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家紋の文献資料について
家紋を研究したいと思っている者です。 今までは単に、家紋が好きで本を読んだりしてきただけなので、 家紋が学問として成り立つかどうかも分かっていませんが、 家紋概説などの文献資料があればお教え願えないでしょうか? 当方家紋辞典は持っております。 どうぞよろしくお願いします。
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- goomisato
- ベストアンサー率28% (6/21)
門外漢ながら一言苦言を申し上げます。 小生は若干の事情があって我が家の家紋について色々と調べてみました。結果は、historical様には想像がつく範囲の事でしょう。 御質問の主旨は家紋に興味があり、もっと知りたい、詳しく調べてその正体?を極めたい、という事と解釈致します。 苦言とは、学問として成り立つか、という点に関してですが、学問の学とは、数学・科学・化学・工学等々のように、なになにの学という意味です。学ぶという事では無く、それらの学問が理論的に体系づけられており社会全般から認められるという事です。そのために各学会から論文が発表され、その内容が積み上げられて現在に至っています。 論理の飛躍もちょっと感じますが、前人未開の分野と考えれば、つまり学問として認められる物が無ければ、それは貴方がその分野で研究調査し世界中の第一人者と成り得るという事です。 少なくとも人文学の一分野として存在しうると思います。
- ahen70
- ベストアンサー率40% (2/5)
>仰ってる事は重々承知しております。 >そこが難しいところで悩んでおります。 >お恥ずかしい話ですが、 >その家紋が学問として成り立つための「切り口」が >分からず、非常に考え込んでいます。 >これで論文を書いていくのは非常に難しいかもしれませんね。 そこまでお考えの上でのご質問だとは失礼致しました。 参考にならないとは思いますが、けっこう俗な文化だったという 点から考えると、風俗史、美術史的な切り口くらいしか私には思 い浮かばないですね。 私は歴史が好きで、恥ずかしながら郷土史なども調べたりするので すが、historical様も歴史がお好きなようです。 ですから言わずもがなだとは思いますけど、資料集めが大変ですよね。 本気で論文を書く覚悟がおありなら、出来合いの資料に頼らず御自分 で調べるのが最上かと。しかしそれだと一生がかりの研究になってし まいそうですね。 しかも何の成果も得られない可能性が高いですよね。でも逆に考えれ ばやりがいのある研究だとも思います。私自身家紋についての体系的 な研究というものは知りません。通り一遍のものはよく見かけますが ね。専門家でも手が出しにくいんでしょうね。
お礼
ahen70さま、ありがとうございます。 論文課題として成り立つかどうかわかりませんでしたので、家紋学の概論を読んでから着手しようと思っていましたが、 そのような文献を見つけることができず、このサイトで相談した次第です。 その中で、ahen70さまの回答を読み、やはり学問としての家紋の資料はないのかもしれないと諦めがつくような感じがしてまいりました。 しかし、ahen70さまの回答にありました、屋号のお話で少し活路が見出せそうな気がいたします。 貴重なお話を本当にありがとうございました。感謝いたします。
- yanhua
- ベストアンサー率72% (508/701)
No.4です 肝心のことを忘れていました。 先ほどの http://blog.livedoor.jp/kiseki612/ の頁右下に、 高澤等氏への問合せフォームがあります。 ご相談なさるのもよろしいかと存じます。
- yanhua
- ベストアンサー率72% (508/701)
家紋については全くの素人ですが、毎朝新聞で「家紋歳時記」なるコラムに親しんでいます。 そのコラムを書いておられる日本家紋研究会副会長高澤等氏のURLをご紹介いたします。 家紋の歴史から、個別の家紋の解説まで載っております。 例えば、洲浜-suhamaを引用します(図柄は省略)。 洲浜 -suhama 洲浜は三角州にできる洲渚(しゅうしょ)である 家紋は祝賀の宴席などを飾った洲浜台を模している 洲浜台を蓬莱島とし、上には仙人が住む蓬莱山が載る やがて洲浜台は鏡餅の風習と習合し現代に伝わった 蓬莱島の意味を持つ洲浜紋は 不老不死、延命長寿を願う瑞祥的な意義を持つ家紋である 家紋としての初見は太平記巻第十七に 「…三すはま、家々の紋画たる旗、三百余流…」 と描かれる。 かな川の 松の青木の 台の物 洲浜にたてる 鶴の羽根沢 洲浜 花洲浜 三つ盛り洲浜 紀姓の氏族が用いたと考えられ、後に婚姻関係があった関東の毛野氏族に伝わり、 八田氏の一族が広く用いる 徳島県、和歌山県に多く、関東地方にも多い この程度の内容で、お求めの資料/情報のレベルに合うか否か、 はなはだ自信がありませんが.....。 URLです: 家紋の真実 日本家紋研究会発信-家紋の心 http://blog.livedoor.jp/kiseki612/archives/1209221.html リンクとして、関連書籍紹介もあるようです。 日本家紋研究会 http://www.nihonkamon.com/ *以上既にご承知でしたらご放念下さい。
お礼
yanhuaさま、ありがとうございます。 日本家紋研究会は存じておりませんでしたので さっそく訪問してみようと思います。 その中で研究している人も集まっている可能性があるので 尋ねてみようと思います。 大変貴重な情報をありがとうございました。
あなたの質問への直接的な回答ではありませんし、もう20年も前の話ですが、N.Y.のグラフィックデザイン関係の大手出版社 DOVER社から 発行された「日本の家紋集成」のような書籍がありました。 その書籍の 日本の出版社のものとは 微妙に違う ジャンル分けに 感心したことがあります。(編集者の名前は忘れましたが 日本人ではなかったと思います。) もし未見ならば 日本でする家紋学の 参考にはなるものと思います。
お礼
pinaisa-laさま、ありがとうございます。 大学の図書館や県の図書館に問い合わせているのですが 見つからないようです。 日本の家紋の本は、家紋紹介に終始しており 学術的に論ずることが難しいように思っておりましたので pinaisa-laさまご推薦の本に希望をかけていたのですが。。 もう少し色んなところを探してみたいと思います。 本当にありがとうございました。
- ahen70
- ベストアンサー率40% (2/5)
時代にもよるでしょうけど、家紋というのは実は結構いい加減。 特に江戸時代などは社会階層に関らず、自分で勝手に作ってい たそうです。 家紋を作る際に、特に公的な決まりはなかったようです。 だから今でも古い農家などは家紋があるほうが普通でしょ? むしろ屋号がある家などはもうほとんど残ってないですね。 家紋が学問として成り立つかどうかは、切り口によると思います。
お礼
ahen70さま。 回答ありがとうございます。 仰ってる事は重々承知しております。 そこが難しいところで悩んでおります。 お恥ずかしい話ですが、 その家紋が学問として成り立つための「切り口」が 分からず、非常に考え込んでいます。 これで論文を書いていくのは非常に難しいかもしれませんね。 本当にありがとうございました。
- Cyborg2007
- ベストアンサー率30% (44/143)
こういうサイトがあります ご参考までに
お礼
早速のお返事ありがとうございます。 こちらのサイトを紹介いただいたのですが 自分も何度かお世話になっております。 出来れば、学術的に使える資料をお尋ねしたいと思っております。 ありがとうございました。
お礼
goomisatoさま。おはようございます。 お礼を申し上げるのが遅くなって大変申し訳ありません。 私の質問が悪いため、うまく伝えることが出来ませんでした。 私の質問は、家紋に学問的に興味があります、これを論文主題にして論文を書こうと思っていますので、先行論文などを探しています。 何かよい文献はご存じないでしょうか?という主旨でございました。 体系的にまとめた資料はひとつだけ見つけたのですが、それ以外を見つける事ができません。 まだ担当教授も決まっておらず、相談する人がいなかったため、お伺いいたしました。 goomisatoさまのお言葉、ありがたく頂戴いたしました。 ともすれば、このテーマでの論文は私には無理かも、と諦めモードに入ります。 諦めず研究をして、この分野の一端が担えるよう、努力してまいりたいと思います。 本当にありがとうございました。