバレルクランプもA1バレルに合わせた寸法ですので、 M203、M203A1共にA1にも装着できます。 下のサイトに各種M16系バレルの比較画像がありますので、ご参照下さい。 http://ar15buyersguide.com/AR15-Barrel/ No.6がM4用の、No.13がM16A2用もステップドバレルです。 ハンガード内のバレル径がM4用のもののフロント側のクランプ部のくびれと 同じ太さになっているのが確認出来ます。
お礼
こんばんは。 ついに正解が判明しました。 といっても自分で調べた訳ではなく、 詳しいサイトを管理されている方(25番さんではありません)に、 メールを出して教えて頂いたのですが。 答えはなんと私が実物で行われているとは信じていなかった、 アーマードギャラリーが行っていた、 「M203のクランプ部が通過する部分のみ、フルヘビーバレルの両側面をフライス加工で削る。」 という方法でした。 コルトディフェンスLLC出典の画像もお送り頂きましたので、 信頼出来る情報と判断しました。 たぶんこの方法は、ピカティニーレールにマウントするM320が 安定供給される様になるまでの暫定対策ではないかと推察されます。 お付き合い頂きありがとうございました。