• ベストアンサー

癌の進行状況(余命)は、本人の同意が無いと家族でも教えてもらえないの?

妻の姉妹(40代独身)が卵巣癌にかかりました。 手術をして抗がん剤治療を一度行いましたが、昨年残念ながら転移が見つかりました。 その後はQOL(生活の質)を考えて抗がん剤治療はもう行わないことにして、民間療法などを行いながら現在仕事に復帰していますが、最近痛みが酷くなってきているようでモルヒネなどの痛み止めが欠かせない状態です。(痛み止めを打てば仕事はなんとか普通に出来ている状態です。) 現在の状態がどの程度深刻な状態なのかを知りたいのですが(もちろん良くないことは理解しています)、妻によると担当医からは、本人の同意が無いと症状の進行具合は教えられないと言われたとのことです。 本人は医師から聞いてるのかも知れませんが、家族(妻と両親)にはどの程度深刻な状態なのかがわかりません。(最近は家族が病院に行くのを拒むので1人で通院しています。また、医師からどう言われたのかもあまり話してくれないようです) そこで質問なのですが、妻が聞いたように、本人の同意が無いとたとえ家族であっても癌の進行具合は聞けないものでしょうか? 知りたいのは、よく言われるような余命宣告で半年ぐらいなのか、まだそこまでではないのか、あるいは余命1ヶ月ほどにもなる酷い状態なのか、です。長文ですいませんが、よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Amanek
  • ベストアンサー率100% (6/6)
回答No.1

まずはご心痛お察しいたします。外科医です。 私が医師になったばかりの頃は、病状が深刻な場合には本人には告知せずに家族にのみ病名病状を話すことが一般的に行われておりました。 しかし、今では本人に病状を告知することはもう当たり前のことになってきました。本人の知る権利がはっきりしてきたからです。そして、つい最近個人情報保護法が施行され、いかに家族といえども本人の了解無しにむやみやたらに病状を話せなくなりました。現場も少しとまどっています。私は手術直後の説明など、本人が聞くことができない病状説明を行う場合はあらかじめ本人に「手術直後にご家族に病状を話します」と断っています。通常の病状説明ではご本人になるべくご家族を連れてきてもらうようにしてご家族も病状説明に同席してもらうようにそれとなく促しています。そうでないと、いざというときにトラブルになるのはむしろ家族との間で、そういう場合の本人は医療者を弁明できる状況にはないことが多いからです。ですがご質問のように、「家族には話さないで欲しい」という患者さんもたまにおられます。こういう場合は我々も実のところストレスで正直困ります。前置きが長くなりましたが、現在、私の病院では、もし家族など本人以外の人のみが来院して患者の個人情報に関する説明を聞くには、本人の同意書を持ってきてもらうことになっています。今回の場合同意書を書けなんてとても言えないでしょうね。ですから、まずはご本人と一緒に説明をお聞きなれるようにそれとなく話を持っていくのが最善かと思います。

chakurada
質問者

お礼

丁寧に説明していただき、ありがとうございます。 そんなはずはないと思ってましたが、なるほどそういう法律で変わってきたということですか。うちの場合、「家族には話さないで欲しい」と本人が言っているわけではないのですが、やはり本人と別に病院に行って聞く場合は本人の同意書が必要になるということなんですね。 では、一緒に病院に行けたとしてもさすがに本人の前で先生に、"余命がどのぐらいか"は聞けないのですが、一緒にさえ訪問できれば本人の同意無しでも別室で(そのようなタイミングを作れるかどうかわかりませんが)先生に教えてもらうことはできるんでしょうか? 他の家族の方が、どのように"余命宣告"されているのかわからないもので・・・。 もしよろしければ、教えてください。

その他の回答 (2)

  • onee012
  • ベストアンサー率42% (40/95)
回答No.3

 回答としては的外れなのは承知で申し上げます。私もがん患者ですが、ご姉妹がたとえ家族でも知って欲しくない気持ちが痛いほどよく判るのです。  心配をかけたくない、大丈夫?頑張れ!なんて言われたくない。いろいろな感情がせめぎあって、まだ自分の気持ちの整理ができない状態なのではないかと思います。  かなり進行しているようですが、余命というのはわからないものです。統計的に2、3ヶ月とかそういった目安はありますが、実際のところは大丈夫だと思っていたらすぐに亡くなってしまったり、だめだと思っても生き延びることはなくもないのです。  「私達はあなたの味方だから、何かあったら相談して欲しい」 そう一言言った後は、そっと見守っているのがいいのではないかと思います。

chakurada
質問者

お礼

ご意見ありがとうございます。 患者さん側の立場から考えると質問内容が不快な印象を与えるような内容だったかもしれません。申し訳ありませんでした。 たしかに、聞いたからといって何かできるわけでもありませんし、「そっと見守ってあげる」方がいいかもしれませんね。

  • Amanek
  • ベストアンサー率100% (6/6)
回答No.2

#1です。ご質問にお答えいたします。 ご本人と一緒に病状説明をお聞きになっていることが確認できる方であれば、ご本人から特に病状を伏せておいて欲しいという申し出がない限り、ご本人のいないところであったとしてもその方からの質問に答えることは可能だと思います。(厳密には法律的に問題あるかもしれませんが。)同意書の主たる目的は、家族などになりすまして第3者が個人情報を探る可能性を考えてのものです。ご本人がその方に病状説明を一緒に聞くことを了承している場合には、その方にご本人に話す内容を同じように説明しても差し支えないと私は理解して対応しています。詳細な部分の対応の仕方は病院によって違うかもしれません。参考にしてください。

chakurada
質問者

お礼

大変参考になりました。ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 進行性がん 末期

    最愛なる人が、末期¶  余命一年と宣告されました。去年の2月肝臓がんと診断され11月には、首の後ろに腫瘍が、できており 手術は、危険と言う事で 抗がん剤治療と放射線治療になりました。 ですが肋骨にも腫瘍が見つかり 進行性がん末期と言われたそうです。私は、直接医師より説明を聞けない立場の為、彼の話ししか状況は、わかりません。 いまは、自宅で居るのですが、余命一年で本当に逝ってしまうのでしょうか?これから、どうしてあげればいいのでしょうか? 入院して治療しなくても いいのでしょうか?

  • 癌 余命

    癌を宣告された患者や家族は、なぜ、すぐに余命を聞きたがるのでしょうか? リンパ節に転移があったとしても、多くの癌ではそれほどすぐには死にません。 リンパ節転移が見られる癌は多いですし、治療の進歩でリンパ節転移があっても、5年~10年以上生存する人も多いです。 よほどの末期癌でない限り、医師も余命は予測できませんし、1年生存確率10%でも100人に10人は生き残りますよね。 なぜ、癌を宣告された患者や家族は、すぐに余命を聞きたがるのでしょうか? 癌=余命宣告、しばらくしたら死ぬというようなイメージでしょうか?

  • 癌の進行具合

    義理の父が肺癌であることがわかりました。手術ができない所に癌があるらしく、1ヵ月ほど放射線、抗癌剤治療のため入院することになりました。今のところ、すぐ死につながる状態ではないとの説明でしたが、5段階(?)のうち3段階の進行具合らしいです。これって、どの程度進行してるということなのでしょうか?治療により完治する可能性はあるのでしょうか。

  • 末期ガン患者の余命

    親戚がスキルス胃がんから転移して末期ガンですが、今現在モルヒネでの鎮痛剤量を調整するため、入院して帰ってきたばかりみたいです。 既に抗がん剤を8月にやめており、今は栄養剤等を飲みながら鎮痛しているだけの状態の様です。 もう余命一ヶ月もないと思った方がいいでしょうか?

  • 肺がんの進行状況について

    肺がんの進行状況について教えて下さい。 現在56歳になる叔父に転移性の肺がんが見つかりました。 (最初は2004年咽頭癌→放射線治療で完治、2008年肺がん手術有) 今後のことはまだ未定で、とりあえず1回放射線を当てて様子を見、 もし継続できそうであれば最大5回の照射を行い(不可能なら1回)、 その後は抗がん剤での治療になると聞きました。 本人が言うには転移はないので心配はない、とのことですが 肩甲骨の辺りは腫れあがり、痛みで昼間は殆ど寝ている状態です。 食欲もあまりなく、発汗が大変多いのに驚きました。 このような状態はどの程度進行した状態なのでしょうか。 見ている限りではかなり悪いように思うのですが 本人には聞けませんし、不安ばかりが募っています。 沢山の投薬をしており、その中にはオキノームという薬もありました。 (調べたところ、モルヒネのような作用があるとの記載有。) 絶対という回答はないと思いますが、叔父はどの程度の状態なのか 判る方がいましたら、少しでも構いませんのお知恵を貸してください。

  • 進行の早いガン

    皆様のアドバイスをお聞かせください。 ガンで闘病している60代の父の話です。進行が早く、2度の手術をしてもなお、ガンが猛威をふるい根治の見込みがないと医者から言われました。 その後、放射線治療を行いましたが、結果、ガンは小さくなるどころか進行し続けていることがわかりました。 最初にできたのは口の中、その後、アゴに転移。手術で切除したものの、傷口付近は痛みが増したようです。 後に首へ。今回、放射線治療をしても傷口は広がり続け、肩の腫れも治まらず、痛み止めのモルヒネ類を処方されています。 放射線はこれ以上行えないということです。 水とか酵素にも頼りました。放射線も頼りましたがダメでした。 他に家族としてできることってなんでしょうか? 大学病院などで試験段階中の放射線以外の治療に挑戦するのは危険でしょうか? モルヒネに頼り、衰弱してゆくのを見ていることしかできないのでしょうか? また、頸動脈と静脈をガンが圧迫しているようです。破裂したら絶命と言われましたが、吐血したり、顔色が変わったりするのでしょうか? いざという時、心の準備のため教えてください 少しでも父の不安を取り除いてあげられるよう努めていくつもりですが、他方、いまだ奇跡を信じています。メンタル以外の点で何かできないか模索します。悪あがきかもしれませんが、、、 よろしくお願いいたします。

  • 末期がんの父の蘇生処置の同意書に関して

    初めまして。私は46歳の会社員(男)です。私の父親は4年半前に大腸癌が見つかり手術をしました。大腸の癌は取り除けましたが肺に転移しており、こちらは完治は難しいと言われました。余命は一年を覚悟する様に言われましたが、本日まで抗がん剤を含め色々と治療を頑張ってきました。しかし遂に癌が進行してしまい呼吸困難な状態になりました。 現在、某大学病院に入院しておりますが、昨日主治医に呼ばれ「今は麻薬で痛みを押さえているが、今日明日にでも呼吸が止まってもおかしくない危険な状態」と説明を受けました。 同時に「蘇生処置に関する説明と同意書」が出され、「医者も勝手に行動すると捕まってしまうので、呼吸が停止した場合に蘇生処置を行うか行わないかを家族で相談して同意書を提出して下さい。」と言われました。 蘇生処置を行う場合は次の4項目を選択することになっております。 1.気管挿管、2.人工呼吸器装着、3.心臓マッサージ、4その他となっております。 医師からの説明はここまででしたが、気が動転している私はそのまま紙を受け取って帰宅しました。 少し気持ちが落ち着いたところで改めて同意書を確認したのですが、どうしたら良いのか全く判断が出来ません。 家族としては一日でも長く生きていて欲しいと思う一方、父親本人が苦しむことは一切したくありません。蘇生処置が苦しむものなのかも全く分からずに困っております。少しのことでも結構ですのでアドバイスを頂けますと幸いです。 どうぞ宜しくお願い致します。

  • 大腸からの転移性進行性肝臓ガン

     私の父親(67)が2005.8に悪性の進行性大腸がんで除去手術を受けました。その時既に大腸から肝臓へガンが無数に(20個以上)転移していました。2005.9では腫瘍マーカーがCEAが645、CA19-9が5410でしたが、CPT-11/TS-1という抗ガン剤の組み合わせで治療したところ、2006.1には、CEAが67、CA19-9が36まで回復、CTでもガンはかなり小さくなりました。  しかし喜んだのも束の間、この抗ガン剤が効かなくなってしまい、5FU/アイソボリン/オキサリプラチンという抗ガン剤の組み合わせに変更して治療を続けましたが、腫瘍マーカーは上昇する一方(CEAが6600、CA19-9が14800)、CTでは肝臓全体がガンに侵されている状況で、主治医からは「もう効く抗ガン剤はない。手の施しようがない」と見放されてしまいました。 そこで質問ですが、 (1)大腸原発に対する抗ガン剤は、本当に他に無いのでしょうか? 本人は重篤ながん患者と思えない程、見た目は元気でまだまだ体力もあります(変な話ですが)。 (2)主治医に余命どれくらいか聞いてもなかなか教えてくれません。判断が難しいのかも知れませんが、だいたいどれくらいか判りますでしょうか? (3)本人は可能性が少しでもあるなら、何でもチャレンジしたいと思っています。そこで、抗ガン剤治療の他に何か良い方法があれば教えて頂けないでしょうか?

  • 父がガンで余命宣告を受けています。

    父がガンで余命宣告を受けています。 父(55歳)が昨年の夏に健康診断で肺に影が見られると指摘され、医療センターで精密検査を受けたところ、「小細胞肺癌(進展型)、手術不可能」と診断されました。 その時点で、脳、骨、副腎にガンの転移が認められるとの事で、抗がん剤(パラプラチン)による治療を始めました。 素人なりに小細胞肺癌について調べ、抗がん剤の効きは良いが予後不良、生存率の低さ等が判っていましたので、父の入院後すぐに担当の医師に余命を聞いたところ、「持って2年」と宣告されました。(父には話していません) 確かに抗がん剤の効きは良く、たまに肺が痛む事以外は父は発病前とほとんど変わらず、何よりも入院生活自体に苦痛を感じている父でしたので、癌が小さくなっていて、体調も悪くない事から、医師からも了承をしていただき、2ヶ月程度で一旦退院をしました。 しかし、その後やはり父の体調は思わしくないようになり再入院、再度の抗がん剤(カンプト)治療、少し体調が良くなったところで父の意向により退院、体調不良により再々度の入院、この時はカルセドによる抗がん剤治療を行いました。 先月、一時帰宅中に父が歩く事も儘ならない程に体調が悪くなったので、すぐに医療センターへ連れて行きました。 そこで医師から訊いたお話では、「もう父の体には抗がん剤は効いていない事、これからは脳と肺自体に放射線治療を行う事、余命はもって夏まで」というものでした。 今では父の身体が放射線治療にも耐えられない為か、麻薬を打つ事で何とか痛みを抑えている状態(延命治療でしょうか?)です。 父も、食事もほとんど喉を通らなくなり、歩くのも、喋るのもおぼつかず、放射線で焼けた父の顔を見るのも非常に辛いです。 現在の担当医師には「もう、これ以上出来る治療法はない、このまま入院をしていても良いし、退院しても良い」と言われました。父も言われたそうです。 父には余命の事は伏せていますが、父自身の身体ですので本人も察しているようで「俺はあと2ヶ月だ」と言っています。 今このような状況下で、今後どうするべきか悩んでいます。 現在通っている病院は車で40~50分かかります、父は入院中はほとんど放心状態で、家族が面会に行くととても嬉しそうにしています。 面会に行けない時などは、母や私に、日に何度も用も無いのに電話を掛けてきたり、面会時間ぎりぎりまで他愛もない話をして家族を引き止めるような行動をする、とても寂しがり屋の人です。 父は「余命が知りたい」と言っています。家族は「余命は怖くて聞けないからお父さんが本当に知りたいのなら医師に自分で聞いてみたら」と返しています。(父は自営業なので、身辺整理など、やりたい事も沢山あると言います) 明日、父も含め家族揃って医師に話を聞きに行く予定です。 あくまで母と私の気持ちですが、このまま、もう治療の余地のない病院に父を置いておくのなら、転院をさせてあげたいと思っています。 ・余り評判の良い病院ではないですが、今の病院でも治療の余地が無いのなら、家から自転車で10分程でいつでも父に会いに行ける病院への転院(父の一時帰宅も容易になると見込んで) ・或る程度有名なガンセンターへ希望(他に治療の余地があるかも知れない)を持って転院(しかし、ガンセンターは入院待ちの間に父の命が持ってくれるか分かりません) ・今の病院でこのまま延命治療を続ける(転院となると、また検査が続き父の身体が心配です) 明日の説明で父が余命を知るかは判りませんし、最終的には父の希望を1番にと考えていますが、今の父の状態では判断力も思考力も衰えています。 まだ55歳の父です。このまま死を待つには早すぎます、諦めたくありません。 それから、私は川崎市在住ですが、良い病院等の情報があれば教えていただきたく思います。(少々遠くても望みが持てるのならば時間は惜しみません) 長文になりましたが、これからどういった選択をして行ったら良いのか、何でも構いませんのでご意見、ご教授願えればと思います。 長々と読んで下さり、有難うございました。 宜しくお願いいたします。

  • 肝臓がん末期、家族は何をすれば・・・

    10月5日にQNo.1029544 食道静脈瘤で質問させていただいた者です。 水曜日のCTの結果、肝臓ガン末期ということも わかりました。 余命1ヶ月~6ヶ月と先生から告げられたのですが なんだかよく理解できません。 木曜日に食道静脈瘤の治療(注射とゴムの両方)を 行って、無事に終わりました。 本人は腹水が気になるようで お腹がはって苦しいと言います。 治療後だから・・・と言っているものの 本当はガンが進行しているのでは?と思います。 本人には今の所ガンだと告知していないので どのように接していけばいいのか・・・ この先抗がん剤を使わなければ きびしいのでしょうか? 抗がん剤についての知識が無いので どのようになっていくのか・・・ 今何をしてあげれるのか 何をすればいいのか・・・ よろしくお願いします。

専門家に質問してみよう