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戦争で被害にあったという方たちの証言について

書店には、戦争を振り返るために中国や韓国のお年寄りたちに今一度話を聞きにいくという内容の著書がいくつかあります。しかし、ネットでは“中国や韓国のお年寄りは日本にひどいことをされたなんて言っているが、そんな証拠はない。話を聞いても無駄だ。その本の著者は嘘も見抜けない馬鹿だ”という意見が多く見えます。確かに証言は確実な証拠にはならないと思いますが、全て無視していいものでもないと思います。 戦争で日本は何もひどいことはしていないという人は、被害に遭ったというお年寄りの方に対して「あなたは嘘つきですね。日本は何も悪いことはしていません。発展させてあげたんだから、逆に感謝してほしいくらいです」と言えるんでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • makocyan
  • ベストアンサー率39% (1039/2623)
回答No.6

>確かに証言は確実な証拠にはならないと思いますが、全て無視していいものでもないと思います。  もちろんです。全て無視して言い訳ではありません。ただし、全て信用していいわけでもありません。とりわけ相手がそういう証言を何かの「証拠」として自らの利のために使いたがる場合には、きちんと公正な立場から検証されなければなりません。このあたりを混同している方がいるので問題がこじれてくるのですね。 >戦争で日本は何もひどいことはしていないという人は、被害に遭ったというお年寄りの方に対して「あなたは嘘つきですね。日本は何も悪いことはしていません。発展させてあげたんだから、逆に感謝してほしいくらいです」と言えるんでしょうか?  過去の戦争で、非人道的な行為(戦争自他が人道的ではないので、一定のルールにはずれた行為)や犯罪が全くおこらなかったという例を私はしりません。人間社会を普通に見ていれば、戦争という異常な状況下であればそうした行為が少なからず起こるのは容易に想像がつきます。「日本は何もひどいことはしてない」と言い切れる方はそうした想像力が決定的に欠如している方でしょう。そういう方でしたら、相手に対してうそつき呼ばわりもできると思いますよ。  勘違いしてほしくないのは、この手の問題で「何も悪いことはしていない」と言う方は少数派であろうということです。私の知る多くの方は「日本は悪いことをしたが、よい部分もあった」「日本は悪いことをしたが、相手がいうこと全てが事実ではない」とおっしゃっています。  まあ中には「日本がしたことはみんな悪いこと」という考えに凝り固まった方もいますが、それは「何も悪いことはしていない」と言う方の単なる裏返しで、案外似たもの同士なのかもしれません。

ushigyuuki
質問者

お礼

>勘違いしてほしくないのは、この手の問題で「何も悪いことはしていない」と言う方は少数派であろうということです。私の知る多くの方は「日本は悪いことをしたが、よい部分もあった」「日本は悪いことをしたが、相手がいうこと全てが事実ではない」とおっしゃっています。 ネットだと個人が名前を変えて何役もこなせるということを忘れて、多数がそう思っていると勘違いしていたようです。どちらかといえば中立的な意見の人が多いということでしょうか?よく考えてみれば、極端な考えを持った人が大多数を占めるなんていうのはそんなにないですよね。 回答ありがとうございました。

その他の回答 (6)

  • Yelm
  • ベストアンサー率19% (63/324)
回答No.7

例えば10年前、東ティモールで独立の賛否を決める住民投票の時、独立反対派が暴動を起こし、当時の日本でも暴動発生からの数日で「数万人が虐殺された」という証言が新聞の国際面でも大きく取り上げられていました。 しかし総人口約100万人の東ティモールにおいて数日で数万人を虐殺するなどまず考えられず、現在ではこのときの死者は精々数十人から多く見ても数百人だったとされています。 こういう話は特に珍しいものではなく、中国の6・4天安門事件の時でも「2万人が虐殺された」という証言が当時アメリカのテレビで報道された例もあります。 つまりこの手の話は多くの場合、針小棒大になるもので、常に眉に唾を付けて見るべきということなのです。

ushigyuuki
質問者

お礼

>この手の話は多くの場合、針小棒大になるもので、常に眉に唾を付けて見るべきということなのです。 話を大げさに伝えたのが証言した本人なのか、政府なのか、メディアなのかは分かりませんが、大勢の人に対してより印象的に聞こえさせるために、わざと脚色を加えるようなことも多々あったんですね。勉強になりました。 回答ありがとうございました。

  • nacam
  • ベストアンサー率36% (1238/3398)
回答No.5

つまり、質問者は、ソ連によるシベリア抑留でのソ連の行為も、満州での暴虐も「確かに証言は確実な証拠にはならない」という事なのでしょうか? 被害に遭ったというお年寄りの方に対して「あなたは嘘つきですね。ソ連は何も悪いことはしていません。」という事に関して、どのように感じるのでしょうか? この問題は、加害者と被害者の立場の違いによるものです。 個々の証言の中に、不確実なものもありますが、真実も当然含まれています。 それを考慮して検証してゆくのが大切です。

ushigyuuki
質問者

お礼

>つまり、質問者は、ソ連によるシベリア抑留でのソ連の行為も、満州での暴虐も「確かに証言は確実な証拠にはならない」という事なのでしょうか? 被害に遭ったというお年寄りの方に対して「あなたは嘘つきですね。ソ連は何も悪いことはしていません。」という事に関して、どのように感じるのでしょうか? いえ、どちらかというと被害者の方の証言を全て無視するような人たちを批判するつもりで質問しました。言葉足らずだったかもしれません。 >個々の証言の中に、不確実なものもありますが、真実も当然含まれています。 それを考慮して検証してゆくのが大切です。 私もそう思います。質問に“確実な証拠にはならない”と書いたのは、まったくあてにならないという意味ではなく、加害者側に証拠を出せと言われた場合に、それだけでは弱いのではないかと思ったからです。 回答ありがとうございました。

  • 469437
  • ベストアンサー率38% (185/483)
回答No.4

>書店には、戦争を振り返るために中国や韓国のお年寄りたちに今一度話を聞きにいくという内容の著書がいくつかあります。しかし、ネットでは“中国や韓国のお年寄りは日本にひどいことをされたなんて言っているが、そんな証拠はない。話を聞いても無駄だ。その本の著者は嘘も見抜けない馬鹿だ”という意見が多く見えます。確かに証言は確実な証拠にはならないと思いますが、全て無視していいものでもないと思います。 ここまでは質問ではなく意見ですね。 自称被害者が本当に被害者とは限りません。 被害者だからといってが常に真実のみ語るとも限りません。 被害者の話を聞いた人が、本にその通りに書くとも限りません。 検証されていない証言は何百集めても証拠にはなりません。 否定している人たちはその事を言っているのです。 質問は以下の部分ですね。 >戦争で日本は何もひどいことはしていないという人は、被害に遭ったというお年寄りの方に対して「あなたは嘘つきですね。日本は何も悪いことはしていません。発展させてあげたんだから、逆に感謝してほしいくらいです」と言えるんでしょうか? この場合「被害に遭ったというお年寄りの方」が本当に被害者かどうか分からないのでお答えできません。 私には、質問者様は「本当の被害者」とみなして質問をしているように思われます。

ushigyuuki
質問者

お礼

>私には、質問者様は「本当の被害者」とみなして質問をしているように思われます。 確かに私は自称被害者の人を本当の被害者として質問してしまいました。ただ逆に、その人の証言を聞きもしないで信用できないと決めつける人もいるので、結局は十分な検証が必要だと思いました。 回答ありがとうございました。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.3

 新聞記者の中には、戦争経験者が高齢化し、裏が普通の状態では取り難くなったことを利用し、事実とは無関係の記事を書く者がいます。  これはごく一部と言いたいのですが、残念ながら存在します。ですから目撃者とか体験者と言っても、可成りいい加減な情報があるのも事実です。

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.2

 本になった証言に対しては、どのように捉えるかはかなり難しいものがあります。  個々の状況などの積み上げや、他の資料との整合性などを加味して、総合的に判断するしかありません。  個人として、生の証言に対するときは、私情を挟まずに、相手の目を見て相手の心を受け止めるように、少しづつ気持ちを吐き出させていけば、真実を語っているならば、相手の気持ちが伝わってきますし、嘘であれば段々しどろもどろになってきます。  とことんまで相手の気持ちを受け止めれば、ウソをついた人は自分の非が分かるはずです。 『発展させてあげたんだから、逆に感謝してほしいくらいです。』というような日は、永遠に来ないでしょう。  個人的に1対1で援助を受けたような場合でも、恩に着せるような言い方をすれば、表向きは感謝を示しても、心の中では必ず反発されます。  まして、民族としてのかかわりであって、個人的に恩を受けた訳ではないし、日本には日本の事情があって、朝鮮半島の開発を行ったのですしね。  『日本は何も悪いことはしていない。』は禁句でしょう。  朝鮮民族としてのナショナリズムに大きな価値観を見出している人間にとっては、「朝鮮人を日本人化する政策」は、大罪です。

回答No.1

戦争中の被害はあったと思いますよ。 なので、話を聞くことは無駄とは思いません。 ただ、嘘が多いのは確かなようです。 人口より多い人を虐殺するのは無理ですから。 非人道的なこともあったんでしょうが、戦時中なのである程度は仕方ないようにも思います。 悲しいことではありますが、戦争ってそういうものですから。 それは日本がしたことだけでなく、他の国々にされたことでもあります。 なんというか政治利用されているんですよね、戦争被害の声も。 そこに嫌気がさしている部分、日教組による洗脳教育に騙されていた、という憤慨、そんな思いが反発を促しているような気がします。

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