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全般性不安障害と診断されました
外で食べられない、乗り物に乗れないなどのパニック障害に近い症状が出るようになって20年近くになります 発症後、症状の内容や重さに変化はありましたが、今のところ日常生活は維持しており、自営業の家族と共に仕事や家事をしています。ただ、安定して自力で外出が出来るとは言い切れない状態なので家を出て就職したり結婚はしていませんし、ほぼあきらめています。 自分でコントロールする努力はしていたし、一定の成果もあったのですが、最近また悪化の傾向を自覚し、心療内科を受診したところ、「完全にあてはまるわけではないが、病名をつけるとすると全般性不安障害や不安神経症になる」と説明されました。今は頓服も含めたいろいろな薬を試しています。 調べてみると確かに思い当たる事柄が多く、また患者も多いことがわかりました。とりあえず、自分を疑い、仮病ではないかと責める気持ちにはラインを引くことができ、受診してよかったと思っています。 ただ、あまりに長い間引きずってきたため、この先普通の生活が出来るようになるのか、薬に精神的に依存しないか、など不安も消えません。 パニック障害については体験者の話が本やブログで多く見つかりますが 不安障害などについては、説明や治療方法などばかりで、具体的な体験談が少ないように感じます。 病名の境目が引きにくく、個人差が大きいことはわかっていますが、診察を受けた後に症状が好転した話があれば聞いてみたいと思い、質問してみました。 良くなった、改善したという方、いませんか? 良くなったきっかけはありますか? 乗り物が苦手なのに通院で片道1時間半(車、家族に頼っています)かけて通う気力を維持したいので、よろしくお願いします。
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全般性不安障害(GAD)で治療中の者です。 私も、発作のように襲ってくる激しい不安と焦燥、冷や汗、筋肉のこわばり、心臓を掴まれる感じ、自分が自分でない感じ、食べられない、眠れない・・・etcで、最初パニック障害を疑い、近所のメンタルクリニックを受診しました。 が、抗不安薬と睡眠薬を処方されただけで症状はますます悪化し、気力も萎えて家事も外出も出来なくなり、パニック障害治療で定評のある今のクリニックに転院しました。 そこで、パニック障害に似た症状は呈するものの「全般性不安障害」であること、それを我慢しすぎたために神経が消耗して「うつ状態」に陥っていると診断されました。 パニック障害と全般性不安障害は、もとは同じ不安神経症と呼ばれており、研究が進んでパニック障害が独立したものです。なので、基本的に似ているのですよね。 現在は、抗うつ薬(ジェイゾロフト、デジレル)、長時間作用型の抗不安薬(メイラックス)、食欲を出すための薬(ドグマチール)で治療中です。治療初期は睡眠薬と抗不安薬の頓服も飲んでいましたが、私の場合は抗うつ薬が効いたようで気持ちの持ち方が明るくなり、眠れるようにもなったので、これらは断薬しました。 主治医には、この病気は経過が長いこと、生来の自分の気質(物事の捉え方など)とも密接な関係があると言われています。 思えば小さい頃から神経質で、不安発作らしきものは大小の差はあれ、しょっちゅう経験していました。大人になっても入浴中に急に得体の知れない不安に襲われ、主人に助けを求めたことも度々です。今は薬のせいでそれはありませんが、基本的に持って生まれた気質だから、今さら無頓着な人間にはなれない、ある意味、持病のようなものと腹をくくっています。 薬の長期服用に不安はありますが、主治医は、必要な時に薬を無理に我慢することは絶対に良くない、飲む・飲まないで葛藤することは自分を追い込むことになる、とハッキリ言われました。症状が良くなれば減薬してくれると言うことで、自己判断で離脱症状に苦しむようなことはするまいと心得ています。 また将来も、症状が出たときには、いつでも医者を頼るつもりでいます。自分のような人間にとって、「心のかかりつけ医」を持つのは良いことだと考えるようになりました。 質問者様も、これからの人生で波はあると思いますが、ご自分の気質を個性なんだと前向きに受け止めて、あまり余計な心配はされないほうが良いと思います。私も一緒ですから、大丈夫ですよ! 同病の方とのお話ははじめてだったので、つい長くなってしまいました。ごめんなさい。
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追記 行動療法と書きましたが、とりあえず不安になったら腹式呼吸をしてみてください。 上半身をリラックスさせゆっくりと腹式呼吸をするだけでも落ち着きますよ。
私の病歴を書くと際限ないので、詳細省き結果だけ列挙しますと、アドルトチルドレン・不安症・自律神経失調症・躁鬱病・パニック障害・睡眠障害・皮膚病です。 仮面鬱病から起算すると50年、不安症から起算すると30年です。 今は仕事を辞めストレスから解放されたため、様々な症状は落ち着き睡眠障害とときたまの不安感程度になりました。 躁鬱の躁状態が激しかったため過労死寸前まで働く仕事中毒だった故、一家も養えましたしそれなりに稼いできました。 しかし内面は鬱特有の死にたい願望と絶えずの不安感で、華々しい仕事生活と同時に苦しい精神状態の日々でした。 そんな苦しさからいろいろ行動療法を試した結果出会ったのが「気功」でした。 上半身に昇った気を下げ下半身に気を持っていくことで精神が落ち着き心身が整えられていくのです。 これはうまく表現出来ませんが、不安感が身体症状になり自分とは離れ客観視出来るようになり、不安感で自分が振り回されなくなってくるのです。 おそらくあなたは今不安感と自分が一体で不安になると自分が不安によって振り回されていると思います。 不安の自分と距離を置いた自分、不安状態の自分の客観視、この間の取り方の訓練が重要だと思います。 この訓練は、気功によらず様々な行動療法で試みられています。 服薬は当然ですがこうした行動療法も勉強されたらいかがと思います。 私の場合は毎日の気功で習得いたしました。
お礼
確かに症状が出始めると、食いしばった歯の間から息を無理やりしているような感触があります。 緊張を抑えるツボを押す、という方法はよくするのですが、呼吸法なら外出前の準備としても有効かもしれませんね 私とは比較にならないほどのご苦労から出たアドバイス、ありがとうございました
- blazin
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全般性~という部分で言うなら、どの部分がどうと言うよりも、貴方自身波があるんだという事を自覚して、自分のバランスを大切にしていきながら自分と向かい合っていくしかないですよね。 貴方の不安は消えないと思います。それ位長く付き合ってきた心の部分。その付き合いはこれからも続く。 どうせ続くなら付き合いやすくしていく事。 それが貴方にとっての回復にちかいもの。 まずは貴方の今をきちんと受け止めてくれている掛かりつけ医との連携は不可欠。周りには上手く説明できない、理解してもらえない部分でも、分かってくれる存在が近くにいる事が貴方の根底を支える力になる。その上で自分の中に溜め込まずに不安や現状をきちんと伝えていく中で、その時その時の自分を感じて、時にはアドバイスや薬も活用しながらバランスをとると。貴方自身が自分を不安にさせないような環境を自ら創っていくこと。貴方を支えてくれる家族の存在や主治医の存在は前向きに受け止められる要素。 そして病名に拘るよりも、その時その時の自分の状態に丁寧に向かい合う事で自分を追い込み過ぎない、バランスを保ちながら前に進んでいく事は可能だと思いますからね。焦らずに☆
お礼
自分の一部と思って付き合っていく、ということですね ありがとうございました
お礼
自分で病気を作っているから薬に頼ってはいけない、と思って長い間病院に行かなかったことを少し後悔しています。 発症したばかりのころは消化器系の症状にばかり目が行き、そのため内科にしか行かず、その前から出ていた乗り物や食事の不安など表現しにくい症状はほぼ無視していました。認めたくなかったのかもしれません。でも自分だけで何とかしようとするのは無理なんですね。 今の病院に通い始めてまだ3ヶ月、もう少し遠慮なく話をしてみようと思っています。 持病だから一生付き合うのだ、と思い切れない部分もありますが、通院を続ける気持ちが出てきました。 ありがとうございました
補足
実は今回病院へ行くきっかけになったのは、数年ぶりに「お風呂に入るのが怖い」症状が出たためでした。結局無事に入ることはできたのですが、自分で自分に呆れてしまい、自力で何とかしようとする気持ちが折れてしまったみたいです。 お話の中に自分と共通の症状が書かれてあるのを見て、うまく表現できないのですが、ほっとしています。 自分と同じ症状を持つ人が他にもいることがわかり、投稿して本当によかったです。