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殺菌灯に蛍光灯を近づけても光って見えないのはなぜ?
蛍光灯の発光原理は、水銀蒸気中での放電による紫外線で蛍光物質を励起して、発光する、というものだったと思います。 ということは、殺菌灯(240nm位の波長を出すもの)に蛍光灯を近づけると、光って見えるのではないかと期待して試してみたのですが、全然光って見えません。殺菌灯は15Wの出力のものだったのですが、これは単に出力が足りないという事なのでしょうか?だとすれば、蛍光灯の塗料を光らせるにはどのくらいの出力が必要になるのでしょう?
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普通のガラスは、紫外領域を吸収します。240 nm なら蛍光灯の外側のガラスに吸収されてしまって内側の蛍光物質まで届いていないと思います。 でも、わざわざ割るのは危険なのでやめたほうがいいですよ。
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masa1000rxさんがご回答されているとおり、外側のガラスで吸収されてしまうためです。 また、参考までにお話しすると、通常殺菌灯はやはり蛍光灯と同じ低圧水銀灯であり、通常の蛍光灯との違いは、単に蛍光物質がないこと、ガラスが紫外(発光線は254nmの波長です)まで透過する材料を使っていることだけです。 なお、この殺菌灯はかなり強力で、点灯時には特に目に直接はいらないように眼鏡、サングラスなどをかけるようにした方がいいです。 15Wだと、そばでずっと浴びていると皮膚でも日焼けします。 皮膚ガンになる要因です。太陽光より強力なので気をつけて下さいね。 ちなみに、漂白剤が付着あるいは繊維に入っている物だと、暗いところで見ると殺菌灯で青白く光って見えます。 原理は同じことです。
お礼
参考になりました。殺菌灯はクリーンベンチに入っていたものなので、ガラスごしにしか見てませんし、蛍光灯を近づけた時も手にはカバーをかけてました。ご心配なく。 ありがとうございました。
お礼
早速のご回答、ありがとうございます。おかげで疑問が氷解しました。 蛍光灯を割ってまで調べるつもりはないです。単に「光るかなー?」と思ってやってみただけなので。