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クラシックギターの奏法、左手は、脱力しちゃいけないの???
今日から、クラシックギターを(DVDの教則と共に)練習し始めました。 問題なのは、左手の指でしっかり弦を押さえたつもりでも、時々、輪ゴムをはじいたような伸びない音になります。そうか、思った以上に甘い抑え方をしているのだな、とぐっと抑えたり、角度を変えたりしたり、右手をしっかりはじいてみたりすると、うまくいきますが、長続きしません。とにかく、痛いし、こんなにも筋肉で押さえ込むのは、楽器の奏法として、間違っているような気がするので、相談します。それにプロが弾いてる映像を見てみても、みなさん、すごく左手が柔らかくて、しなやかに見えます。魔法ですか??? 楽器は生まれつき好きで、ピアノやバイオリンも弾いているのですが、それらは、楽器を垂直に近い状態で構えるので、指も腕も重力の法則にしたがって、脱力して、自然に重さが乗っかる様に指を持っていくと、とても楽に弾く事が出来ます。だから、分からないんです、ギターが!!!ほぼ体と平行に持つのですよね?一体、どういう原理になっているのでしょうか、是非、教えて下さい!!!
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- TAC-TAB
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左指の押さえる「位置」が間違っているということはないでしょうか? たとえば、「第4弦の2フレットを押さえる」と言っても。第2フレットと第1フレットは4cmほど離れているので、その範囲の「どこ」を押さえるかで、音がビビッたり、こもったり、キレイな音が出たりしますが、その点は大丈夫でしょうか? 両方のフレットの中間が正解と思っている人は案外多いですが、それだといくら強く押さえても音がビビリます。 また逆に、「第2フレットを押さえる」という言葉そのままに、フレット(金属の棒)の真上を押さえる人もいます。それだと音がこもり、ヌケの悪い音になります。 もちろん、正しくは、フレットの「きわ」を押さえます。 「きわ」と言っても説明しにくいですが、中間点を押さえ、そこから弦を弾きながら、ブリッジよりに指をずらせて行くと、フレットのきわで手ごたえのある「ツボ」があります。その場所だとよい音がでますが、いかがでしょうか? あとは、楽器の調整不良の問題。 右手の奏法の問題。きちんと爪を伸ばし、先端を1200番以上の耐水ペーパーで宝石のように磨き上げ、アポヤンド奏法で弾けば単音でも宝石のようなキレイな音が出ます。 左手はそんなに力を入れるものでもないですが、あまりにも力が弱いと当然ビビリます。ビビらない範囲で不必要な力は入れませんが、それには練習と経験が必要です。スポーツのフォームつくりと同じで、最初は、どうしても不必要に力が入り、ぎこちない動作になるうえに筋肉痛が起こります。 やっているうちに解ってきて、必要最小限の力で押さえられるようになります。
- -9L9-
- ベストアンサー率44% (1088/2422)
今日ギターを持っていきなりプロと同じような演奏ができると考えるのが根本的に間違いです。あなたはピアノやバイオリンを持った当日にいきなりしなやかに演奏できたのですか?だいたい、ピアノやバイオリンを流暢に弾ける人が、別の楽器とはいえプロの演奏を「魔法ですか??」と言うとは思えません。ピアノもバイオリンも楽に弾けてはいないのでは?もしそうだとしたら比較以前の問題だと思います。 基本的に、腕、手の甲、指の相対的な位置関係はバイオリンでもギターでも同じはずです(私はバイオリンは弾きませんが、見る限りということです)。あとは体と腕の角度の違いであって、脇を締めた状態で肘をどこの位置に置くかだけの違いだと思います。ただ、肘の位置や腕の開き方、弦の数、ネックの幅の違いによる差はありますから、使う筋肉は当然違います。それを鍛えない限り楽に弾くことができないのは当然でしょう。 質問に書いているようなことは、一ヶ月くらいみっちり練習してから考えるべきことだと思います。現時点では、単に練習不足としか言いようがありません。
- dipearl
- ベストアンサー率38% (226/582)
>その力の方向とか、詳しく教えて頂けませんでしょうか!! 基本的にはヴァイオリンと同じです。 >ギターや弦によって、押さえやすかったりする事って、ありますか? 弦はもちろんクラシックギター用の弦(ナイロンおよび巻き弦)ですよね。でしたらメーカーが違っても指が変色するほどの違いは無いはずです。種類によって、張力が違いますので、初心者でしたら聴力の弱い弦を選ぶと良いと思います(代表的なものでは、「オーガスチン青」は強く、「オーガスチン赤」は弱いですので、赤を選んで下さい)。 ギター本体では、弦高が高いものは、押さえる力も要りますし、音程も悪くなりますので、ひどいものは修理が必要です。 構え方は、ヘッドが目の高さくらいになるように構えてください。 ここでは全ては到底書ききれませんので、先生につくか、教則本で勉強することをおすすめします。
お礼
すごく参考になりました!!!本当に有難うございます!!!一応、DVD付の教則本を使っているのですが、趣味でやりたいとは言え、機会が出来たら、是非、先生に見てもらいたいと思います。それまでに、出来るところまで、やってみようと思います。
- dipearl
- ベストアンサー率38% (226/582)
脱力は大切です。音がビビるのは、押さえる力ではなく押さえる場所でしょう。フレットから離れるほどビビりやすくなりますので、フレットのすぐ近くを押さえるようにしてみて下さい。
お礼
あぁ、少しビビる(って言うんですね。)頻度が少なくなりました!脱力は、大切ということですが、その力の方向とか、詳しく教えて頂けませんでしょうか!!!お願いします。それと、左手の指が、紫色になってきたんですが、もしかしたら、ギターや弦によって、押さえやすかったりする事って、ありますか?
お礼
いやいや、最初読んだときは、ムカッとしましたが、貴方のおっしゃる通りかもしれませんね。クラシックの世界では、4-5才の頃からみっちり教育されるので、すごくて当たり前ですよね。ただ、やっぱり他の楽器を演奏している方を見ると、やっぱり魔法みたいだなって思ってしまいます。同じ音楽なのに、とっても新鮮な気分になるので、色々な楽器をこれからも聴きたいと思います。音楽って、本当にすごいパワーが秘められていて、すごいと思います。僕は、クラシック界で生きているのですが、NirvanaやRadioheadにも、とても感動してしまうんです。本当に音楽に国境などないということが、心の底から感じられます。あぁ、また脱線しちゃった。もっともっと書きたい事とかあるんですけど、今日は、この辺で。