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東京芸術大学に拘るのはバカですか?(長文、失礼します)
数年前、仕事の傍らで再びピアノの練習をしたいと思い、芸大卒を掲げていた先生の元で、ピアノの稽古を再開しました(趣味)。 しかし、時は流れ、先生に僕の自作曲を聴いてもらいたいと言った所、「私は実は作曲科を出てる」との話でして、それ以来、兼ねてから勉強してみたかった作曲の基礎、和声や対位法などを数年教わって来ました。 しかし、僕は、ここ数年体調を壊し、勉強どころか仕事もギリギリの状態でして、今の先生からは、「今年、芸大はキツいよ。私大なら80%の合格圏内だけど」と言われました。 親からの金銭的援助は考えていないため、仮に入れても奨学金+仕事で生活していくことになりますが、私大の授業料は、シャレにならなくないですか。 憧れの芸大にはいりたい、という意志が強いので勉強はいやじゃありませんが、来年必ず入れる保証も無いわけで、どうしたらいいものやら、と困惑しています。 また、芸大志望の最大の動機は、高い能力を持った人の中で切磋琢磨しながら成長したいというものです。 みなさんどう思われますか。 (因みに、僕は22歳の時、東京の某有名(?)私大をでています。) 忌憚のないご助言、宜しくお願い致します。
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私大、芸大共に作曲科を志望するなら、まずどんな先生方がおられて(ドイツ音楽を中心に勉強された方 或いはイタリア系の方 ロシア系の方 など)、どのような事を教えているのか(現代音楽を積極的に教える 和声や対位法の指導方法 など)、をまず調べた方が良いのではないでしょうか? もちろん大学なので自分で、ある程度選べるようになってはいますが、時期によっては、先生が高齢で引退された、亡くなった、転勤されたとか、いろいろな事情で、自分の学びたい講義が存在しない、あっても物足りないということも考えられます。 外国人の先生がおられるなら、どこの国の人か?なども重要になってくると思います。極端な話、イタリア人の先生でドイツ音楽に対して冷淡な人もいますし、ドイツ系の方ならフランス音楽が苦手という方もいます。ロシア系の方なら管弦楽法では、当然のごとくリムスキー=コルサコフの著書を使います。 結局、私大・芸大を問わず、どこに入学するかは、tasteMさんが何を勉強したいか(どのような音楽を書きたいのか)によって変わるのではないでしょうか。 私大は確かに高いですが、自分の学びたいことが、そこでしか学べないのなら、高い授業料を払う価値はあると思います。 どこの大学でも、見学会があると思われるので、そこで直接先生方に、突っ込んだ質問をしてみても構わないと思います。 ちなみにどうしても東京芸大をお考えなら、もう1年、充電期間に充てるという考えはないのでしょうか? その一年で体調を整え、お金も貯めて、万全の状態で再来年に挑戦することも出来ると思いますが。 いずれにせよ心から応援させて頂きます。
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- gldfish
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>高い能力を持った人の中で切磋琢磨しながら成長したい こう言うと一見、志高いようにも思えますが、実は他力本願以外のなにものでもないのかもしれません・・・。 たぶん芸術や音楽等の分野で才能がある人というのは、状況を選ばず、周囲の人(交友関係)をアテにしたりせず、自分ひとりで勝手に自分自身を磨いていくものなのだと思います。表現者、あるいはクリエイターってみんなそういうものだと思います。 勿論、音楽の分野も例外ではなく交流や人脈は大事な事でしょうが、下積み時代に例えそれが無かったとしても最低限1人でコツコツやっていくくらいの力(あるいは目的意識)が無いと、結局クリエイターなんてものはやっていけないよ、って話ですね。本来クリエイターってそういう孤独なものなのではないでしょうか。 学校で学んだ事を将来的にどのような仕事で生かしたいのかにもよりますが、もし作曲ならまさしくそれは‘クリエイター’に他ならず、上の話が当てはまると思います。 いい学校に入って、高い能力を持った人の中にいれば、自動的に自分が磨かれる・・・なんてのは期待の仕方としてはズレているように思えます。 自分がその学校で具体的に何を学びたいのか、もう一度よく考え直してみた方がいいと思いますよ。
お礼
なるほどです。 深いお言葉ありがとうございました!! 再考してみます。
お礼
謝辞おくれてすみません。 とても興味深く拝読させて頂きました。 お時間、ありがとうございました。m(_ _)m