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コード進行の作り方

もしかしたら私はコード進行のつくり方を大間違いしていたのかもしれません。 今までは基本的なコードの役割等、初歩の音楽理論をベースにコードをつけてきました。 このときのコードのつけ方はそのコードの響きと進行上のメロディー感からつけていました。 しかし、なんだか聞いててシンプルで創意工夫のない印象や、なんだかそれなりに落ちついてきっちりした出来(いい意味での荒削り感のない)なのに聞いていて疲れてくるような印象もありました(この部分は自分で作ったので自意識過剰になっているだけかもしれませんが)。 主に後者によって、自分の曲をなかなか愛することができないままずるずると来てしまっています。 よさがまったくないわけではないと思います。 でも、プロたちの曲とは何かが決定的に違う。そんな印象を持ったままで作曲暦1年半になりました。 そこで以前よりバンドスコアなどを参考にプロたちの曲を研究することが多くなりました。 すると名曲のコード進行でも、そのコードをピアノで(ボイシング等意識せずそのまま)弾いていてあまりよさを感じない、つながりに滑らかさを感じないものが少なくないことに気づきました。 そのとき今までコード進行上のメロディー感からコードをつけていたのは実は大間違いだったのではないかと考えるようになりました。 コードだけ弾いても不自然に感じたりするのはセブンスコード等を多用するジャンルに多いように感じます。 もしかして私は大間違いをしていたのでしょうか? だとすれば、コードのつけ方は他にどのようなものがあるでしょうか? ご回答よろしくお願いします。 なお、コード進行のつけかたという質問はたくさんあり、それらも観覧いたしましたが、ここでは「コード進行のメロディー感」という点が絡んでくるため、あえて新規で質問させていただきました。 コード進行上のメロディー感とは、例えばピアノでC→Dmを弾けばピッチ感が高くなります。 このようなピッチ感の上下を基本に、かつ不自然ではないコード進行をつけるということをここでは「メロディー感によるコードづけ」とさせていただきます。

noname#101325
noname#101325

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  • maruha_sa
  • ベストアンサー率84% (65/77)
回答No.2

もしかして質問者様はギタリストですか?そして作曲は鍵盤でやっている状況ですね?私も作曲初心者のころには同じ疑問を持っていたことがあります。 文面を読む限りですが、大きな間違いが一つあります。 >(ボイシング等意識せずそのまま) です。 たぶん、ピアノでどんなコードを押さえるときもクローズドボイシングにしていませんか?というのも、 >コード進行上のメロディー感とは、例えばピアノでC→Dmを弾けばピッチ感が高くなります。 と書いてあるからですが、押さえ方でピッチ感を低くすることは可能ですよ。 ある程度理論を噛んでいるようですので、コード(和音)とは、音の重ねたものですよね?でもどこの音を重ねたものですか? たとえばCというコードは、構成音はドミソですが、どこのドミソを重ねたらCですか?ド3、ミ3、ソ3(この数字はオクターブの位置です)もあれば、ソ2、ド3、ミ3でも極端にソ2、ド3、ミ4でもCです。これらを転回型というのはわかりますね?次に、ミ2、ド3、ソ3。これもCですね?(オープンのDrop2)。 上記のように、コードは複数の音の積み重ねである以上、重ね方(ボイシング)は全く無視できないものです。プロの曲というのはすでにアレンジが施され、こうしたボイシングとメロディにより曲が成立し、パートわけでアレンジが成り立ちます。 私がポピュラーキーボードを習ったときの先生はおもしろい先生で、弾けないのにいきなり「これ弾いて。コード教えるから」と曲を持ってくるのです。とりあえず誰でも知っているようなメジャーな曲だったのですが、何にも弾けないのでクローズで弾いたところ、「メロディを頭の中で鳴らしながらで弾いたそのコードに不自然さはなかったか」と聞かれました。もちろん全部クローズですからコードは合っていても変なことは否めません。どうも理論かじりはじめのギタリストはクローズで弾くことが多いそうです。その時に「弾くときには、なるべく手(腕)を動かさないでコードを押さえるんだ。コードチェンジが楽になるから」といわれたことを覚えています。 これは、ギター同様に鍵盤だって転回型のボイシングはあるし、メロディにあわせたボイシングが必要だということが言いたかったのだと思います。 たとえばC-F-G-Cでも、 ・ド3ミ3ソ3-ファ3ラ3ド4-ソ3シ3レ4-ド4ミ4ソ4 ・ド3ミ3ソ3-ド3ファ3ラ3-シ2レ4ソ3-ド3ミ3ソ3 どっちで弾いても間違いではないのです。だいたいの鍵盤弾きは下のように弾く場合が多いそうです。 こう見ると、C-Dmがピッチ感が高くなるだけではないことがわかるでしょうか? もう一つの考え方ですが、「楽譜を見たとき横方向(時間軸)にはコード進行があり、縦方向にはボイシングがあるので、音楽の表現は無限になる」とも言っていました。要はメロディーがある限り、縦方向(ボイシング)も横方向(コード進行)も無視できません、両方が合って楽曲が成立するわけです。 僕もどちらかというとメロディー先行でコードは後付けの人ですが、長年やってきたことで身についたのは、やはり理論が先ではないということ。メロディーに合ったその響きが良くてコードをつけるときにそのキーにあったコード名をつける場合に理論を使うとか、行き詰まったときに代理コードや裏コード入れてみるとかをやります。そのときに、コードが外れるならオンコードやテンションだってあるわけですから、コード名なんてどうでもいいんです(ちょっと語弊がありますが)。要は最後に(バンドに配るとか、スコア起こすとか)人に渡るときの共通認識が理論です。出版されている楽譜も同じ曲でありながらそれをコピーした人の感性でコードが違う場合もあるので、是非メロディーが最大限生きる響き(あえてコードといいませんので)を探してみてください。

noname#101325
質問者

お礼

あえて言うなら私は鍵盤弾きですが、どちらかといえばDTMツールとしての鍵盤で、キーボードプレイヤーではないです。 ギターは専門じゃありませんが、弾けることは弾けます。 ボイシングに関するご意見ありがとうございます。 教えていただいたことを参考に、コードのつけ方を変えました。 とりあえず今までと同じくそのまま弾いて、いったん決めたあとでボイシングして響きを吟味するようになりました。 やはりピッチ感というところに意識がいきすぎていて、響きの吟味が足りなかったというのも感じました。 それ+質問とほぼ同時に初めたバンドスコア研究により、コード進行のアイデアが一気に広がったと思います。 ご回答いただきありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • ssmanishss
  • ベストアンサー率47% (487/1019)
回答No.3

理論は理論で大切ですが、実践は実践です。 あまり細かなところで悩むよりは、いろいろな新しいパターンにチャレンジするのは悪くないと思います。 >例えばピアノでC→Dmを弾けばピッチ感が高くなります。 ピアノの場合、「ド・ミ・ソ」から「レ・ファ・ラ」に平行移動することは通常はあり得ません。 コードの構成音としてはその通りなのですが、実践的にはそのようなボイシングを採ることは、クラシックでは御法度ですし、ポピュラーでもセンスのない動き方と思われますし、ジャズではそもそもトライアド(ダイアトニックの三和音)をそのまま弾くことはあり得ません。 実際にはCかDmのどちらかを転回形にして平行移動を避け、滑らかな音の移動になるように配置します。 このあたりは先回答者の方も触れておられるように、コード進行は単に機械的にトライアドを配置すれば良いというものではなく、なめらかなボイシングを伴って初めて生きてくるものであります。 またピッチ感もボイシングによっていくらでも左右することができるので、単にマイナーコードだから暗く、メジャーコードだから明るく感じるということもありません。ボイシングとコード進行によって逆に感じさせることもできます。 さて、コード進行というのは、作曲において先行しても良いし、メロディー先行でそこからコード進行を考えても構いません。 ただ、ここで質問者さんに勉強してもらいたい、あるいは意識してもらいたいのは「リハモ」(リハーモナイズ)です。これが理解できるようになれば、個々のボイシングだけでなく、テンションコードはじめ、代理コードや裏コードといったいろいろなコードの使い方を学べば、さらにコード進行のバリエーションが広がると思います。 例えば ちょうちょー・ちょうちょー・なーのーはーにー・とーまーれーー のメロディーに教科書的にコード付けを行うと(ハ調で考えると) C-・G7-・C-・G7- となります(まあCのワンコードでも間違いではないですが)。 ただ、これではあまりにも面白みがないので Em7-・E♭9-・Dm7-・D♭7#9 と伴奏を付けたらどのように聞こえるでしょうか? 同じ単純なメロディーなのにコード進行を変えてやるだけで童謡がなんとなくジャズっぽく聞こえるようになります。これがリハモです。 一見デタラメに見える半音進行のコードですが、ちゃんとコードトーンとメロディーラインは合致しています。 C-Am-F-G7 というありきたりなコード進行に合わせたメロディーがあれば Em7-Fmaj7-Am7-Dm7onG と弾いてもほぼ間違いなく曲に合うはずです。 というか、ジャズの世界においては、C-Am-Dm-G7とコードが振ってある時に、それをそのままトライアドで弾いたら「君、もう明日から来なくて良いよ」と言われるほど、リハモの知識は重要です。 少なくともCmaj7-Am7-Dm7(11)-G7(13)くらいにはテンションノートを乗せないとそれっぽく聞こえないからです。 Misiaのヒット曲に「Everything」というバラードがありますが、この曲などは通常のトライアドはほどんど使わず全曲通してダイナミックなリハモが行われています。こういう曲をアナリーゼすることもよい勉強になるかと思います。 メロディー感を大切にするのは基本的には当たり前のことではありますが、あえてそれを外して、不思議感を醸し出すこともオリジナリティの追求には必要なことです。ひとつ殻を破って外の景色を眺めてみることも大切です。

noname#101325
質問者

お礼

ご回答いただきありがとうございます。 鍵盤的には最も高い音が大きく変化しないようにボイシングするというのは知っていたのですが、最近はちょっと忘れていました。 ピッチ感メロディー感だけじゃなく、もっと響きを吟味してみたいと思います。 ご回答いただきありがとうございます。

回答No.1

ボイシングを無視すると確かに変に聞こえる進行は多々あります。 セブンスが性格をはっきりさせないことも確かにあります。 あなたは間違っているのではなく、単にコードの機能を知っているために縛られている状態です。 G7 ・・・次はCM7か、Cm、もしくはただのC。という風にお考えだと思います。実際は他にあるんです。 G7→Gm7→F→Fm→C というCキーの特殊なケースや、G7が実はドミナントのまたドミナントである場合、C7が現れて、結局Fで終わるということもあります。 そして、複雑なコード進行を充てたくなるようなメロディーはだいたいドレミの常識を超えた音である場合が多いですね。 Cキーなら、Cマイナーキーから出張してくる音もいればAメジャーから出張してくる場合もあります。キーそのものがコードのように移動してFキーにお出かけする場合もあります。 こういったキー全体の変化をも加えていくと、コードというのは無限大に広がっていきます。 これらを知識として覚えるのではなく、出てきたコードが語る意味を知ることが重要なのです。 C始まる→F悪役登場→Gアクションシーン→Cめでたしめでたし という具合に理解していくわけです。そうすると、Cキーでは他人である、A♭を含むFmというコードが出てきてもちゃんと、関連付けができます。 F悪役登場→Fm悪役が大暴れ→Cヒーローヘルプ!→Gアクションシーン→Am→苦戦!→Gまだ続くアクション!→F悪役にまだ立ち向かう→G最後の見せ場!→Cめでたしめでたし 代理コードも同じように説明すればいいのです。 Em不安な始まり→F不安的中!→Dm陰謀の数々→G戦いだ! Cヒーロー登場→F悪役も登場→Gアクション→めでたしめでたし こうやって飲み込んでいかないと他人の曲を解釈できないのです。 また、今回はアクションで表現しましたが実際はどんな物語なのかは、アレンジの音やメロディーに依存します。 しかしながら、作曲を始めて(音楽全体を見渡すようになって)1年弱。今はお行儀がよすぎる音楽で退屈してしまうのも無理も無いことです。ある意味、理論を知らないで適当に組み合わせて偶然すごいいいものを造ってしまうという人がうらやましく感じますね。

noname#101325
質問者

お礼

ご回答いただきありがとうございます。 おしゃるとおりで、私は理論から入った人間でした。 最初、メロディーとコードを考えても、「音楽理論的に突っ込みどころがあったらどうしよう」という気持ちが先行してなかなか作れなかったのをよく覚えています。 教えていただいたダイアトニックコードのメジャー化マイナー化をいろいろ試してみたいと思います。 >しかしながら、作曲を始めて(音楽全体を見渡すようになって)1年弱。今はお行儀がよすぎる音楽で退屈してしまうのも無理も無いことです。ある意味、理論を知らないで適当に組み合わせて偶然すごいいいものを造ってしまうという人がうらやましく感じますね。 自分のまわりにそんな人が確かにいます。 なんでだよと、悔しくなってしまうこともありますね。 ご回答いただきありがとうございました。

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