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天気図記号の矢羽根について
風力1のとき,矢羽根を右の一番上に書かず,2番目の位置に書くのはどうしてなんでしょうか。 つい一番上に長く書きたくなりますし,順番から言ってもそれが妥当ではないかと思います。 理由をご存じの方,教えて下さい。
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こんにちは。私も同じ疑問を昔から持っていました。 はっきりした回答は得られていないので申し訳ないのですが,今のところ >確かに国際式の場合は,おっしゃる通りですね。 >最初は短めに2番目に書くという部分を踏襲しているということなんでしょうか。 という可能性が高いと考えています。 日本式の場合は,国際式と違って「長い矢羽根が1本だけ(10ノット)」と「短い矢羽根が1本だけ(5ノット)」の区別は必要ありませんから,一番端に長いのを1本書いてしまっても実用上は問題ないはずですが,ぱっと見たときに,国際式の5ノットの記号の方が,10ノットの記号よりも「ああ,一番弱い風だなあ」という実感が出るような気がします。
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- KonnaMonde
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>国際式天気記号ではなく,日本式についての質問だったのですが・ >最初は短めに2番目に書くという部分を踏襲しているということなんでしょうか 気象の観測は各国が独自に自国内の各地点について行っています。 しかし、気象の変化の予測は自国内のデータだけでは出来ません。 なるだけ広い地域の多くのデータがあればより正確な予測がつきます。 その時、共通の表記をした方が変換作業をしなくて済みその他の点でも何かと便利です。 その考えに賛同する国が (世界気象機関:WMOを設立し) 共通の表現を作成し、各参加国は自国のデータを世界にも発表しています。 日本もその賛成国の1つですので、当然、国際式天気記号を採用しています。 気象データは、天気記号だけでなく、データを送ったり受けたりするときに便利になるよう定型フォーム (気象通報式:SYNOP (気象観測点)、SHIP (海上気象観測点)、METER (空港気象)、TAF (上層気象) など数十種類) も作成され運用されています。 天気図は、これらのデータを基に作成され、作成の段階で天気図記号を使用します。 気象庁は現在、地上天気図だけでなく11種類の各種天気図を作成し公表しているようです。 天気図にはこの他にも多くの種類があります。
- KonnaMonde
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>つい一番上に長く書きたくなりますし,順番から言ってもそれが妥当ではないかと思います。 その気持ちは分かります。 しかし...。 風速を表す矢羽根には、長短があるのは御存じですね。 もし先端に1つだけ矢羽が書かれていたら、その長短は判別できませんね。 なので、決まりを作っておかねばなりません。 風速は、5ノット単位で表わし、5ノットの端数がある時は、一番内側に短く書きます。 50ノットを表す三角旗、10ノットを表す長い矢羽根は外側からこの順に並べて表現します。 だから、ただの5ノットの場合は、長い矢羽根が外側に 「0」個あるものとして少し内側に書くことで、10ノットの長い矢羽根と混同しないようにするためです。
お礼
国際式天気記号ではなく,日本式についての質問だったのですが・・・ と言うより,今まで国際式を見たことがなかったので,初めて知りました。 確かに国際式の場合は,おっしゃる通りですね。 最初は短めに2番目に書くという部分を踏襲しているということなんでしょうか。