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2つの反応式の違いを教えてください

例えばフェ-リング反応におけるフェ-リング液の還元は (1)2Cu2+ + H2O + 2e- →  Cu2O + 2H+ と書けると思うのですが、 (2)2Cu2+ + 2OH- + 2e- →  Cu2O + H2O と何か違うのでしょうか? 酸化還元でよくこういった2種類の反応式を見かけます。 (1)⇔(2)の書き換えはわかるのですが・・・。 液性の違いか何かで使い分けるのでしょうか? よろしくお願いします。

みんなの回答

  • Freeuser
  • ベストアンサー率45% (181/399)
回答No.3

フェーリング液って、アルカリ性ではありませんでしたっけ?だとしたら、メインで起こる反応は(2)の反応になると思いますが。

  • rei00
  • ベストアンサー率50% (1133/2260)
回答No.2

> 液性の違いか何かで使い分けるのでしょうか?  それに近いですが,『液性の違い』ではなくて,「反応に関与する分子種の違い」です。  (1)式は「Cu2+ が還元される反応に H2O が関与している事」を示していますが,(2)式で示しているのは「Cu2+ が還元される反応に OH- が関与している事」を示しています。  つまり,H2O さえあれば(1)式の反応は進みますが,(2)式の反応が(意味ある程度に)起こるには OH- イオンが必要となります。その意味では液性の違いと言えなくもありませんが,たとえ pH = 1 の酸性でも OH- イオンは 10^(-13) [mol/L] の濃度で存在します。もし,この微量の OH- イオンで反応が起こっていれば,たとえ酸性でも OH- が関与する(2)式を考えないといけません。  ただし,この様な酸性で OH- を考える必要があるのは極く特殊な場合と考えて良いと思いますので,通常は,液性の違いで(1)式か(2)式かを区別して考えれば良いかと思います。  ご参考まで。

atom-kc
質問者

お礼

rei00さん、いつもありがとうございます。 よくわかりました。 では、例えば解答にこれらの半反応式を書く場合、どちらでも正解というわけではないのですね? お時間あるときに回答いただけると幸いです。

  • denden_kei
  • ベストアンサー率23% (542/2278)
回答No.1

電気系ですがフェーリング反応(の仲間)を大学の卒業研究で使ったのでぎりぎり経験者ということで。 >液性の違いか何かで使い分けるのでしょうか? (2)はOH-がないと(塩基性でないと)反応が起きない、ということを表しています。

atom-kc
質問者

お礼

おっしゃってることはよくわかるのですが、 もう少し詳しく説明していただけると助かります。 ありがとうございました。

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