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カーボンナノチューブ配合導電性インク作成時における樹脂の選別について
カーボンナノチューブ配合導電性インク作成時における樹脂の選別について 導電性のインクを作ろうとしています。 現在カーボンナノチューブをアクリル樹脂に混合分散し10の6乗程度の 導電性を得ています。 しかしこの樹脂をポリエステル系の樹脂にして混合分散したところ 全くといって導電性が得られません。 樹脂はいずれもMEKで溶解している液体です。 固形分はいずれの樹脂も30%程度で同量です。 何が原因か調べているのですが力不足で調べられておりません。 どのたかお知恵をお貸し願えないでしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
小田垣孝「パーコレーションの科学」(裳華房)という本が,読みやすくお薦めです. まじめにごりごりと勉強するならスタウファー,アハロニーの「パーコレーションの基本原理」(吉岡書店)がいいですが,手強いですw
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- c80s3xxx
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回答No.2
粘度が低いということは,分散した粒子感の相互作用が小さいということで,粒子間の接触がないんでしょう.分散がよすぎて完全絶縁状態ってことですかね. パーコレーション転移の考えを単純に当てはめると,球状粒子なら体積分率で30%ちょっとくらいで伝導に転移するはずなので,閾値近辺であることか,あるいはナノチューブの異方性や凝集体内で配向の問題とかもあるのかもしれません.
- c80s3xxx
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回答No.1
分散してなくて凝集してるんですよ.だからフロック同士が絶縁してしまってるんでしょう.
質問者
お礼
ありがとうございます。粘度はポリエステル系の樹脂の方がさらさらしており 沈殿物も少ないように見えます。逆にアクリル系のインクの方が凝集物が多く 見られます。 ちなみに分散は超音波装置を使用して、カーボン用の分散材も導入しています。
お礼
ありがとうございます! パーコレーション転移について詳しく載っているHPなどございましたら ご紹介願えないでしょうか。