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国立大学の特殊法人化
国立大学の特殊法人化(独立法人化)の 事をいま授業でやっているのですが全く 意味がわかりません。だれか教えてもらえませんか? もしくはその事について分かりやすく説明 してあるサイトなと教えてくれると嬉しいです。 お願いします。
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回答No.1
国立大学の法人化は、先日「国立大学法人法案」が国会に提出され、とおってしまうと来年度から実施されます。 中身は、現在高等教育と学術研究に国が責任を持って全国各地に国立大学を配置していますが、これを半ば民営化するというものです。 同法案では、国立大学の職員は公務員で無くなり、大学は文部大臣の認可による6年間の中期目標にしたがって運営するようになり、大学自治と経営が実質切り離されます。 採算性が重視され、中期目標の達成具合と採算によっては、とくに財政基盤のない地方の国立大学は統廃合の危機に直面します。採算性が重視されるので、当然授業料も値上げされると見込まれます。 その実質的理由としては、国の財政難のなかで、少しでも国の財政負担を減らしたいというところにあります。おそらく法人化が実施されれば、多くの地方大学が遠くない将来統廃合の対象となり、国立大学のない県もでてくるようになるでしょう。 このことが日本の高等教育・研究に与える影響は深刻で、長期的にみれば日本の国際競争力も殺ぎ落とす結果になるでしょう。 一部の大学の学長や教授会、ほとんどの教職員組合、大学生協などは、法人化の危険性に対して警鐘を鳴らし、反対の声をあげています。