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音楽の構成…?についての質問です。

音楽構成…というより、音楽の在り方について質問です。 最近ちょくちょく楽典とかを使って音楽を勉強し始めた者なのですが、ちょっと気になることがあるので質問させていただきます。 かえるの歌を例に考えて欲しいのですが、あの曲は4/4で8小節の短い曲です。そこで思ったのですが、4/4の曲なら4小節分を1まとまりにしてその倍数で曲が出来ていませんか?例えば僕が仮になにか4/4のメロディーを考えたとしてその曲が6小節で終わってたらなにかはがゆい、心残りな気がしますよね??なので僕のこの考えは音楽理論的に考えて正しいという事でしょうか?回答よろしくおねがいします。 この質問に補足する

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  • maruha_sa
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回答No.4

まず勘違いしないで欲しいのが、 ・4/4である曲 ・4小節を1まとまりにしてその倍数でできている曲 というのは、必ずしも同じではありません。 一般的に、4Bars単位でできている曲は多いものの、そうでない曲はたくさん存在します。 その理由は、No.2の方もおっしゃるように、 ・歌詞を優先する場合 ・テクニカルな演奏を必要とする場合 など、この2つ(以外もあるかも)はどちらも作曲者の感性である要素です。 理論とはまったく関係のない要素です。 理論をいうのであれば、4/4は分母が拍の単位、分子が1小節内の拍数を示します。しかし、メロディは理論で縛られるわけではなく、作曲者の自由なんです。 ですからジャンルでいうとクラシックはもとより、プログレなんて聞いてみればわかりますが、11/8で3小節のテーマメロ、コーラスは3/4で5バース単位なんて一見めちゃくちゃに見えるような構成の曲も存在します。 >仮になにか4/4のメロディーを考えたとしてその曲が6小節で終わってたらなにかはがゆい、心残りな気がしますよね?? これは聞き方や作り方、いわゆる感性の問題です。別に作曲者がそれでいいならいいんです。まあ、日常的に変拍子に抵抗のない方なら聞いても普通のことです。 音楽には決まりごとなんてありません。理論というのは、先に曲があってそれを分析(アナリーゼといいます)して、自分なりにどう生かしていくかという知識を理解するための手段であって、絶対的な決まりごとではないんです。理論が先ではありません。 理論に縛られたガチガチのことをやってもそれはその範囲の中でしかなく、必ずそれを破る人もいるし、また、そうした試みができるからこそ音楽は面白いんです。 理論を勉強するなとは言いません(逆にもっと深く勉強して欲しいくらい)。しかし捕らえ方を間違えると偏ったことしかできなくなります。だってこの世に音楽が誕生したときから理論があったわけではないでしょう。いろいろな曲をいろいろな人が分析して、数々の共通点を見出していった結果が理論です(理論なんて確立したのは1900年代に入ってからです。宮廷音楽時代からあったものではありません)。だからミュージシャンの共通言語にもなるわけです(譜面の読み方や音をはずさないようにコード進行にのっとった音を演奏するとか)。 だから4バースが基本なんて考えは、間違いです。それは楽譜表記上見やすいとか、演奏時に数えやすいとか、演奏者にとっての別な意味合いであって、基本でも音楽理論的に正しいということでも何でもありません。ただ「多い」というだけの話です。 もっといろいろな音楽に触れることが大切だと思います。

その他の回答 (4)

  • ssmanishss
  • ベストアンサー率47% (487/1019)
回答No.5

>僕のこの考えは音楽理論的に考えて正しいという事でしょうか? 理論的に正しいかどうかで言えば、正しくない。このあたりは#4氏回答の通りだと思う。 日本の歌謡曲、特に演歌を考えてもらえば分かる通り、五七調や七五調の歌詞が多い。これは据わりの良さからそうしているだけで、音楽理論的にどうかという問題ではない。もし七五調が理論的に正しいのなら桑田佳祐の書く曲は全てダメになってしまう。 経験値として据わりの良し悪しは確かにあるけれど、理論的かどうかということはまた分けて考えた方がいいと思う。 五七調のメロディーにあれほどこだわる演歌の世界でも、完全に4/4の4バースで区切られる曲はまれで、サビの前後に2/4や3/4のブリッジを差し込むことは珍しくないからね。 ただ、理論の勉強をする時に、いろいろな曲のアナリーゼは必要なので、これからもいろいろな曲を理論的に解析して、例外処理や禁則処理にはどんなケースがあって、それでも不快に感じない作り方というのはどういう流れなのかということを理論とともに感覚的にも理解して欲しい。 例えば国歌「君が代」は4バース完結ではなく、最後のフレーズは3小節で終わっている。またメロディー自体「レ」から始まって「レ」で終わるという現代の歌謡曲では滅多にない技法で書かれているし、コード進行もドミナントモーションを上手く活用している。こういうのも自分なりに分析してみると面白い発見があると思うよ。

  • lilact
  • ベストアンサー率27% (373/1361)
回答No.3

音楽形式・楽式について。基本が次のようになっているので、質問のようなこともあります。 動機・・・2小節 小楽節・・4小節 大楽節・・8小節 この大楽節の組み合わせで曲が作られていることが多い。 しかし、こうなっていない曲も多いです。例えばシューベルトの「魔王」。通作形式で書かれているので4小節や8小節で区切れない部分が多い。

  • trgovec
  • ベストアンサー率52% (2538/4879)
回答No.2

>4/4の曲なら4小節分を1まとまりにしてその倍数で曲が出来ていませんか #1の方がおっしゃる通りですが、質問に補足すると、別に4拍子でなくても4小節を一まとまりにするのが基本です。数えなくても4小節が分かるような感覚を身につけよと言われるくらいですから。だから物足りなさを感じるというのはよいことだと思います。 ポピュラーの場合は必ずしもそうでないことが結構あり、よく重要な切れ目の前に1小節はさんだりします。また、歌詞に合わせてメロディができた結果奇数のまとまりや4に満たない部分ができてしまうこともあります。 http://www.youtube.com/watch?v=Doa_IrzYalE 3小節で一まとまり http://www.youtube.com/watch?v=JVndkMJ1hTM Aメロが4小節+5小節+6小節 http://www.youtube.com/watch?v=hMvnnZtee9w 基本的に4小節まとまりだがところどころ半小節を入れている 初めの2つは、おそらく理論を考えるより詞を重視したためであり、3つ目は分かった上であえてゆとりを入れたものでしょう。 思ったほど不自然に聞こえませんが、やはり4を基本に考え4を感じられることを大事にしていってください。 それから、難癖を付けるわけではありませんが、もし「ちいさい秋見つけた」の楽譜をご覧になったら「あれ?」と思われるかもしれません。この曲の楽譜は4/4で書かれているものが多く#1さんの話と合わなくなるからです(4小節→2小節)。作曲者の中田氏がどのように書いたか知る由もありませんからどちらが間違っているとかここでは言えませんが。

  • la-amnos
  • ベストアンサー率66% (2/3)
回答No.1

その考え方は大正解です。 その音のかたまりは、作曲を習えばまず最初に習いますが作曲の際に使う「モチーフ」というものです。 たとえば「ちいさい秋みつけた」で考えてみましょう。まずはじめの 「誰かさんが誰かさんが誰かさんがみつけた」 これで4小節です。 次の 「小さい秋小さい秋小さい秋みつけた」 この4小節、これもおなじようなフレーズ感ですよね。 このかたまりをモチーフといいます。 このかたまりをA(ひとつのモチーフ)として、ABCAとかABACAとか繰り返しやって曲が出来るのです。 ただ、私が知る限り一つだけ有名な「例外の曲」があります。 ビートルズの「Yesterday」です。これはふつう8小節なのに、 Aの部分が7小節で完成しています。これが天才と言われる理由なのかもしれません。

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